スリランカから見えてくる途上国と借金の関係
スリランカは先日、
スリランカ特産の紅茶をイランに輸送し、
イラン産石油の輸入による2.5億ドル、
日本円で約280億円の支払いにあてることで
イラン政府と合意しました。
紅茶の代名詞「セイロンティー」の産地として有名な
スリランカですが、石油の支払いを
“茶葉”でしなければならないほど、
お金に困っているようです。
スリランカは先月、ナイジェリアや
ドイツ、キプロスにある領事館も外貨の節約や
支出の削減のため一時閉鎖しました。
格付け会社フィッチ・レーティングスは、
今後数カ月以内の
債務不履行=デフォルトの可能性が高まったとして、
スリランカを格下げしました。
「インド洋の真珠」とも言われる
島国の経済に何が起こっているのか、
アジア経済研究所・研究員の荒井悦代さんに伺いました。
貿易収支はもともと赤字でしたが、
コロナの影響などで主要産業の観光業が打撃を受け、
外貨準備高が不足し、輸入に使う外貨の不足で
食料の供給が滞り、燃料や小麦粉、砂糖などの
必需品の値上がりも招いているそうです。
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