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Let's travel! Grab your music!
Theme is... MESSAGES & REQUESTS
『Travelling Without Moving』=「動かない旅」をキーワードに、
旅の話と、旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。
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4月30日は「Messages & Requests」特集!
番組リスナーの方からお寄せいただいた旅にまつわるメッセージと
リクエスト曲をまとめてオンエアします。
全国各地から届けられた沢山の手紙、ハガキ、メールに囲まれて…
スタッフ一同感謝しています。
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番組では皆さんの「旅」と「音楽」に関する
エピソードや思い出のメッセージをお待ちしています。
リクエスト曲をオンエアさせていただいた方には
図書カード1,000円分をプレゼントします!
番組サイトの「Message」から送信してください。
手書きのハガキ、手紙も大歓迎!
日曜日の夜に聴きたい「ゆったりした曲」をゼヒお寄せください。
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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
antenna* TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛
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MUSIC STREAM
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
Don't Leave Me This Way / Harold Melvin & The Blue Notes
Five Spot After Dark / Curtis Fuller
Falling Star / Karla Bonoff
Degrees Of Light / Taylor McFerrin
傷つける / クリープハイプ
This Time Tomorrow / Kinks
Now's The Time / Charlie Parker
The Dock Of The Bay / Otis Redding
Walk On The Wild Side / Eddie Brickell & The New Bohemians
ON AIR NOTES
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。
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★From:鈴木道場柔術クラブ
旅に限らず日常生活でも人の記憶は曖昧だと思いますが、訓市さんは旅の記憶をどのように整理していますか?やっぱり日記ですか?
☆Kun:確かに記憶ってすごく曖昧で、何かの映画で『人生で残るのは写真だけだ』と言っていましたが、事実として残るのは本当に写真だけなのかもしれませんね。僕は何も書いていません。頭の中をMacのデスクトップに見立てて、フォルダがたくさんありまして、そのフォルダの中に、またちいさなフォルダがあるっていうのを想像します。そうすると大体思い出したいことを思い出せます。それが正確なのかどうかというのはもはやわからないですが、そのフォルダを考えると結構簡単にいろんなことを思い出せます。
★From:GOTAさん
以前、番組で『日本にはいいところがたくさんあるんだから、日本人ならまずは日本を良く知ることが大事』という話をされていたかと思います。そこで僕は今までどのくらい日本を旅したことがあるか振り返ってみて、行ったことがあるのは21都道府県でした。訓市さんは日本で行ったことのない都道府県はありますか?また、今後行ってみたい場所はありますか?
☆Kun:本当に、日本人なんだから日本を知っておいた方がいいんじゃないかとは思います。特に最近、海外の観光客の方が多いです、僕も聞きますけど、普通、自分が行った国のことって現地の人に聞くじゃないですか。結構、答えられない人が多いんだなぁっていうことに気づきまして。海外がどうだとか、最近の景気がどうだとか、音楽の話だけじゃなくて、もっといろんなことを知ってみると面白いんじゃないかと思います。
都道府県は一応、全部行ってしまったので行ったことがない県というのはないんですけど、樺太に行ってみたいです。今はもう行けるようになったのかな?きっと樺太の夏はすごいんじゃないかなって。アラスカみたいなのかなって想像しています。
★From:はちわれドラさん
今、友達の結婚式のために印刷物を作っているのですが、2人の好きなウェス・アンダーソン監督の『ファンタスティック Mr. Fox』のような世界観がテーマのため、そのことで頭がいっぱいです。先日も『ファンタスティック、ファンタスティック・・・』と考えながらラジオを聞いていたら、野村さんが渋い声で『ファンタスティック!』と素敵に読み上げていて、ラジオを二度見。ますますファンになりました。
☆Kun:あの映画の『ファンタスティック!』の言い方は、大変『ファンタスティック!』なんですが、ご覧になったことはありますか?セットがあまりにも凝ってまして、イタリアの出版社からメイキング本が出ています。キツネの人形の衣装を作るのに、コーデュロイのうねが何ミリじゃなきゃ嫌だと、駄々をこねるウェス監督のこだわりが炸裂した、世界観をより理解できるんじゃないかと思います。次回作、これからオフィシャルでいろいろ情報がでると思いますので、その頃にお話できればと思います。
★From:ナイジェルさん
僕は約20年くらい前、特にやることもなくバイトをしながら漠然と過ごしていて、でも音楽や芸術は好きだったので一度はニューヨークのクラブやギャラリー、街、空気を感じたいと思って旅立ちました。ニューヨークは東京とそんなに変わらない空気だった気がしますが、ブルックリンやハーレムは、やはりドキドキしながら歩いた経験を今でも思い出します。
☆Kun:僕もなんとなく、ニューヨークとかロサンゼルスに行く結局の目的って、その街の空気を吸ってみたいっていうことに尽きるんじゃないかと思います。僕が初めて行った時は80年代の終わりの方とか90年代の頃で、まだまだおっかなくて、あそこに行っちゃダメだとか、あの辺は何時以降行くなって言われて。それでも行ってしまう自分と、実際におっかない光景を目にしてビビりながらもそれを得意げに日本に帰ってから話す。あれが全部セットだったような気がします。
野村訓市
1973年東京生まれ。幼稚園から高校まで学習院、大学は慶応大学総合政策学部進学。
世界のフェスティバルを追ってのアメリカ、アジア、ヨーロッパへの旅をしたトラベラーズ時代を経て、99年に辻堂海岸に海の家「SPUTNIK」をプロデュース。世界86人の生き方をたったひとりで取材した「sputnik:whole life catalogue 」は伝説のインタビュー集となっている。
同名で「IDEE」よりインテリア家具や雑誌なども制作。現在は「TRIPSTER」の名で幅広くプロデュース業をする傍ら、ブルータス等の雑誌などで執筆業も行う。