ON AIR DATE
2023.01.29
BACKNUMBER
  • J-WAVE
    EVERY SUNDAY 20:00-20:54


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訓市が antenna* からセレクトした記事は・・・
向田邦子の真骨頂、“食”をテーマにまとめたエッセイ集『メロンと寸劇』

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TUDOR logo


『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。

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#434 --- “お便り” ナイト---

訓市のモチベーションをアップする
“お便り”をまとめて紹介!

リクエスト曲はもちろん、
選曲のオーダーにも随時お応えします。

番組サイト経由でメッセージを送ってください。
旅の話や思い出から恋愛、仕事、人生などなど・・・
テーマはなんでもOKです。


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「旅」と「音楽」に関するエピソードや思い出の
“お便り”をお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎!
手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
番組サイトの「Message」から送信してください。

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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛

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2023.01.29

MUSIC STREAM

旅の記憶からあふれだす音楽。
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
1

Fools / El-Malo

2

アカシア / 松任谷由実

3

3月のせい / 鈴木祥子

4

希望のうた / Misia

5

Waltz For Debby / Bill Evans Trio

6

いつも通り / シュガーベイブ

7

奇跡 / くるり

8

ファイト / 中島みゆき

9

Drip Dry Eyes / 高橋幸宏

2023.01.29

ON AIR NOTES

野村訓市は、どこで誰に会い、
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。



KUNICHI was talking

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★From RN:えいこ さん
日曜のこの時間に聴く野村さんの低音がなんとも心地良いです。私はジャンル問わず読書をしますが、作家の伊集院静さんが毎年、成人の日に某お酒メーカーの広告として新聞に成人へのメッセージの掲載をするそのメッセージがとても美しく、毎年読むのを楽しみにしています。先日のラジオで野村さんが好きな絵本についてお話しくださったのですが、好きな作家さんがいらっしゃいましたらお聞かせいただけないでしょうか。

☆KUN:
昨日も飲み過ぎてしまいまして、本人も自覚するほど声が低いな〜って思うんですが・・・そういえば先日、ちょっと声の収録に参加してくれって某兄弟の姉に頼まれてスタジオに行ったんですけども、録音室にドラムが置いてあったんですが、僕が喋り出すとドラムが共振しちゃうんですよ。低過ぎて。タオルとか置いて音を消さなければいけなかったんですけども、今日はそのくらい低いんでしょうね。作家さん、まぁたくさんいますけどジョン・ファンテっていうアメリカの作家とかヘミングウェイとか、何度でも読める小説をたくさん書いてる人のはよく読みますかね。あとティム・オブライエンとか。



★From RN:新規登録が出来ないさん
一昨日すんごく頑張りました!何を頑張ったかと言うとオンラインショップサイトの新規登録です。5時間くらいチャレンジしたけど出来ませんでした。私昔ながらのガラケーなんです。皆んなが楽々普通にやっていることが出来ないって、すんごいダメ人間だと判を押されたように感じて傷つきました。

☆KUN:
ガラケー…そうでしょうね。もしかしたら色んなことが出来ないのかもしれませんが、考えてみるとガラケーを使ったのっていつなんだろうってぐらい昔のことになってしまいました。僕は途中からBlackBerryっていう携帯に変えて、あれって文字盤が付いてるんで、すっごく打ちやすかったんですよ。仕事で使うには多分あれが本当に一番ラクで、iPhoneに変えた時ってタッチパネルに慣れなくてメールやテキストが来ても一切返事をしなくなったことがありますけども。まぁ確かにオンラインとか最近すごいジャンクメールとか多いじゃないですか。某有名サイトの再入力をして下さいとか、やたらと来るので変なところにすぐ入力をして物を買ったりしないほうが良いのかなと思います。



★From RN:うさぎ年は良い年かな? さん
去年の紅白でMISIAさんが矢野顕子さん作詞作曲の「希望のうた」という曲を歌われていたのですが、素晴らしかったです。でも矢野さんとMISIAさんの歌い方が違うから矢野さんの曲にはあまり思えなかったけど、でも矢野さんが歌ったら矢野さんっぽいんだろうなと思いました。私は矢野顕子さんが学生の頃から大好きで、傷つくことの多かった日々を矢野さんに支えて癒していただいていました。命を救っていただいた。学校で酷いことがあっても、家が冷たくてもCDデッキから聴こえてくる矢野さんの歌声と演奏に、温かいその曲達の世界に入れて何もかも嫌なことは忘れられた。身体全部を預けて曲に身を委ねる、あの頃そういう濃厚な音楽体験が出来たことは今思うと貴重な、その頃にしか出来ない経験だったなと思います。

☆KUN:
矢野顕子さんって本当に素晴らしいミュージシャンというか、ピアノも天才的だと思いますし、何しろ歌い方が独特なのでどんな歌を歌っても自分の音楽にしてしまうっていうのが矢野さんのすごいところなんじゃないんでしょうか。



★From RN:おめぐ さん
今年結婚10年目、この番組のリスナー歴も同じくらいの主婦です。今年の初め、3年ぶりに思い立ち夫と飼い猫に留守番をお願いして一人旅に出ました。行き先は鹿児島。最近急にどハマリしてしまった名エッセイストであり脚本家、向田邦子さんの展示を見たい!と勢いで新幹線と宿を予約。下調べはなるべくせず、自由気ままな1人です。錦江湾から眺める桜島に圧倒され、名物ジャンボ餅を食べ、路面電車や循環バスと徒歩で街を散策…たった2泊3日の旅でしたが、「今から何を食べるのも、どこに行くのも私の自由だ!」と思うと羽が生えたかのような解放感を味わい満喫できました。が、しかし、私の一人旅において唯一問題が、“夜ぐっすり眠れないこと”。布団や枕が変わること、ホテルの部屋で何か良からぬ怖いものが見えたり、聞こえてしまうんじゃないか!?という怖さというのが主な原因だとは分かっているのですが、訓市さんほどの旅の上級者さまは、やはりどこでもぐっすり眠れるのでしょうか? それとも独自の「入眠儀式」のようなものはありますか?

