06/19 ON AIR

DAOKOの脳内にダイブ！！

６月のマンスリーゲストは、DAOKO。
待ちに待ったニューアルバム「anima」が６月２４日にデジタルリリースされる。
２年ほどかけて作ったアルバム制作について、
そしてその制作過程での彼女の脳内をじっくり紐解きました。

今回のアルバムは、自分自身の色が出た、
自分がやりたかったことはこういうことなんだと、浮き彫りになったアルバムで、
このアルバム制作期間中、自分自身を見つめ直しながら、
日々の風景だったり、普段自分が考えていることとか、
大切な人を想う時の気持ちとか、そういう自分の話を通して制作したんだそうです。

他人とはなんとなく共感して生きていくものの、やっぱり別個体なので、
他人の感覚にはなれない、でも一緒の部分を探していきたいし、
誰のことも嫌いにはなりたくない…。他人を理解したいと思う時に音楽があると思うし、
なんで自分は生きているんだろうとか、掘り下げていった歌詞が今回多く、
頭の中に浮かんだハテナを自分なりに書いていったんだそうです。


OA : 「おちゃらけたよ」　DAOKO


この曲は小袋成彬さんの紹介で知り合った、
インドネシアのビートメイカーpxzvcとの共作で、
年齢がちかくて繊細な音作りをする彼との作品です。

音楽制作以外にも、絵を描いたり、写真を撮ったり撮られたり、小説を書いたりと、
自己表現が色々あるDAOKOの最初の自己表現は、絵を描くこと。
幼稚園に通っている頃から、姉の影響で描いていたそうです。
影響された画家はいないが、フランス人画家のオディロン・ルドンの色彩感覚は、
すごく共通していると思っており、最近は画家の小指さんの作品に惹かれています。
小指さんの作品は、スコアドローイングに、聴いた音楽を絵にするという発想が
最高なアーティストで、DAOKOとも共通点がある。


OA : 「Cinderella step」　DAOKO


初めて作曲したのはこの曲。
まず絵を描いて、こんな絵の雰囲気というのを、言葉とともに
アレンジャーのサカナクションの江島啓一さんに伝えてできた曲で、
今回のアルバム「anima」の曲もかなりこういう方法で作ったそうです。

「絵」でいうと、アルバムジャケットやMVなど、まずアートワークが気になって、
その音楽と出会うこともあるそうですが、この楽曲は、ループ×増殖のMVで、
シュールで、怖くて、サブカルを感じるMVが素晴らしいです。


OA : 「cirrus」　bonobo

DAOKO official Site

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2020/6/24 Digital Release
NEW ALBUM『anima』


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