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訓市がantenna*からセレクトした記事は・・・
ロンドンに「二日酔い休暇」を許可する会社がある!?/a>
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Theme is... MESSAGES & REQUESTS
『Travelling Without Moving』=「動かない旅」をキーワードに、
旅の話と、旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。
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海外出張続きで、溜まりに溜まってしまった
リスナーの皆さんから届いた「旅メッセージ」をまとめて紹介!
リクエスト曲がオンエアになった方には
番組オリジナルの図書カード1,000円分をプレゼントします。
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番組では皆さんの「旅」と「音楽」に関する
エピソードや思い出のメッセージをお待ちしています。
手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
メールの方は番組サイトの「Message」から送信してください。
リクエスト曲がオンエアされた方には番組オリジナル図書カード、
1000円分をプレゼントします。
皆さんからのメッセージ&リクエスト
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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
antenna* TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛
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MUSIC STREAM
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
The Disappointed / XTC
At Your Best (You Are Love) / Aaliyah
Because I'm Me / The Avalanches
Stand By Me / John Lennon
悪女 / 中島みゆき
See The Sun / James Iha
In My Life / Roberta Flack
People Make The World Go Round / The Stylistics
A Day In The Life / The Beatles
ON AIR NOTES
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。
Kunichi was talking …
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★From ラジオネーム:ケンコウ パパさん
3年間のタイに赴任していた時、妻と息子たちが日本に帰国している間に、『見聞を広める』と称して、よくアジア一人旅をしました。カンボジア、ベトナム、インドネシア、マレーシア、シンガポール、香港、マカオといろんな国に行きましたが、海外での一人旅は「1人だからこそ、勝手気ままに行動できる自由」と、「1人ぼっちという心細さ、寂しさ、不安」が混ざり合い、なぜか無事に帰ってこられると、『ひと皮むけたぞ』という感覚が、今でも鮮明に記憶として残っています。そんな体験を大学生の長男にもしてほしいと思い、『休みに海外1人旅をしてみては』と言ったところ、オーストリアとハンガリーに行くことになり、ちょうど今彼は「気ままな自由旅」と「心細さ、寂しさ不安な旅」を満喫しているところです。帰ってきたらひと皮むけ、たくましくなった我が息子をみたいと思います。
☆KUN:1人旅って最初の3日ぐらいですかね、僕もそうですけど、どんな人も最初はちょっとしっくりこなかったり、寂しくなったりします。でも、それを振り切ると、あとはもう鳥のような自由さというか、なんならパスポート捨てても俺は平気だぞ、くらいな大きな気分で自由な時間を満喫します。僕もそろそろ1人旅に出たいなと真剣に考えている、今日この頃です。やはり大人の男として、もう一皮剥けなければ。
★Fromラジオネーム:ちあきさん
先日、The Avalanchesのイベントで楽しませてもらった千秋といいます。最前列にいた髭の男です。The Avalanchesは曲ではなく、アルバムの流れで聞くのが好きです。
