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訓市が antenna* からセレクトした記事は・・・
家飲みにオススメ!1杯当たり150円で飲めるウマいウイスキー10選
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『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。
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#370 --- 真秋のお便りナイト ---
リスナーの皆さんからのお便りをまとめてご紹介!
モチベーションになっているのが「お便り」。
選曲のオーダーにも喜んでお答えします。
訓市が選びます。
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「旅」と「音楽」に関するエピソードや思い出の
メッセージをお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎!
手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
番組サイトの「Message」から送信してください。
皆さんからのメッセージ&リクエストをお待ちしています!!
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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛
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MUSIC STREAM
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
Riptide / Vance Joy
We're All Alone / Boz Scaggs
Marina Del Rey / Marc Jordan
Nothing To Lose / Isabelle Antena
Hot Cake (Sunset Mix) / S.L.A.C.K.
The River / Aurora
Curious Midnight Star
Moon River / Kid Koala
Always In My Heart / Los Indios Tabajaras
ON AIR NOTES
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。
Kunichi was talking …
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★From RN:ゆめ さん
私、59歳にして失恋しました。とはいえ、私の一方的な片思いなんですが…(笑)。20代の頃、歳下の男性とお付き合いして辛い事が多く、年下はもうニ度と恋愛しないだろう…と思っていたのに。何よりびっくりしたのが、『まだ私、男性を好きになれるんだ』。もう恋愛などする事は無いだろう…と思っていましたが、会う度に惹かれていきました。同じスイミングスクールへ通っていた事をきっかけに話しが弾み、楽しい時間を過ごす事が出来ました。12ヶ月という限られた期間でしたが、相手の方の開業・独立を心から嬉しく思っています。隣の駅なのでお会いしようと思えば顔を見る事が出来ますが、あえて行きません。私にとって、驚くほど美意識に磨きをかけた2021年になりました。まだ私、やれば出来る!と変な自信も付き、この思い出を胸に歳を重ねて生きたいな…などと、清々しい秋を迎えています。
☆Kun:
良いじゃないですか。59歳で恋が出来るっていうのも。今は人生80年って言われてますから、その間は何歳でも恋することは大いに結構なんじゃないんでしょうか。立場上マズい人達っていうのは心の中だけで留めておいていただきたいと思うんですけども。でも、誰かお気に入りがいたりとか、例えば定食屋さんに行っても接客が良くて感じの良い人がサービスしてくれると嬉しいみたいな依怙贔屓って人間あるじゃないですか。そういうのが日々あるっていうのはとても良いことだと思ってます。
★From RN:コロンボ さん
私は昨年あたりから終活の事を考えはじめました。「65歳で終活?早い早い」などと言われるかもしれませんが、昨年からのコロナ禍の事もあり人間いつどうなるか分からないなと感じ始めたのがきっかけでした。大好きなクルマの免許も更新を辞めて、歩く事や電車・バスを使って移動するようになり、終活を考えはじめたのに逆に健康的な生活を送っています。自宅でイラストの仕事をしながらジャズや70年代のロックを聴いていましたが、最近はゆったりのんびりとした曲を好んで聴くようになりました。
☆Kun:
終活…。10年、15年前ってそんな言葉無かったですよね。最近色んなところでそういう言葉を聞くようになりました、終活とかその前の断捨離とか。まあ結局、物が多すぎて色んな選択肢があってそれをどう減らしていくかってことだと思うんですけども。僕は平均寿命まで生きるとしたらまだまだ時間があると思いたいんですけど、増え続ける余計な物っていうのを今からどうしようかなと、ちょっと考えだしましたけどね。このままいったらほぼ倉庫に住んでるような感じになってしまうので、貰った物とか必要ない物はどんどん人にあげてるんですけども。これからどうやって物を減らしていくかっていうのは来年の課題にしようかしら。
★From RN:ザイラーバレー さん
長いこと思いのままに仕事に打ち込み、飾り、遊び、食べ、飲みと謳歌してきた人生も10年前の結婚から180 度方向転換。今は眉を描くだけのメイクをマスクで隠し、ユニクロとスニーカーだけの分刻みで家族の世話をする毎日です。今日、娘を習い事に連れて行きましたら、18歳から30歳過ぎまでお付き合いをし、結婚も約束していた元彼が、ひとり娘を連れて妻と一緒に来ていたのに気づいてしまいました。衝撃が大きすぎて卒倒しそうでした。その昔、いつも車で聴いていたユーミンの「Destiny」がこの数時間頭をぐるぐる回り続けています。来週以降いつ元彼に気づかれて、その時私はどうリアクションをしたら良いのか、野村さんだったらどうなさるか是非教えて頂きたく衝撃の勢いでメッセージを送らせて頂きました。何を持って良い別れ方というのかは分かりませんが、少なくとも自分には後悔の残る別れ方をした彼が妻と自分の娘と同じ年生まれのひとり娘を連れて、ある日突然目の前に現れるとは。ラ・ラ・ランドの最後を思い出したり…。人生って、本当に何が起きるか分からないんですね。10年前には想像もしなかった、乾き切ってギリギリの結婚生活を送っている身には「ああ、この人は優しいパパをしてるんだなぁ」と、おセンチとジェラスと甘酸っぱさに一杯の夜を過ごしています。
