ON AIR DATE
2024.01.14
BACKNUMBER
  • J-WAVE
    EVERY SUNDAY 20:00-20:54

*****

Let's travel! Grab your music!

*****

TUDOR logo


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

#484 --- “お便り”ナイト ---

2024年もリスナーの皆さんから
番組宛に送っていただいた“お便り”を紹介します。

今年1回目の“お便りナイト”も
旅の話から恋愛の相談まで...?!

リクエスト曲、冬のパワーバラードも積極的にオンエア!

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

「旅」と「音楽」に関するエピソードや思い出の
“お便り”をお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎!
手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
番組サイトの「Message」から送信してください。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

2024.01.14

MUSIC STREAM

旅の記憶からあふれだす音楽。
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
1

Tomorrow (A Better You, Better Me) / Quincy Jones feat. Tevin Campbell

2

Dreamin' / Amp Fiddler

3

Frankie's First Affair / Sade

4

If This World Were Mine / Cheryl Lynn & Luther Vandross

5

Let's Boogie The Night / Platinum 900

6

Eyes On Me / フェイ・ウォン

7

My Little Town / Paul Simon

8

Bye Bye Blackbird / Diana Krall

9

Swim Good / Frank Ocean

2024.01.14

ON AIR NOTES

野村訓市は、どこで誰に会い、
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。



KUNICHI was talking

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

★From RN:グラビティのぱぷわ さん
私はここ1年半くらい、とあるSNSを通じて新しいつながりを築いています。旅行が好きであるものの、今はプライベートでの様々な事情で旅行が難しい状況なのですが、SNSを通じて知り合った方々との日常のやり取りが、まるで私も彼らと一緒に旅をしているような気分にさせてくれます。これが私にとって現状にある中での、“ここにいても旅はできる”素晴らしい実感となっています。さらに、SNS上での会話を通じて、実際に会ってみたいと思う様々な人たちとも出会えました。いつか会いに行くという旅ができたらなと思うくらい、これほどの素敵なつながりを感じられることは本当に有り難く、感謝の気持ちでいっぱいです。尊敬して止まない訓市さんの美声をお借りして、SNSの仲間たちに心から感謝の意を伝えたいのですが宜しいでしょうか。彼らとのやり取りや共有は、私にとって毎日の心の支えとなっています。皆さん、ありがとう。

☆KUN:
僕はSNSのやり取りで知らない人と喋るとかっていうのが、ほぼと言うか、まずないので、なるほどそういう使い方ってあるのかっていう。大体が自分の友達のをフォローして、今あそこにいるんだとか、ここにいるんだっていうのを確認するために使うぐらいなので、あまり世界が広がっているような気がしないのは自分がアナログ人間だからなんでしょうか。結構使う人は使いますよね。僕はなるだけケータイに使う時間を減らしたいなっていう質なので、アプリの数も少ないですし、「一番iPhoneで使う機能はなんですか?」って言われたら、「電話機能」と答えます。



★From RN:外から水沢のメイセイオペラ
静岡に住む30代の男です。2023年が終わりましたが、昨年のハイライトは何と言っても一人旅です。普段、仕事で中々連休が取得できないのですが、7月、9月と国内で近場ですが一人旅をしました。特に大阪へ行ったのは良い思い出で、食べて呑んでクラブやバーに行っての繰り返し。ローカルな居酒屋で良い出会いもあり、その知り合った方がこの番組のリスナーということを知り、この番組の話で盛り上がり、お酒がより美味しく感じました。野村さんの大阪での思い出のお話を聞かせて頂ければ嬉しいです。

☆KUN:
大阪良いですよね。最近行けてないので、1月中には行きたいなーって思うんですが。なんでしょうね、あの賑やかで東京よりか看板が大きくって、多分法律が違うんだと思うんですけども。目抜き通りの横丁を入ったら小さな居酒屋とかがたくさんあるじゃないですか。あれが良いですよ。くれぐれも渋谷とかみたいに開発しないでほしいなと。要は目抜き通りだけは新しい大きいビルにしても良いんですけど、その横丁というか横道は変えないでほしい。変えちゃうとね、街全部が回遊できないっていうか、ちょっと動けばなんでもあるっていうのが素敵じゃないですか。なので、大阪に何しに行くって言われて細かくは言えないんですけど、フラフラして食べちゃ呑んでっていうのがとにかく楽しい街だと思います。



★From RN:ハンス・カストルプ
神宮外苑問題についての発言に強い共感を覚えました。これからも勇気を持って、思うところを伝えて欲しいです。番組ホームページに冬の限定企画として「パワーバラード」を募集中とありましたので、Cheryl Lynn と Luther Vandross の 「If This World Were Mine」をリクエストします。Marvin Gaye と Tammi Terrell のオリジナルは絶対的に素晴らしいですが、冬のパワーバラードとしては、こちらのヴァージョンも捨てがたいのではないかと思っています。

☆KUN:
神宮外苑の話、昨年もしましたけど、「訓ちゃん、よくラジオでちゃんとああいう話をするね」って、たまたま聞いていた知り合いに言われたんですが、ああいう話をするのが当たり前だと思える世の中になったら良いなと、すごく思いました。ああいうことを言うと、例えば、「局に何か言われないの?」とか、聞いている知り合いってそう思うらしいんですけども、僕の中ではアメリカ行ってこうだったとか不景気だったとか、新しいお店があって面白ったとか、そういう話の延長で神宮の話とかっていうのを普通に話して、それに対してまた皆いろんな意見があると思うんですよ。もちろん開発、良いじゃないですか。買い物できるお店が増えたら嬉しいっていう人もいるかもしれませんし、その反対の人もいますし。でもそういう意見が色々あってその中で何が正しいのかっていうのが煮詰まってくるような世の中っていうのが良いのかなと思います。反対意見を言ってるから、気に食わないからバッサリ、開発に賛成してるから味方とか、簡単に意見を聞いた時に賛成反対をすぐ決めちゃって、反対の意見を捨てていくっていう世の中だけは嫌だなーって思ってます。



