TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING

『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。

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#432 --- 2023年も“お便り”で ---

訓市のモチベーションをアップする
“お便り”をまとめて紹介！

リクエスト曲はもちろん、
選曲のオーダーにも随時お応えします。

番組サイト経由でメッセージを送ってください。
旅の話や思い出から恋愛、仕事、人生などなど・・・
テーマはなんでもOKです。


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「旅」と「音楽」に関するエピソードや思い出の
“お便り”をお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎！
手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
番組サイトの「Message」から送信してください。

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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛

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KUNICHI was talking

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★From RN：ロマンスグルマン さん
42歳、カレー屋です。2018年にこの番組で「地元の前橋に食堂を開きたい」という内容のメッセージを読んでいただいた者です。その時に訓市さんからいただいた言葉に背中を押していただき、少し時間は経ちましたが前橋で念願のお店をオープンすることができました。まだまだ理想のお店とはいかないものの、おかげさまで忙しい日々を送っています。お店がオープンして少し経った頃、「もしかして以前、訓市さんのラジオ番組で前橋にお店を出したいというお便りを読まれた方ですか？」という内容のインスタのDMを2通いただきました。まさか数年前の自分の出したお便りを覚えている人がいるとは思わなかったので、驚きと同時に喜びと興奮が自分の中に押し寄せてきました。その後、2人ともお店を訪れてくれて、お便りを覚えてくれていたことの感謝を伝えることができました。ラジオ番組を通じて人と出会うことができたというのは、とても素敵な体験でした。面白そうな人たちと、ありそうでない出会いを招いてくれた「Travelling Without Moving」に感謝です。良い出会いをありがとうございました。

☆KUN：
ラジオの面白いところはそういうところで、先日バンコクに行っていたんですけども、自分がデザインしたお店に行ったらラジオリスナーの人たちが来ていまして、一緒に飲むことになったんですけども。まさかタイでこんなことになるとは！と思ったんですが、バーテンの人に聞いたら「ほぼ毎日、日本人来るよ。なんかみんな、君のラジオを聴いてるらしい」って言われまして、バンコクにそんなに日本人がいるのかってびっくりしたんですけども、ラジオって本当にフラットなメディアというか、僕が勝手に話しているという番組を会話のように聴いてくれているのかなー、だからそういうお店に行ってくれたりするのかな？なんて思ったんですけども。これが雑誌だと情報としては知っても、なんか自分の為にってどこか思えないじゃないですか。と言う訳で、今年もボソボソとラジオで話していきますので、たまに食べ物屋の話なんかもしようかなと思います。



★From RN：ポーリン さん
2月のレッド・ホット・チリ・ペッパーズのライブに当選しました。3回目のレッチリ、2回目のジョン・フルシアンテにとてもワクワクしています。レッチリは2022年に2枚もアルバムを出して、ジョンは今年の2月にアルバムをリリースと新作ラッシュで驚きです。『By The Way』をリリースした2002年当時 私は中学2年生で、それはそれはたくさんこのアルバムを聴きました。そして同時期に拾ったトカゲにアンソニーと名付けたのを思い出しました。

☆KUN：
レッチリね、2枚も出してビックリしましたが、中学で『By The Way』っていうのにビックリで。僕でいうと『母乳 - Mother's Milk』っていうアルバムを最初に1番聴いたんですけど、あれが中学とか高校1年くらいだったような気がしますが。まあ1番聴いたのは『Blood Sugar Sex Magik』なんですけども、僕はどうしてもあの頃のバリバリファンクというか、あの音が好きで。ジョンが1番ギタリストで好きなんですけど、復帰した後って割と枯れたというかメロディアスな曲が増えたんですが、やっぱりレッチリって言うとぶっといベースにシンプルなドラムにギターが鳴っていないと嫌なんですよね。皆さんいかがでしょうか。



★From RN：aki さん
3年前に会社を設立して大変な3年間でしたが、3期とも黒字決算にすることができました。海外に行くことは難しかったこともあり、オンラインで海外の大学に留学して無事に修了することができました。私は中年ですが、若い学生さんが多く色んなことを吸収させてもらいました。2023年度も色んなことにチャレンジして成長できたらと思っています。

☆KUN：
歳をとって学校に行くとか勉強をするっていうのはとても偉いなというか、やってみたいけど気力がないんですけども、若い時って歳上に憧れるじゃないですか。自分よりモノを知っている人が多くて、それが音楽でも洋服でも何でも良いんですけど。働くようになって右も左も分からない頃にテキパキ、テキパキ仕事をこなす大人を見てやり方を覚えていくと思うんですが、30を過ぎると今度はどんどん凝り固まってくると思うので、歳をとったら逆に若い人に学ぶことの方が多いんじゃないのかなって、最近特に思うんですけど、意識的にそういう場っていうのを多分作らないと、どうしても身内で固まるのが歳上の癖じゃないですか。今年は皆さん、ぜひ若い人がいるところに出掛けて行くのはどうでしょうか。