☆KUN:なんとなく覚えてますよ、僕から見て右側の方でしょうか。2 ・3時間みんなニッコニコで踊っていて、その場にいる人たちが本当に楽しそうにしていると、見ているこっちもそわそわしてきて、なんかいいなって思います。パーティーは形に残らない、一瞬の空気感みたいなものですが、もし、オーラが見えるとしたら、完全幸せ桃色みたいな瞬間があります。それを味わいたくて、よし、またパーティーやるかって。気づいたら何十年もたってしまったんですが、ぜひ、またそんな場を作れたらいいなと思っています。
★From ラジオネーム:Seikoさん
先日、訓市さんのInstagramを見て気になっていた展覧会YOSHIROTTENさんの『FUTURE NATURE』と、写真展Jiro Konamiさんの『Straight, No Chaser』に行ってきました。展覧会は、用がなければ決して訪れることのないような海に近い倉庫街で行われていて、大きな空間にマッチした作品群と光や自然を捉えた個々作品は、私の好みでありました。そして、写真展が行われている場所は恵比寿と渋谷の間にあり、ここも初めての道。角に建つビルの2階。扉を開けて一通り作品をゆっくり鑑賞することができました。ラジオやInstagramを通じて、知らなかった作家さんの作品に会えたり、行ったことのない場所に行ける幸せを感じた1日でした。
☆KUN:2人とも僕より若いアーティストとカメラマンで、出会った頃はまだまだ駆け出しというか、学生のような2人でした。今では大きい仕事をたくさん手がける出世頭というか、とても頼もしい若者たちで、僕も毎回、新しい作品ができると楽しみに見に行きます。Instagramとかはそういう新しいものを見つけたりするのにはとてもいいですよね。写真を見たり、展覧会の写真を誰かがあげていて、それを見に行ったり。どっかのインフルエンサーの服を見て買いに行くとか、そういうのに使うより、ぜひ、自分が訪れたい場所とか展示会とかを探すのに使ってみてください。とてもいいと思います。
★From ラジオネーム:インプロビゼーションさん
先日、祖母が亡くなったとの連絡を受けて、急遽、祖母が住んでいた沖縄へと出かけました。自分は生まれが沖縄で、育ったのは東京なのですが、沖縄特有の平たい屋根の建物や、サトウキビ畑の合間を縫う道の景色を見ていると、自分の魂の一部に、確かにこの景色が刻まれているのだなという気持ちになります。訓市さんが魂の一部だなと感じる景色はどこでしょうか。
☆KUN:魂の一部だなと感じる景色、どこでしょう。でも、それはデジャヴみたいなもので、東京の何気ない場所もそうなんですけど、いろんな国の街を歩いているときに、急にものすごく懐かしい気分になって、『ここすごく知ってる』というふうに思うことがよくあるんですけども、なぜなんでしょうか。ボケてきたのかな。でも、魂の一部だなって感じるのは日本特有の景色とか、例えば、瀬戸内海の方で海の景色を見たり、畑の景色を見たりすると、僕は東京生まれの東京育ちで、決してそういう西日本で育ったわけじゃないですが、ものすごく懐かしいと思ったりします。もしかしたら民族が持つ、共通の記憶みたいのが僕らの体の中に刻まれてるのかなと思います。
★From ラジオネーム:suuu
僕は32歳で美容師をしていますが、5月からドイツのミュンヘンで働くことになりました。この話をいただいたとき、一番に彼女に相談しました。彼女とは約6年の付き合いになり、そろそろ結婚も考えていたところでした。彼女は僕に『そんなチャンスはないから行ってきなよ。』とすぐに言ってくれました。ただ、結婚については考えなくてはいけないので、『僕の出発までには答えを出す。もし、それまでお互いの気持ちが変わらなければ、結婚して一緒に来てくれ。』と。この番組を知ってから世界・海外について考えることが多くなりました。今までの自分なら、海外で働くことなんて想像もできなかったと思います。この先どうなっていくのかわかりませんが、楽しみながら挑戦していこうと思います。
☆KUN:自分の一生は、一度しかないですから、興味があったり、挑戦したいことがあったら、何でもしてみるのがいいのかなと。そして、忘れないでほしいですけが、無理をする必要はないです。嫌だったり、合わないなと思ったら、いつでも帰ってきていいんです。なぜなら、例えば、『行ってすぐ帰ってくるのか』って言われたとしても、それもまた自分の人生ですから、人が言うこととか、評価を気にして、自分の決断を変える必要もないと思います。ただ、行く以上、実りある楽しい素敵な時間が過ごせますように、応援していますよ。
野村訓市
1973年東京生まれ。幼稚園から高校まで学習院、大学は慶応大学総合政策学部進学。
世界のフェスティバルを追ってのアメリカ、アジア、ヨーロッパへの旅をしたトラベラーズ時代を経て、99年に辻堂海岸に海の家「SPUTNIK」をプロデュース。世界86人の生き方をたったひとりで取材した「sputnik:whole life catalogue 」は伝説のインタビュー集となっている。
同名で「IDEE」よりインテリア家具や雑誌なども制作。現在は「TRIPSTER」の名で幅広くプロデュース業をする傍ら、ブルータス等の雑誌などで執筆業も行う。