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訓市が antenna* からセレクトした記事は・・・
暗記大嫌い人間が生み出した「最強勉強法」、すぐできるコツ3選 - 逆転合格90日プログラム
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『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。
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#429 --- 2022年のシメは、“お便り” ---
今年も番組で紹介できないほどの“お便り”を
お寄せいただき有り難うございました!
2022年のラストは、“お便りナイト”・・・
曲のリクエストや選曲のオーダーにも
お応えします。
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「旅」と「音楽」に関するエピソードや思い出の
“お便り”をお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎!
手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
番組サイトの「Message」から送信してください。
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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛
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MUSIC STREAM
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
Hang On Now / Kajagoogoo
True Love / Glenn Frey
So We Won't Forget / Khruangbin
The Whistle Song / Reggae Disco Rockers
家へお帰り / 井上陽水
Once Around The Block / Badly Drawn Boy
Alewife / Clairo
Don't Dream It's Over / Sixpence None The Richer
The Whole Of The Moon / The Waterboys
ON AIR NOTES
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。
KUNICHI was talking
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★From RN:オハナ さん
私は今22歳、福岡の花屋で働いています。私は大好きだった人の影響で訓市さんのことを知り、彼と一緒に過ごした1年半、どこへ向かう車内でも訓市さんのラジオを一緒に聴いていました。約3年半前、就職で縁もゆかりもなかった岐阜へ配属になりましたが、彼と出会えたおかげで大好きな場所となりましたし、私の知らない映画・本・音楽・料理・考え方・人、たくさんのことに一緒に触れ、人生を形作るベースのようなものを教えてくれたような気がします。お別れして早1年、大好きなお花や植物に囲まれて十分幸せに過ごしているはずなのに、ふとした瞬間彼が好きだった映画・音楽・本に触れるたび、あの瞬間を思い出し恋しくて泣いてしまう毎日です。ですが、やっぱりやりたいことの一つだった植物に関わる仕事が出来ているのも岐阜での生活があってこそだと思っています。彼の新しい生活が素敵なものでありますようにと祈って、私も胸を張って前を向いて、たまには振り返って頑張って生きて行きます。
☆KUN:
良いじゃないですか。振り返れる恋があるっていうのは人生の宝というか、大事な大事な糧となると思います。まぁなんでもかんでも叶ってしまったら最初に付き合った人とそのまま結婚して一生を終えるのかっていうより、色んな恋をした方がそのあと、実りの多い人生になるような気がしますよ。
★From RN:こまった さん
30代のお役所仕事をしている者です。先日、念願叶ってKhruangbinのライブを観に行くことが出来ました。2019年フジロックのKhruangbinのライブを自宅でオンライン中継で観てからとてもファンになり、今年来日の情報を得てからずっと楽しみにしていたライブでした。普段聴いている曲をアレンジしたものもあり、坂本九の「上を向いて歩こう」が突如流れる展開もカッコよく、素晴らしいライブでした。野村さんもKhruangbin好きというのを伺ったことがありますが、観に行かれたのでしょうか。
☆KUN:
もちろん行きました。初日の豊洲ピットの方に行ったんですけども、まざ素晴らしいというか、家に欲しいなと思いましたね。ハウスバンドとしてリビングの外れあたりで淡々とリズムを刻んでもらえたら、どんな嫌なことがあっても行きていけそうな、そんなライブでしたけども、とにかくベースがかっこいいですよね。チュッと動く、たまーに膝を折り曲げたりしてベースを弾くんですけども、引き算のセクシーさって言うんですか。あれを見ていると「あぁ…俺がベースになりてぇ」と思わずにはいられなかったんですけども。ライブの途中にクラシック・ヒップホップの元ネタメドレーみたいなのがあるんですよ。4小節ずつどんどん変わっていくんですけども、アース・ウィンド&ファイアの「Summer Madness」とかも演りつつ、そこにギターで坂本九の「上を向いて歩こう」を被せたりですね、とにかく素晴らしいっていうか、家に欲しいって思いました。Khruangbinのライブ、観たことのない人は次回いつになるか分かりませんけども、必ず行ってください。
★From RN:サーパスコーヒー さん
31歳の会社員です。先日、近所の湖の遊覧船に2歳の息子と12月に女の子を出産予定の妻と、恐らく家族”3人”最後の休日を過ごしました。当日は天気が良く冬を伝える渡り鳥も飛んでおり、秋独特の少し乾いた日の光が反射してとても綺麗な景色でした。来年産まれてくる子は女の子で、名前を付けるのが難しく悩んでいます。直感で気に入った名前か、産まれてくる子供の顔を見て決められたらなと思います。訓市さんは娘さんのお名前を決める時に大事にされたことはありますか?
