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訓市が antenna* からセレクトした記事は・・・
余命宣告を受けた友人と最後の旅…元カノ達を訪ねた先で迎えた「衝撃の結末」【映画】 | ananweb - マガジンハウス
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『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。
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#447 --- 春の“お便り”ナイト ---
番組リスナーの皆さんからお寄せいただいた
“お便り”をまとめて紹介・・・
曲のリクエストや選曲オーダーにもお応えします。
長期連休中の旅にまつわるエピソードや
失敗談なども大歓迎!
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「旅」と「音楽」に関するエピソードや思い出の
“お便り”をお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎!
手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
番組サイトの「Message」から送信してください。
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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛
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MUSIC STREAM
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
Feel It / Octavian
Run A Red Light / Everything But The Girl
To Find A Friend / Tom Petty
Soulgazing / Gregory And The Hawk
春風 / くるり
Whiskey / Maroon 5
Disco Yes / Tom Misch
One For My Baby / Frank Sinatra
My Jinji / Sunset Rollercoaster
ON AIR NOTES
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。
KUNICHI was talking
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★From RN:ポーリン さん
これは15年程前の話です。私がまだ高校生だった頃、父に何か良いサウンドのCDを貸してほしいと伝えたところ、Everything But The Girlの全アルバムを渡されました。私はアルバム『Worldwide』が特にお気に入りで、登下校中によく聴いていました。Everything But The Girlは1999年にアルバムを発売してからオリジナルアルバムの新譜がありませんでしたので、リアルタイムで聴いていた父を羨ましく思っていましたが、今年24年ぶりに新アルバムがリリースされるというアナウンスがありました。そのうちの数曲は先行配信されていますが、アルバムを順番通りに聴きたい私はCDが届くまでグッと我慢しています。そして手元にCDが届いたら実家に戻って父と一緒に聴きたいなと。そう思いますが、その父は既に他界してしまったので、訓市さん、この番組の電波を通して聴かせてあげたいです。
☆KUN:
随分素敵なお父さんですね。Everything But The Girl、すごくオシャレっていうイメージのバンドで、最初はネオアコっていうかフォーキーな音から、だんだん打ち込みとかハウスとかにハマっていってダンスミュージックになったり、アルバムによってだいぶ趣が違うんですけども、なんと言ってもトレイシー・ソーンというボーカルの特徴あるクリアボイスっていうんですかね、ハスキーボイスっていうか。Massive Attackの一番好きな「Protection」という曲でもトレイシー・ソーンが歌ってるんですけども…。ベン・ワットは途中でダンスミュージックにハマってロンドンでクラブを経営していたり、そういうレーベルを作って僕も遊びに行ったことがあるんです。どうもこの24年ぶりの新譜もトラックは打ち込みにトレーシーやベン・ワットの声が絡むっていう感じになりそうだなと先行の曲を聴いて思いました。