☆KUN:
どこでも寝れますね。昔から目も悪いんで枕の端に蛾の死骸がたくさんあっても気づかなくて寝てしまいますし、虫がいても平気ですし。大体ホテルに泊まる時って気絶寸前で帰ってきてバタンキューってやつじゃないですか。もう靴下も脱がないで酔っ払って寝るみたいな。なので寝れますね。逆に3時間後には目が覚めちゃったりとかしますけど。入眠の儀式… 特に今の時期で言うと、とにかく寝る部屋の温度をキンキンに冷やすってことです。猛烈寒い部屋にして自分もパンイチとかでウロウロ歩いて、もうこれ以上耐えられないぐらい寒いって時にぬっくぬくの布団に飛び込むと大体ノックアウトですよね。1分くらいで意識が遠のくんじゃないんでしょうか。次の一人旅でも部屋をキンキンにしてですね、外気をたっぷり入れて一気に寝てみて下さい。



★From RN:ようちゃん さん
私は現在ブータンというアジアの小さな国にいます。離れた場所にいますが、毎週楽しみに聴いております。以前、付き合っていた彼と遠距離になることが原因でお別れ話をした話をし、その彼へのお礼を番組を通じて伝えていただきました。ありがとうございました。その後ラジオのおかげもあり、縁あって今またその彼とお付き合いできています。今後どうなるか分かりませんが、自分なりにこの恋を精一杯楽しみながら大切にしていきたいと思っています。そして遠距離を一緒に乗り越えようと決意してくれた彼に感謝して過ごしていきたいです。その彼と来月タイのバンコクで久しぶりに会って、一緒に旅行をする予定になっています。今はその計画を立てている最中です。訓市さんのインスタグラムで訓市さんがバンコクに行っていることを知りました。もちろん、来月の旅行の際には訓市さんの手掛けたバーには行く予定です。もし他にもおすすめのレストランやスポットがあればぜひ教えていただきたいです。

☆KUN:
僕らがバックパッカー時代行きたくても絶対行けなかった秘境と言われたブータン、そのブータンで毎週ラジオが聴けるっていうのに衝撃を受けてしまったんですけども、どんな環境なんでしょうか。昔は1年に何人とか決まってるぐらいの観光客しか入れませんでしたし、観光ビザが1日いくらだっていう貧乏旅行者には絶対行けないような国でしたけども、確か少しづつ開かれてるんですよね。いつか僕もブータンに行ってみたいなーと思うんですが、バンコク。そうですね、デザインさせてもらったバーっていうのが母屋のような4階建てのビルと繋がっているんですけども、そこの上にタイ料理屋もデザインしてくれって言われてデザインしたんですが、ご飯もすごく美味しかったです。昔タイ料理っていうのはファストフードって言うかストリートフードっていうカテゴリーで、ちゃんとしたコースで食べられる料理って認識されてなかったらしいんですけども、それを初めてコース仕立てにしてロンドンで流行らせた人が料理の監修をしているみたいで、僕の知らないタイ料理でしたけども、これはこれでアリだなーと思いました。もちろんストリートフードが好きなんですけども、もしそういうコースで食べたいと思ったら行ってみて下さい。



★From RN:アンディ・フェアウェザー・ハイ さん
私は首都圏にある小・中学校に何かしらの理由で行くことができなかった生徒が学び直しが出来る高校で英語を教えています。家や学校から半径1〜2kmくらいしか出たことがないという生徒も少なくない中、英語を通じて何か新しい景色を見せることができたらと思い、授業をしています。それ故に、Travelling Without Movingという番組のタイトルに共感するところです。さて、今年で卒業する生徒が英検に挑戦するということで、連日補修をしています。その生徒は「英検4級」を受けます。卒業を前にして初めて英語を勉強しようと思ったとのことで、全力で応援したいと思っています。

☆KUN:
学び直しが出来るっていうのは本当に素晴らしいですね。本当は僕らみたいなおっさんもいつでも出来るはずなんですが、どんどん億劫になってしまうのは何故なんですかね。何かちょっと僕も学校っていうか習い事をしてみたいなと最近すごく思うんですよ。何でも独学でやって飽きたらほったらかすっていう人生ですので、ギター教室とかでも良いんですけども、こういう風にやるんだっていう授業みたいなのを受けてみたいなーと思うんですが。英語は出来たら本当に世界が広がる素晴らしいものだと思います。まぁ喋る人が多いですからね。友達ができにくいなと思っていても英語が話せたほうが今より倍できる確率っていうのは絶対高いですし、色んな話ができると本当に楽しいです。ぜひ頑張って下さい。