2021.11.21
吉岡里帆がナビゲート!
心地よい音楽とともに、より良いライフスタイルを考える
「UR LIFESTYLE COLLEGE」。
より豊かなライフスタイル、より良い生き方とは?
自然とのふれあい、生きた街の音、素敵な本や映画、音楽、
そして、人とのつながり・・・
様々なジャンルのゲストと考えていきます。
ゲストは、映画監督の行定勲さん。
そして後半は「GOOD LIVING COLLEGE」。
毎月3週目は、料理研究家の島本美由紀さんにお話を伺います。
今回のテーマは「年末に向けての掃除術」です。
行定監督は、1968年 熊本県生まれ。
日本アカデミー賞 最優秀監督賞を受賞した 映画「GO」をはじめ、
「世界の中心で愛を叫ぶ」「北の零年」、「劇場」など数々の作品を発表。
また、 11月20日からスタートしている『関西演劇祭』では、
スペシャルサポーターもつとめていらっしゃいます。
行定監督は熊本県のご出身。
小学生の時に熊本城で黒澤明監督の映画「影武者」が
撮影されている現場を見て、映画業界に興味を持ちはじめました。
当時は現場のセキュリティも今ほど厳しくなく、
スルッと撮影現場に忍び込んでしまったそうで、
そこで見たプロの撮影現場、大人たちがいろんな機材を抱えて動き回る姿は、
まるで戦場のようだった、今でも忘れらないとおっしゃいます。
またカンフー映画が大好きで、ジャッキー・チェン出演の映画をよく見ていたそう。
当時、カンフー好きの友達と映画を撮影した経験も…
行定監督の最初に書かれた脚本は、カンフー映画だったそうです。
映画業界への一歩となったなったのは、専門学校 退学後。
学校の講師として着任されていた堤幸彦監督に、
どうにか現場に入れないかと直談判して、プロの世界へ。
最初は本田美奈子さんのミュージックビデオや、
有頂天のミュージックビデオの制作、
ケラリーノ・サンドロヴィッチさんの元で見習いとしてお手伝いをされていました。
そんな行定監督のライフスタイル
10年ほど前、阿蘇の見晴らしが良いところに、
ご両親共々住めるようなアトリエを購入。
自然豊かな阿蘇での創作と、都会の東京での創作、
作品イメージによって場所を変えて活動をされています。
ライフスタイルにまつわる事で好きなことは、シロクマの置物収集。
監督のおじいさまが務めていた動物園でホッキョクグマを飼育されていたそうで、
当時おじいさまから、
シロクマのことについてたくさん話を聞かされていたんだとか。
そこからシロクマに対して、愛着やルーツのようなもを感じるようになり、
現在でもシロクマの置物を収集しているそうです!
今回のゲスト、行定勲監督がスペシャルサポーターをつとめる、
関西演劇祭2021が11月28日(日)まで、
JAPAN PARK OSAKA SSホールで開催中。
“つなぐ”をテーマに、 劇団・お客さん・審査員やスタッフなど、
参加するすべての人を、さまざまな形でつなぐ演劇祭として開催。
全国からエントリーされた10の劇団の作品を上演しています。
是非、こちらもチェックしてみてください!
行定勲監督の地元 熊本県。
小学生の時に熊本城で黒澤明監督の映画「影武者」が
撮影されている現場を見て、映画業界に興味を持ち始めました。