★From RN:エトロフ さん
昨年末に結婚した妻を迎えにいく車内で毎週聴いています。訓市さんのことはこのラジオで初めて知りました。凄く良い声をしているなぁと、ずっと聴いていられる「1/fゆらぎ」の声を持つ人だと勝手に決めていましたが、経歴を見てビックリ! 確かになぁと妙に納得しました。話題の中心や音楽の選曲もぴったりハマるので同世代かなぁと思っておりましたが同級生ですね。昭和48年生まれの第2次ベビーブーマーでしょう。今年50歳に向けて何かやりたいことはありますか? 私は今年の夏に結婚式を挙げます。齢50にして自分でもなぜか恥ずかしいのですが頑張ろうと思い、妻のドレス選びやら誰を呼んでとかをやりながら楽しんでいます。
☆KUN:
そうなんですよ、僕も第2次ベビーブーマーの子供ってことですか。Z世代から比べれば、もう何世代前なんだっていう感じですけどね。iPhoneで言ったらiPhone4くらい古いと思います。「50歳に向けて」ってもうなっちゃったんですけども、なんですかね。新しいことを今年は覚えたいと思いつつ、なんだかんだ馬鹿の一つ覚えのようにお酒を飲んでばかり。60歳に向けて健康になりつつ、お酒を飲まない遊びっていうのを覚えないといけないなとも思っているんですが、何が良いですかね? 考えれば考えるほど何も浮かばないんですよ。確か年の初めにはダンスをやるって言ってたんですけども、全く予定が合わなくて習えてないですし、その割に50歳にして「酔っ払ってフラフラ踊ってたよ」って言われて。まあ我流ので良いのかなーとか、いやそれだと膝が曲がってないとか。悩める今日この頃でございます。
★From RN:能面 さん
大阪在住、26歳の男です。私には付き合って1年2ヶ月の彼女がいます。今まではお互いの家で半同棲生活を送っていましたが、今年の7月に引越しをして本格的に同棲を始める予定です。来月、彼女と彼女の母親と3人で一緒に食事に行くことになりました。彼女の母親と初めての対面になるのですが、何を話せばいいのか分からず、既に緊張しています。これといった趣味もなく平凡な人生を歩んできたので、自分の話の引き出しの少なさを実感しています。訓市さんは初めて会う人と話す時に何か意識されていることはあるのでしょうか?
☆KUN:
全く意識していることは無いと思うんですけども、頭に浮かんだことをそのまま口に出してる感じですかね。なので緊張しなくて良いんじゃないんでしょうか。お母さんがいないと考えて、いつも通りの会話を彼女としながら、彼女に聞いたことをついでにお母さんに振ってみるっていうのはどうでしょうか。「昨日の夜なにしてたっけ? お母さんは?」とか、「ラーメン昨日すごい美味しかったよね。お母さんラーメン好き?」。もうこれだけで会話が三角形のように回るじゃないですか。お母さんだけに意識を持っていかないで、彼女に言って、横パス。これが良いんじゃないんでしょうかね。
★From RN:ニナリッチ さん
私は現在21歳なのですが、お酒が全くご褒美に感じられません。私の家族はみんな酒豪で毎日アルコール度数9%のお酒を飲みますし、外食に行った時も「このお肉は〇〇のワインが合うな〜」「酒が進むな〜」と食事とお酒の相性を楽しんでいます。お酒は飲めば美味しいと感じますが、癖にはなりません。酔うことが楽しくて皆さんはお酒を飲むのでしょうか? 私も訓市さんのようにお酒を楽しめるようになりたいです。
☆KUN:
お酒が好きじゃないんだったら、それはそれで良いじゃないですか。なんでお酒を飲むのか・・・酔っ払いたい。でも基本的に自分は陽気な酒で友達と騒ぐのが好きっていうだけなんだと思うんですけど、何を喋っているのかっていうのは聞いちゃだめですよ、多分ほぼ意味のないことを喋ってますし。この間も誰々が漏らしたとか、そういう話で1時間は「酒が進むなー!」っていう感じの、そういう集まりです。とにかくお酒って合う合わないがあると思うんですよ。種類によっても、例えばビールは飲めないのにジントニックは飲めるとか、ワインを飲むとすぐ頭が痛くなるのにウイスキーは平気だとか。なのでもし飲みたいのであれば一緒にいる人の飲んでるものに付き合う必要はないので、自分の身体に合うお酒っていうのをまず見つけて、それをチビチビ飲んだりして始めていくのが良いんじゃないんでしょうか。でもお金は飛んでいくし、身体はダメージを食らうし、良いこともたくさんありますが負のサイドもたくさんあるので、その辺を覚悟して飲んでください。
