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訓市がantenna* からセレクトした記事は・・・
おしゃ旅にきょうみなし。リュックひとつで自由気ままにたびに出るオージーガール
Theme is... MESSAGES & REQUESTS
『Travelling Without Moving』=「動かない旅」をキーワードに、
旅の話と、旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。
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11月12日は「Messages & Requests」特集!
番組リスナーの方からお寄せいただいた旅にまつわるメッセージと
リクエスト曲をまとめてオンエアします。
全国各地から届けられた沢山の手紙、ハガキ、メールに囲まれて…
感謝?3の訓市です!
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番組では皆さんの「旅」と「音楽」に関する
エピソードや思い出のメッセージをお待ちしています。
リクエスト曲をオンエアさせていただいた方には
番組オリジナルの図書カード1,000円分をプレゼントします!
番組サイトの「Message」から送信してください。
手書きのハガキ、手紙も大歓迎!
日曜日の夜に聴きたい「ゆったりした曲」
「旅で聴いた思い出の曲」「動かない旅ができる曲」などなど、
リクエストもお願いします!
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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
antenna* TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛
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MUSIC STREAM
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
夢中人 / フェイ・ウォン
Yesterday / Noname
She / Elvis Costello
Rainy Night In Georgia / Rod Stewart
Sweet Memories / 奇妙礼太郎トラベルスイング楽団
Smile / Lily Allen
1979 / The Smashing Pumpkins
City Girl / Kevin Sheilds
Oboe / Jackie Mitto
ON AIR NOTES
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。
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★From:どこぞの営業課長さん
先日、インドのデリーに0泊3日での出張に行きました。私は、世界のほとんどの国が日本人であれば短期の旅行ならビザなど不要と思いこんでいたため、事件が起こりました。馴染みの旅行会社で航空券を手配してから、すぐにその旅行会社のスタッフから折り返しの電話が入り、『念のため確認ですが、ビザのご手配はお済みですよね?』の言葉にたじろぎ、手配をしていないことを告げると、相手も言葉を失う始末。旅行会社に手配を頼んでも、インド大使館に直接出向いてビザの申請をしても、今回の出張にはどうしても間に合わない状況に陥ってしまいました。しかし、同僚がインターネットで、最近のインドの主要空港では、短期旅行者向けのビザがその場ですぐに発行されるようになった、ということを見つけてくれました。こうして、航空券もビザもクリアになった私は、無事に成田空港から飛び立ったのでした。
☆Kun:確かにインドは昔、ビザを取るのが本当に面倒くさかったです。代理店にお金を払えばやってくれるんですけど、当然そんなお金なんかなくて、このお金を使わなければ、何日間プラスでいられるのか。そんなことしか考えてませんでした。時代は変わったんですね。
★From:雨の日は車をみがいてさん
旅に出るとき、天気が気にかかる方が多いと思うのですが、私は雨の旅もとっても好きです。ドライブ中のフロントガラスに落ちてくる雨のしずくをワイパーがかき消すとき、なんだか心の中にある嫌なこともかき消してくれそうな気がしますし、旅先の街も、雨でしかあぶり出されない情緒や風情がきっとあると思います。これからもその自然を楽しみながら、旅と人生を続けていきたいと思っています。
☆Kun:雨のドライブ。ロマンチックですごく好きですけど、できればアメリカの1本道みたいな曲がる必要のない、ある程度安全なとこだったらいいですね。日本、しかも東京とかだと雨の日でも乱暴な運転をしてきて、いきなり曲がってきたりUターンをかましてきたり。車を置いて歩いて帰ってくれって思う人たちがたくさんいます。楽しいですけども、ぜひ雨の運転は気をつけてください。
★From:女もつらいよさん
私は、映画『男はつらいよ』の寅さんが歩いた街を、風の吹くまま気の向くまま旅してみたいです。寅さんにはどんな状況でも受け入れてくれる、柴又という街と家族がいてとてもうらやましいです。寅さんが家族の一員だったら大変でしょうけど、寅さんはいつも女性の幸せを願い、自分は二の次。男の中の男ですね。自分を二の次にしても幸せにしたいと思えるような男性と一緒にいられたら幸せですよね。
☆Kun:ちょうど先日、ロンドンにいたときに映画の人たちと話をしていたら、『すごいボックスセットがあって、日本のなんだけど面白そうな映画があったから買ってみようかなぁと。50本ぐらい入ってるんだよ。』と言うので何のシリーズかと思ったら、『男はつらいよ』でした。英語の説明がすごく魅力的だったらしいです。男の中の男というか、楽しいお話ですが、実際、一生虎さんをやるのもなかなか大変だと思います。
★From:いぬおさん
9月に北米に行ってきました。学生時代に交換留学していたモントリオールを尋ねるのが一番の目的で、帰国以来、約14年ぶりの再訪でした。当時、留学先の大学近くの家に間借りしており、今回その家をアポなしで尋ねたところ、大家さんが旅行中でいなかったのは残念でしたが、お世話になった隣人のフレンチカナディアンのおじさんと再会できました。また、今も現地に暮らす友人たちにも会い、旧市街を巡ったり、友人の旦那さんの実家でご飯を食べさせてもらったりと、とても充実した旅となりました。訓市さんも留学先には特別な思い入れがありますか。
☆Kun:いいですね、留学先の家をまた訪ねるっていうのは。僕は留学した後、2・3年後に訪ねたきりで、それ以来戻っていないですけ。今でも高速の出口を降りて寂れた目抜通りを過ぎ、線路脇の道を走って右に曲がると自分の家で、目の前の家には大きい犬がいてとか、全部、覚えてます。夜中に貨物列車が通る音やにおい、僕の記憶の中ではとても特別な場所です。戻ってもう一度その風景を見たいと思う気持ちもありますが、思い出のまま、もう見たくないって気持ちもあって、複雑です。
野村訓市
1973年東京生まれ。幼稚園から高校まで学習院、大学は慶応大学総合政策学部進学。
世界のフェスティバルを追ってのアメリカ、アジア、ヨーロッパへの旅をしたトラベラーズ時代を経て、99年に辻堂海岸に海の家「SPUTNIK」をプロデュース。世界86人の生き方をたったひとりで取材した「sputnik:whole life catalogue 」は伝説のインタビュー集となっている。
同名で「IDEE」よりインテリア家具や雑誌なども制作。現在は「TRIPSTER」の名で幅広くプロデュース業をする傍ら、ブルータス等の雑誌などで執筆業も行う。