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Let's travel! Grab your music!
Theme is... Messages & Requests
『Travelling Without Moving』=「動かない旅」をキーワードに、
旅の話と、旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。
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3月5日は「Messages & Requests」特集!
番組リスナーの方からお寄せいただいた旅にまつわるメッセージと
リクエスト曲をまとめてオンエアします。
全国各地から届けられた沢山の手紙、ハガキ、メールに囲まれて…
訓市もノリノリ〜! スタッフ一同感謝しています。
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番組では皆さんの「旅」と「音楽」に関する
エピソードや思い出のメッセージをお待ちしています。
リクエスト曲をオンエアさせていただいた方には
図書カード1,000円分をプレゼントします!
番組サイトの「Message」から送信してください。
手書きのハガキ、手紙も大歓迎!
日曜日の夜に聴きたい「ゆったりした曲」をゼヒお寄せください。
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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
antenna* TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛
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MUSIC STREAM
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
Since I Left You / The Avalanches
Orphans / Beck
Waiting In Vain / Bob Marley
Nobody's Home / Ulrich Schnauss
卒業写真 / Hi-Fi Set
Say It Ain't So / Weezer
Without You / Mariah Carey
Should I Stay Or Should I Go? / The Clash
Yes I'm Ready / Barbara Mason
ON AIR NOTES
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。
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★From ウナギの昇りさん
今、世界の政治は内向きな方向へと進んでいますが、個人間では心を開いて相手と向き合えば、いい関係を築けると思います。野村さんは文化や言語を超えて仲良くなるために実践していることはありますか?
☆Kun:僕は仲良くなるために実践していることは特にありませんが、泣く・笑うっていう感情はどの国籍の人も一緒なのかなと思います。泣くのは嫌いなので大体笑わせるようにしていますが、笑いというのは必ず伝染するものでどの国の人とも仲良くなれるんじゃないのかなと思います。
★From けんすけさん
15年前、学生時代にアイルランドへ語学留学をしていた時に、クリスマス休暇を利用してベルギー、オランダ、ドイツを旅しました。せっかくだから何か買おうと、たまたま立ち寄ったとても小さなレコード屋さんでおすすめCDを尋ねると、勧められたのはUlrich Schnaussの『Far Away Trains Passing By』というアルバム。当時ポータブルCDを持ち歩いていた自分はその後の道中、ずっと聞いていました。
☆Kun:このアルバムは僕も買いまして、ちょうど知り合いがウルリッヒを呼んだのでライブにも行きました。古いキーボードを弾いたりするんですが、当時はエレクトロニカという音楽がはやっていて、いろんな人たちがラップトップで音楽を作る中、この人はアナログなものも使いながらとても暖かい音色の音楽を作っていました。僕もこのアルバムを持って随分旅をしました。
★From トニーさん
私は大学生になった年に、友達と男二人でロンドンに行きました。ビートルズ、オアシス、モッズ…等々イギリスに影響を受け、鉛のような空の下、モヒカンだらけのカムデンタウン、100クラブ、オアシスのジャケットの風景を見て回りました。念願のアビーロードで写真を撮っている時、1台の車が来ました。アビーロードに浸っている中でその車が窓を全開にして爆音で流していたのは、weezer。『おいおい、イギリスのアビーロードで浸っているのにweezerかよ!』と二人で笑いました。
☆Kun:アビーロードというのはBeatlesが録音していたスタジオの名前です。アビーロードと付けられたアルバムは、そのスタジオ前の横断歩道で4人が並んで渡ってる写真がジャケットなんですけど、トニーさんはレッチリが作った方のアルバムも知ってますか?全く同じ場所でメンバー4人が横断歩道を渡ってるんですが、全裸にソックスだけです。僕はロンドンに行ったときにそれがしたかったんですが、そんなにご自慢できるものでもないので『ソックスが抜けたらどうするんだ?』という友人の発言で、みんな断念した思い出があります。
★From chicosaさん
ある12/24の午前中、クラッシュのボーカル、ジョー・ストラマーにロンドンを案内してもらっている夢を見ました。その夢を見ている時、かけっぱなしになっていたラジオJ-WAVEから南美布さんの声で『ロンドン時間の12/23にちのxx時に、クラッシュのボーカル、ジョー・ストラマーが亡くなりました。』とニュースが流れたのでありました。
☆Kun:クラッシュのジョー・ストラマーは何度か一緒に飲んだことがあります。というか、偶然会ってしかも口喧嘩になったんですが、仲直りをしてビールをおごってもらいました。まだ50歳くらいだったと思うんですが、『また来年も飲もう』と別れて、亡くなったと聞いたときはとても残念な気持ちになったのを思い出しました。
★From tkzさん
先日、母親の生い立ちを初めて深く聞く機会があり、ある離島で生まれ育ったことを知りました。もう直接話を聞くことはできませんが、今度その地を巡ってみたいと思います。訓市さんは誰かの足跡を辿って旅をしたことはありますか?
☆Kun:もちろん好きなミュージシャンとか作家がうろついた場所やお墓に行くのは好きです。やってみたいのは昔、自分の一曾祖父さんがスコットランドの船に密航して、袴をはいてイギリスに住んでいたらしいんです。1800年代だと思うんですけど、住んでいた家がまだ残っているらしいので、そこを辿ってみたいなとは思っています。
野村訓市
1973年東京生まれ。幼稚園から高校まで学習院、大学は慶応大学総合政策学部進学。
世界のフェスティバルを追ってのアメリカ、アジア、ヨーロッパへの旅をしたトラベラーズ時代を経て、99年に辻堂海岸に海の家「SPUTNIK」をプロデュース。世界86人の生き方をたったひとりで取材した「sputnik:whole life catalogue 」は伝説のインタビュー集となっている。
同名で「IDEE」よりインテリア家具や雑誌なども制作。現在は「TRIPSTER」の名で幅広くプロデュース業をする傍ら、ブルータス等の雑誌などで執筆業も行う。