☆Kun:
良い別れ方ってあるんですかね?お互いに「今日で最後の夜だから、振り向かないで反対方向に歩いて行こう…。」みたいな。絶対無いじゃないですか。どっちかがどっちかの方をより好きなわけで、平等っていうのは無いので。片っぽにとっては嫌な別れでしょうし、もちろんラジオで言えないようなドロドロの別れ方をした人もいるでしょうし。なんとも言えないんですけど、良い別れ方っていうのは何もその当時の別れた瞬間の時のことじゃなくて、それが2年後5年後10年後か分かりませんけども、もし会ったり喋る機会が会った時に色々あった時に「あれがあって良かったな」ってお互いに思えてたり照れ笑いが出来るのが良い別れなんじゃないんでしょうか。ということは、ザイラーバレーさん。次会ったりしたら普通に「よっ!」とか肩を叩いても良いですし、照れ隠しに後ろからカンチョーとかしてみても良いかもしれませんし、向こうも笑ったりしたらそれで全てがチャラ。良いお別れということになるんじゃないんでしょうか。くれぐれも、焼け木杭に火が付くという風にならないように気をつけてください。
★From RN:はな さん
1 0月になり、早いものであと2ヶ月で今年も終わりますね。何だか今年はいつもより早く終わってしまいそうな感じがして少し焦る日々です。改めて、1日1日を大切に過ごしたいと思っています。明日は月曜日…カレンダー通りに出勤の私にとって、明日への活力を養うステキな選曲とトークを毎週楽しみに聴いています。私がこの番組を知って聴き始めてから時間はそんなに経っていないのですが、8年も続いている人気番組の訳が分かります。1度かけた曲はかけないとのことですが、もう流れていたら無理かなと思いつつ、最近好きになったノルウェーのアーティストAURORAの「The River」をリクエストしたいと思います。
☆Kun:
かかってない曲をリクエストしたいと思うという風に送ってくださるリスナーのリクエストは大変ありがたいなと。たまに1ヶ月前にかけた曲を「毎週聴いています。」っていってリクエストしてくる人がいると、僕のハートも少し痛みます。ノルウェーの音楽ってどこか特徴があってディスコとかも盛んで、良いダンスミュージックがたくさんあるんですけど、どこかちょっと温かいメロディーがあるというか。出身の国がノルウェーだと聞くとなんとなく「なるほどね。」って思う何かがあるんですけども、まぁ8年続いてるって僕的にはすごく長いんですけども、機会があればなるべく長くやりたいなとは思ってます。
★From RN:えにぃ さん
私は静岡に住んでいます。ここ最近体が凝り固まっているように感じ、思い立って近所の室内プールで水中を歩いたり、少し泳いだりしてみました。考えてみれば運動らしい運動をするのはもう10年ぶりでした。私は決して泳ぐのが得意ではなくクロールで25メートルが精一杯なのですが、それでも自分のペースで水泳をするのは、とても気持ちの良いものだと感じられました。これまでの習慣を変えることも、ちょっとした「旅」かもしれませんね。
☆Kun:
運動らしい運動をするのが10年ぶり。まだまだですよ。僕、何年だろう?人よりは歩きますし自転車も乗りますけど、運動らしい運動っていうのは、そうですね…。北京オリンピックぐらいからしてないかもしれません。
★From RN:トマトまと さん
毎週楽しみに家族で拝聴させていただいています。3歳半の息子と日々散歩をしながら遠い場所ではなくとも、小さな足元に咲く花や虫を見て新しい世界を教えてもらい旅しているような発見の日々です。15年ほど前、バックパッカーで初めてのインドやタイ、ネパール、バングラディッシュなどを回った後、拾ってくれた映画関係のアルバイトで入った会社の先輩から教えてもらった曲をリクエストします。先輩に恋をし、報われずでしたがこのリミックスを教えてくれた先輩に感謝です。久しぶりに聴くと懐かしさでホワッとします。もともとの曲自体も大好きなオードリー・ヘップバーンの「Moon River」。キッド・コアラのリミックスヴァージョンをお願いします。
☆Kun:
小さい子供と散歩するって、うちは子供がもう大きくなってしまったので最近は無いですけど2、3歳の時って本当に新しい発見の連続でこんなものに反応するの?っていうのから、子供って視線がすごく道から近いじゃないですか。だから僕らが見ている景色と全く違うものを見てるんですよね。それをなんでも拾ったりしてはくれるんですよ。欲しくなくても。貰う物の中に色々ありましたけど、こんなものが落ちてるんだ?とか、色々あってすごく楽しかったですし、それがなくなってとても悲しいです。ちょっと前は海外にこの時期出張で行く時にですね、空港のイミグレーションでポケットの中のものを全部出すじゃないですか。お財布出して「コインは残ってませんか」、「全部のポケットに何も入っていないはずです」っていうと必ず何か入ってるなぁ、と思って出すとそれがどんぐりだったり。どっかのタイミングで人のポケットに入れるんですよね、貝殻だったり。それが子供が2、3歳の時ってありとあらゆるジャケット全部に入ってましたから「まただ…」って思ってましたけど、今はどんぐりが恋しいです。
野村訓市
1973年東京生まれ。幼稚園から高校まで学習院、大学は慶応大学総合政策学部進学。
世界のフェスティバルを追ってのアメリカ、アジア、ヨーロッパへの旅をしたトラベラーズ時代を経て、99年に辻堂海岸に海の家「SPUTNIK」をプロデュース。世界86人の生き方をたったひとりで取材した「sputnik:whole life catalogue 」は伝説のインタビュー集となっている。
同名で「IDEE」よりインテリア家具や雑誌なども制作。現在は「TRIPSTER」の名で幅広くプロデュース業をする傍ら、ブルータス等の雑誌などで執筆業も行う。