★From RN:いっそ さん
今春から大学生になったものです。いつも通り野村さんのインスタを見ていると、ある自分との違いに気づいてしまいました。それは女性の友達がいるということです。今まで「男女間に友情なんて虚像だ!」なんて言い張っていた自分ですが、先日姉に誘われて姉とその友人の女性と3人でディナーに行くことになり、そこで男友達との楽しさとはまた違う、今までになかった心地良さを感じました。しかし、やっぱり女性として意識してしまう自分もいて、まだ「人間」としてではなく女性として区別してしまっています。男女関係なく色んな友達のいる野村さんにどうしたら女性と友好的な関係を築いていけるのか相談したいと思いました。回答宜しくお願いします。
☆KUN:
んー、あんまり考えたこともなかったですね。もちろん女性の友達はいますし、女性として見ないで友達になれるのか? 確かに女性だとは思ってるんですけども、友達は友達だしなぁというか。イギリス好きの友達がいて、”イギリス人だったら誰でも良い、それ以外は嫌だ”みたいな考えの人とかがいるんですが、たまたまその人が国籍がこうだとか本当はいちいち選ばないじゃないですか。男の人も女の人もそんな感じですね。価値観が合えば良いし、笑いのツボが一緒であれば良いし。僕が仲良い女の子とか元彼を僕が知ってたり、なんて言ったら良いんですかね、もうそこまでバレてると何も隠さないで話してくれるじゃないですか。そういう人とは友達になれますけど、すごく女性を前面に出されるとそれはなかなか友達にはなりづらいなって思いますが。良いんじゃないんですか? 女性として意識してしまってたら、そうすれば良いし。そうじゃないけど素敵な人で仲良くなりたいなーと思ったら喋れば良いですし。あんまり性別にとらわれなくても良いんじゃないんですかね。今ってもう色んな人いるじゃないですか。ぱっと見だけで女性なのか男性なのか、はたまたそうじゃないのかっていうのは分からないですし、喋ってみたら外見と全く違う人もいますし。あまり構えず、「気が合えば友達になる」ぐらいで良いと思います。
★From RN:煙突屋 さん
現在公開中の『One for the road』、邦題『プアン/友だちと呼ばせて』という映画を鑑賞してきました。なんとなく訓市さんを思い出してメッセージを送ります。ネタバレするので内容はさておき、バンコク、ニューヨーク、BAR、酒、DJ、ラジオ、旧車、そして粋な音楽。全てが訓市さんに繋がっているようで、久しぶりのウォン・カーウァイ関係であり、自分の人生を思い出して… ただそれだけなんですが、51歳のおじさんが切なくなってしまいました。バンコク、タイが良い味出てて、動かない、タイムリープな旅のようでした。訓市さんはご覧になりましたか? もしタイやアジアの映画でお好きな映画があれば教えていただけませんか?
☆KUN:
この映画は全然知らなかったですね。内容を聞いていたらすごく興味がありますし、何より「ウォン・カーウァイ関係」と書いてあるので、これはウォン・カーウァイがプロデュースしたのか監督したのか気になるところです。アジアの映画ってそんなに詳しくないんですけど、僕も年代的に当時ウォン・カーウァイの映画を観た一人です。話があるようで無いようで、すごく感じちゃったりとか。もちろんコントラストの強い絵にすごく影響を受けちゃったりしていました。なので逆にアジアの映画で面白いものがあったら、ぜひ教えていただきたいです。
野村訓市
1973年東京生まれ。幼稚園から高校まで学習院、大学は慶応大学総合政策学部進学。
世界のフェスティバルを追ってのアメリカ、アジア、ヨーロッパへの旅をしたトラベラーズ時代を経て、99年に辻堂海岸に海の家「SPUTNIK」をプロデュース。世界86人の生き方をたったひとりで取材した「sputnik:whole life catalogue 」は伝説のインタビュー集となっている。
同名で「IDEE」よりインテリア家具や雑誌なども制作。現在は「TRIPSTER」の名で幅広くプロデュース業をする傍ら、ブルータス等の雑誌などで執筆業も行う。