☆KUN:
名前ね、難しいですよね。特に女の子の場合、もし結婚して将来も夫婦別姓が出来ない場合は知らない相手の名字になった時に画数も変わるわけですから。それを見越した上での名前を付けなきゃいけないんだと思うんですが、まぁ何個かストックしておいて、生まれてきて顔を見た時にその中から選べば良いのかなと思うんですけども。僕が気にしたのは自分の名前が外国人とかに読みづらいわけですよ。訓市をみんな「クニイチ」と読みますし、なんならそれが「クニチワ〜」になってしまって、パスポートを見せるたびに嬉しそうな顔をされると腹が立つんですけども、満面の笑みで「クニチワ〜」みたいな。それで怒ったりするから、あんなにアメリカに行っているのに一度も入管で止められたことはないんですけども、そういうやり取りが僕を救ってくれてるのかもしれませんけど。まぁ外国人が読んでも読みやすく、なおかつ日本人のちゃんとした名前っていうのが良いんじゃないのかなーって思いますが、いかがでしょうか。
★From RN:おすぎ さん
いつも夜の車中でこのラジオを聴いている32歳の男です。先日新たなるチャレンジのため、新卒入社時から約10年間勤めた会社を退職しました。ハードワークが必要な業種だったため、心のリセットも兼ねて次の会社で新しいスタートを切る前に妻と娘の許しを得てオーストラリアとインドに向かう約2週間の旅に出ました。オーストラリアでは少し前から嗜んでいるスケートボード、インドではヨガと瞑想を軸に色々な方と出会えたらと思っています。オーストラリアのバイロンベイでの旅の初日、宿泊したドミトリーでルームメイトのフランス人ナイスガイの雷鳴のようなイビキと、夜の情事を彷彿とさせる寝言をくらい目が覚めてしまったので、せっかくならこの状況を楽しもうと投稿してみました。残り約2週間、まだまだ予想出来ないイベントに巻き込まれそうですが、なんだかんだでグッドトリップになる、いや、しようとワクワクしています。
☆KUN:
1人旅に行って良いと言ってくれる奥さんと娘さんですか。良いご家族を持ったと思いますが、もう随分ドミトリーに泊まってないなーと思いましたが、先週話したロスは久しぶりにそんな感じでしたね。同じ部屋に2人いて、1人は雷鳴どころじゃないぐらいのイビキで何度枕をそっと顔に押し付けようかと思ったか分からないくらいですし。もう1人はですね、寝る時は落語を聞かないと寝られないんですけど、寝てる間にイヤホンが耳から転げ落ちてずーっと落語が鳴ってるんですよ。自分も酔っ払ってトイレ行こうかなー、行くの面倒臭いなー、寒いなーって意識が朦朧としている時にどこからか聞こえてくる落語。でもすごい楽しかったですけどね。1週間一緒にいましたから。昔ってこうだったなー、この歳でもそんな旅行が友達とできるっていうのは最高だなって思ったんですが、とにかく、おすぎさん良い旅を。
★From RN:T.N さん
先日の番組で「書く」ということは自分が1人で出来る唯一無二のものであり、材料は全て自分の頭の中にとおっしゃっていたことが印象に残りました。ここ何年も旅に行くことが出来ずにいましたが、「書く」という行為を通して「動かない旅」が出来ると思いました。まずは身の回りの小さなことから自分が書きたいことを探してみたいと思います。
☆KUN:
本当に書くって元手ゼロですし、日本にいたら義務教育の間に最低限書けるようにはなっていると思うので、何か新しいことがしたいとか自分も表現をしてみたいけど絵も描けないし音楽も出来ない。そうやって諦めてしまったあなた、ぜひ書いてみませんか。僕の友達で映画監督の人がいるんですけど、彼は思いついたこととか、人が話していて素敵だなと思った言い回しをすぐメモ取って、それを1週間おきぐらいにカードにしてましたね。昔の英単語カードみたいなのあるじゃないですか。表に会話で出てきた言い回しを書いたらそのリアクションとか答えは何だったっていうのを裏に書くっていう。それをたくさん集めて筋書きを作ったら、その使えそうなものを当てはめていくっていうのをやっていましたけど。ちょうどそうやって脚本を書いている時に家に泊まっていたことがあって、ああ文章っていうか物語ってこういう作り方もあるんだなーって思いました。自分に合う書き方っていうのがあると思うので、皆さんぜひ短編とかを書いてこの番組まで送ってみてくださいませ。
★From RN:雨の日と月曜日 さん
毎週月曜日の朝に下りの中央道で拝聴しております。このラジオに出会うまで好きな仕事とはいえ月曜日の朝はやっぱり憂鬱でした。ですがおかげさまで「やった〜月曜だ」と朝起きることが出来るようになっております。月曜日の朝が楽しみって凄くないですか? 訓市さんに心より感謝しております。
☆KUN:
何度も言ってますけども、月曜日の朝に相応しい声ではないような気がするんですが、そういう風に受け取ってくれる方もいるわけですね。月曜日が憂鬱ってあんまり思わないですけど、たまに呼び出されて日曜日の夜に痛飲してしまって月曜日の朝から激二日酔いって時は本当に憂鬱ですけどね。週の頭からこんな始まり方をしてしまったと思うと、だいたいそういう事をしちゃうとその週って突っ走っちゃうんですよ。もう月曜の夜から飲まないとやってられないぜ、みたいになってしまって水曜日ぐらいになると顔が真っ白みたいな。来年はそんな時間の過ごし方を少し改めようと思いつつ、なんか良いお酒ないですかね? たくさん飲めて、良い酔い方をして、なおかつ翌日に残らない。そんなお酒がありましたら、番組までご一報お願いします。
野村訓市
1973年東京生まれ。幼稚園から高校まで学習院、大学は慶応大学総合政策学部進学。
世界のフェスティバルを追ってのアメリカ、アジア、ヨーロッパへの旅をしたトラベラーズ時代を経て、99年に辻堂海岸に海の家「SPUTNIK」をプロデュース。世界86人の生き方をたったひとりで取材した「sputnik:whole life catalogue 」は伝説のインタビュー集となっている。
同名で「IDEE」よりインテリア家具や雑誌なども制作。現在は「TRIPSTER」の名で幅広くプロデュース業をする傍ら、ブルータス等の雑誌などで執筆業も行う。