ON AIR DATE
2015.01.11
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  • J-WAVE
    EVERY SUNDAY 20:00-20:54

20 years old

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Theme is... 二十歳

「成人の日」を翌日に控え... テーマは「二十歳」

昨年、「ダブル成人式」を迎えた訓市が
「二十歳」の頃の自分、
そして、その当時に体験した旅のエピソードを語ります。

「Music Stream」は訓市がハタチの頃に
聴き親しんでいた曲を中心にセレクト!

1月11日・日曜日の夜8時から・・・ ぜひ、聴いてください!


★★★★★
番組では皆さんの「旅」と「音楽」に関する
エピソードや思い出のメッセージをお待ちしています。

番組サイトの「Message」から送信してください。
また、ハガキ、手紙も大歓迎!

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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
Antenna TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛
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スタッフ一同、お待ちしています!!!

2015.01.11

MUSIC STREAM

旅の記憶からあふれだす音楽。
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
1

Way Over Yonder / Carole King

現代最高峰の現役女性シンガー・ソングライター、キャロル・キングが1971年にリリースした歴史的名盤『Tapestry』... 邦題は『つずれおり』。

2

The End Of Innoceence / Eagles

イーグルスのオリジナル・メンバーで、ドラマー&ヴォーカリストのドン・ヘンリーが1989年にリリースしたアルバムのタイトル・トラック。イーグルスの大ヒット曲「Hotel California」のリード・ヴォーカルもヘンリー・・・彼の歌声は永遠です!

3

Right Here (Human Nature) / SWV

女性グループの台頭、活躍が目覚しかった1990年代前半、アメリカのR&Bシーンをリードしたグループのひとつが、女性3人からなるS.W.V. グループ名はSisters With Voicesのイニシャルを取ったもの。マイケル・ジャクソンの「Human Nature」をサンプリングしたリミックス・ヴァージョンは、当時、日本のFMステーションでもガンガンにオンエアされていました。

4

Find The River / R.E.M.

アメリカのカレッジ・ステーションを中心に絶大な人気を誇ったR.E.M.が全盛期に当たる1992年にリリースしたアルバムから。当時、ヴォーカルのマイケル・スタイプはアメリカン・ロック界のカリスマ的存在でした。なお、グループは2011年に突然解散してしまいました。

5

Don't Dream It's Over (12inch.Remix) / The Crowded House

ニュージーランド出身のシンガー・ソングライター、ニール・フィンを中心に、オーストラリアで結成された3人組バンド、ザ・クラウデッド・ハウス。彼らにとって最大のヒットとなったこの曲のリリースは1986年。番組では訓市がお気に入りの12インチ・ヴァージョンをオンエア!

6

Superwoman / Karyn White

アメリカ人女性R&Bシンガーで、1990年代前半にシーンを牽引したキャリン・ホワイトが1988年にリリースしたファースト・リーダー・アルバムから。当時、一世を風靡していたプロデューサー・コンビ、L.A.リード&ベイビーフェイスが手掛けた永遠の名曲です。

7

Tiny Dancer / Elton John

1971年にリリースされたエルトン・ジョンのアルバム『Madman Across The Water』に収録されたこの曲は、青春映画『あの頃ペニー・レインと』の劇中で印象的に使われていました。

8

Best Friends / Amy Winehouse

2015.01.11

ON AIR NOTES

野村訓市は、どこで誰に会い、
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。

Kunichi was talking...

★★★★★★★
二十歳。責任が出てくるというか、選挙にも行きますし、大人の階段を上り切ったというか、踊り場に出たっていう年齢なんじゃないでしょうか。僕が二十歳の頃何をしてていたかというと、朝まで呑んで、何にも無くって、とにかく時間だけあるって思っていました。将来をどうしようとか、何がやりたいかがしっかりしている人たちは僕らのような人間とは当然付き合わないので、周りには似たような人だけが集まってきまして、1人暮らししてる友達の家に毎晩意味もなく泊まったり。そんな人たちが100人単位でいたような気がします。1人暮らしをしている友達というのは、だいたい学校行ってバイトをするっていう生活なんですけど、ほとんどバイトも続かなくって、当時は親御さんからの仕送りに頼ってみんな暮らしてるんですけども、だいたい月末にお金を送ってもらって家賃払って、最初の1〜2週間で全部呑み尽くしてしまって。後はコンビニに行ってふりかけを買ってスプーンで食べていたり、誰かのお土産でもらったビーフジャーキーを煮詰めて佃煮を作ったり、クリエイティブな人が沢山いましたね。二十歳の頃っていうのは、今考えるともっといろんな事をすればよかったのかなぁと思いますが、時間のない人生の中であれだけ自由に無駄な時間を過ごせるっていうのも、今思うと大事な時期だったのかなって思います。

★★★★★★★
自分が二十歳の頃っていうのは記憶にあるようで無いんですけど、大きい変化というのは、自分が旅を始めたのが二十歳の頃だったかなぁと。自分の身の回りに飽きてしまったり、自分は誰だっていうのがちょっと分からなくなってくる時期なのかなと思うんですけど。格安航空券っていうのが出回っていた頃で、フィックスじゃなくてオープンのチケットを買ってね。ヨーロッパとアメリカに行ったのが、確か最初だったと思います。その時に、まだまだ知らない事っていうのがこの世に沢山あるっていう事も知りましたし、多分、いろいろ生意気に生きていたと思うんですけど。知らない人にすごく親切にされたりというのが本当に骨身に染みたというか。あまり感謝した事のない景色を見てウルウルくるじゃないですけど、ものすごく心に残るようになったのが二十歳くらいの旅だったのかなと思います。そこで止めておけば良かったんですけど、ズルズル引きずったので、その後6年くらいやってしまって、帰ってきた時は浦島太郎になってしまいました。
海外の学生さんは1年間休学して旅に行ったり、1〜2年休んでその後自分が本当に勉強したい学部に転部したりするんですけど、日本はの場合、例えば、受験をして4年間大学に行ったらすぐ仕事をし出して、無駄な時間じゃないですけど、自分の為だけに使う時間ていうのが無いのかなと思います。だから二十歳になった人が、もしこの番組を聴いていたら、そういう時間を持ってみるのもいいんじゃないのかなと思います。それから40代のみなさんでこのラジオ聴いてる人も現実は厳しいですけども、1年くらいちょっと休んで今後の人生どう生きるかっていうのをじっくり考えながら暮らすのもいいんじゃないかなと思います。

★★★★★★★
最近、「ダブル成人式」というのもあります。成人を迎えてから20周年ということで、僕は去年、「ダブル成人式」というのをやりました。幹事にさせられてしまって、普段やらないような事までやらされてしまったんですけど・・・同い年の東京の仲間が400人くらい集まって大騒ぎをして、その後はマハラジャなんかに行ってしまって。カラオケなんかにもいって、それこそ二十歳の頃の歌をみんな大熱唱ですよね。すごく楽しかったです。40歳くらいで集まって会うのがギリギリだって、年上の人にも言われていまして。30周年になると原型を留めてない場合が多いらしいです。もちろん、「ダブル成人式」では何年も会ってないような友達もいて、今に至る色々な話を聞いたり、意気投合して今一緒に仕事してる人もいますし、すごくいい機会だったなあと思います。40歳というのは歳と言えば歳なんですけど、社会人になってやっと20年経ったということで、「社会人の成人」という都合のいい事を考えていますけど。そういう時期に色々な人たちと会って、またこれから楽しく暮らしていくことができるのは素晴らしい事なのかなと思います。皆さんも色々な理由を付けて一度集まってみてください。