★From RN：Lucky☆Bridge さん
このメッセージを書いているのは2023年1月4日の午前0時25分。手元の携帯が訓市さんのインスタライブの始まりを教えてくれました。開いてみるとオールドジャズが聞こえ、とても雰囲気の良いバーの映像が。数日前の投稿で訓市さんがタイに行っているのを思い出しました。「タイ」「バー」…。もしかしてと思ったら、もしかしてでした。ラジオで紹介されていた例のバーからの生放送。新年早々、「どデカいお年玉」をいただいた思いでいっぱいです。本当にありがとうございます。

☆KUN：
そうなんですよ。休みと、仕事相手とのちょっとした話もあったのでタイに行っていたんですけども、やっとデザインしたバーに行くことができまして。日本人のお客さんが多いって言うので、じゃあちょっと内装が見えるからインスタライブなぞをやってみようかなと思って始めたんです。途中で急に飽きてやめたんですけど、自分が飲んでる時に喋るのって面倒くさいなと思いまして、あと書き込みの字がちっちゃいじゃないですか。何か質問があったら答えなきゃいけないのかなと思いつつ読もうと思ったんですけど、結構目が追いつかなくって疲れてしまいました。よく「インスタライブをやらないんですか」って言われるんですけども、あれTwitterよりも危ないなと思いましたしね。酔っ払ってる時にやって何言うか分かんないじゃないですか、こっちはすっかり気分が良いですから。お店に置いてあったジェームソンを1本いただきまして、もうすっかり酔いしれてましたからね。と言う訳でインスタライブね、またいつか。



★From RN：ハマのママ さん
昨年後半に待望の男の子を出産しました、会社員の女性です。結婚前から夫婦で訓市さんファンで、いつか子供が産まれたら名前は訓市にしよう！と夫婦で話していたため、息子誕生の際は何のためらいもなく「訓市」一択で命名させていただきました。周りから名前の由来をよく聞かれるのですが、まず訓市さんの紹介をして、訓市さんのように自分でやりたいことを見つけて自分で造った人生を歩んでほしい、世界に羽ばたいて経験を自分の糧にしてほしい、人に媚びることなく周りから愛されてほしい・・・などと訓市さんの魅力を話しながら我が子への願いを説明しています。我が家の訓市君は夜中になると目がギラギラで、朝になるとミルクの時間になっても起きてくれない完全な夜行性で、これも訓市という名前にあやかったのではないか！？と夫婦で笑いながら話しています。訓市さんはご両親から訓市さんがどんな風に育ってほしいと願っていたか？など聞かれたことはありますか？

☆KUN：
ありがとうございますと言うか、新年早々気の重いお便りなんですけども、やっぱ外面良く生きた人間のこういう弊害でしょうかね。書かれている素敵な文章一行一行読む度に自分の心が沈んでいくのは何故なんでしょうか。僕より良い人生であれば良いなと思わずにはいられないんですけども、大丈夫でしょうかね本当に同じ名前で。前にもそういうリスナーの方がいましたけども、これからも真面目にコツコツと生きていかないといけないなと思いました。親にどんな風に育ってほしいか…幼稚園で言われたようなことしか言われてなかったですけどもね。「食べ方は綺麗に」っていうのはすごく言われて、お陰でそこに対しては神経質な人間になりました。”ボロは着てても心は錦”と言うじゃないですか。「お前、一番安い定食屋で食ってるくせに料亭みたいな食い方するんじゃねー」って言われたことありますけども、ぼく森永のチョコボールが大好きだったんですよ。めったに買ってくれないんですけども、お箸がちゃんと持てない時にチョコボールをお茶碗に入れて「食べていいわよ、ただしちゃんとした箸で持ってね」みたいな。これが星飛雄馬の大リーグ養成ギブスみたいな働きをしましてですね、震えながら「獲れた！」みたいな。ゲームにすると何でも子供って喜んじゃうじゃないですか。何個獲れたかしらねー、みたいなのにまんまとノセられてしまい、お陰様で今でもお箸の持ち方だけは綺麗です。



★From RN：coco’69 さん
秋頃に「娘が彼氏と海外自由旅に出発」というメッセージを書いて読んでいただいた者です。その後、無事帰国し、充実した時間を過ごせたようです。行かせる前は随分迷いましたが、私が体験した女性一人旅の危険な思いはしなかったのは、まあ良かったのかなと。スリルな体験もアリですが。話は変わりますが、以前訓市さんが紹介していたウォッカ。円安で一時値上がりしましたが、口当たりが私好みでラジオ聴きながら飲んでおります。

☆KUN：
覚えていますよこのお便り。なんてけしからん事を許した親だとちょびっとは思いましたけども、無事に帰国したそうで何よりだと思いますが、「充実した時間」というのがもの凄く気になるんですけどもね。色んな観光名所を巡れて充実したんですよね？ まぁ子供が海外旅行にポンポン行けるってこと自体が本当に平和な世の中というか、良いことだなーと。今回もタイに行って思いましたけども、今みんな円安円安って言いますけども、円安を抜いたとしてもすごく高くなってるんですよ。僕らが若い時は「タイは若いうちに行け」っていう旅行代理店のスローガンがありましたけども、まだまだ安い物もまだありますが、高くしようと思ったらもう日本と変わらないような世の中を見て、日本大丈夫なのかなと。若い人たちが僕らの若い頃のような恩恵というかですね、そういうものを与えられる国でい続けることができるのかなと思うと中々難しいのかなと思ってしまいました。