★From RN:イフク さん
私は40歳を期に15年ほど勤めていた仕事を辞め、東京の池尻大橋でひっそりと古着屋さんをしております。2023年はアメリカに買い付けに行くことを考えていましたが、円安や物価高の影響で行けませんでした。が、代わりにタイに2度行きました。私が思い描くタイはディカプリオが主演を務めた映画『ザ・ビーチ』でしたが、バンコクは想像していた以上に発展していて驚きました。所々に残っている古い街並みと高層ビルが入り混じる景色がとても新鮮で、良い思い出になりました。2024年はアメリカに行ければと思っています。

☆KUN:
「古着屋さんがタイに?」って思うリスナーの方もいるかと思いますが、今すごいたくさんあるんですよ。タイとかマレーシアとか。どうもアメリカ中で集められた、例えばもう出て行った息子が学生の頃に着ていた、実家に残されたTシャツとかそういう物を向こうの方がどこかに寄付して、海外の恵まれない子にあげてくれっていうのを集積して集めるのがタイだったりマレーシアで、今そこに集まった物をみんな掘って、お宝Tシャツとかスウェットをゲットするっていう。そういう時代になったんですよ。びっくりって感じなんですけど、特にコロナの時代にとうとう、そういう向こうの古着を集めているところが自分たちが直で売ればお金になるってことを知ったらしくてですね、めちゃめちゃ安くない高い値段で売ってたり。あとは何万円もするTシャツがあるってことで、偽物を作る不届き者も出てきてるらしいんですよね。新品にプリントをやって土に埋めたりするらしいんですよ。黄ばんだりするじゃないですか、それでタグを付け替えたりとか。そうなってくると何が本物で何が偽物なのかが分からない。結局は買った人が満足かどうかっていうだけだと思うんですけども。まあ、古着に興味がある人、アメリカも良いですが、実はアジアにもありますよというお話でした。

★From RN:癒しぐま さん
先日、放送で「コロナ禍以降、本や映画が観られなくなった」と言われていましたね。私も小説や映画はほぼ現実逃避なので、この2時間の間に何か起きてないか?など、落ち着いていられず集中できません。人混みも苦手になりました。学生時代、高田馬場の名画座で1日中、ウディ・アレン、タルコフスキー、ヴェンダースなどの長い映画を何回も観ていたのは、思えば贅沢な時間でした。時代とともに、せっかちに世知辛くなる自分や社会が悲しくなります。 ポール・サイモンやジェームス・テイラーなどの優しい歌声も、すっかり忘れていました。この番組は私にとって音楽のタイムカプセルのようなものです。

☆KUN:
そうなのかもしれませんね、なんかコロナのせいにしてましたけど、自分が歳をとってせっかちになってきたのかなーと。そう思ったのは年末に同い年ぐらいの野郎だけ集まる忘年会があったんですけども、僕はちょっと別の用があって食事は別でして後半に参加したんですが、もうすでにみんな完全に出来上がっていた時に、泥酔しているんでみんな同じ話を壊れたレコードのようにしたと思えば、話し出してその人が話終わる前にみんな話したいことを話し出すんですよ。なんかそこに遅れて行った時に、なんなんだこの状況は!っていう。誰も誰の話も聞いていなくて、なのに全員話しているっていう。それが微妙で絶妙なミックス感で同時多発的に起きてるんですよ。20人ぐらいいて。なんなんだろうこれ?って思ったら、やっぱり全員歳でせっかちなんですよね。これはいかんなーとすごく思いました。皆さん、せっかち、良くないですね。人が話している時に上から被せて、またその上から誰かが被せていくっていう。人の話は終わりまで聞きましょう。



★From RN:柿ピー さん
30代半ばにして、最近、眼鏡デビューした猫好き女子です。今まで眼鏡には抵抗があり、好んでかけたくはなかったのですが、毎日のパソコン作業で目を駆使した結果、やむを得ずコンタクトから眼鏡に変えることとなりました。あの尊敬する訓市さんも眼鏡をかけているし!と、泣く泣く自分に言い聞かせ、重い腰を上げ、渋々出向いた眼鏡屋さんで結果、素敵な眼鏡に出会うことができました。故松田光弘氏が生んだ MATSUDA という眼鏡です。芸術品というと大袈裟ですが、少し繊細な美しいフレームに魅了されてしまいました。無事に眼鏡デビューを果たせのも訓市さんが眼鏡を愛用されていたおかげです。ありがとうございます。それからはどっぷり眼鏡沼にはまっております(笑)。 訓市さんは眼鏡が大変お似合いですが、眼鏡の好みやこだわりなどがあれば、是非教えてください。

☆KUN:
眼鏡ってかけていると自分が眼鏡に寄せていくんですよ。最初は違和感しかないんですけど。僕も眼鏡がかけたいわけじゃなくって、怪我をして視力が落ちてからかけるようになったんですけども、コンタクトをしたことがないんですね。旅行をずっとしていて、洗浄液が無くて大きい街に帰る友達とかを見て、なんて不便なんだって思ったのと、コンタクトをずっとしていると外した時にみんな何も見えないって言うじゃないですか。なので眼鏡をかけたり、かけなかったりで裸眼を鍛えているといいますか。そうすると視力が悪い割に裸眼でもそれなりに見えるんですよ。それが良いなと思って眼鏡をかけているんですが、こだわり…。これはもうね、ブランドで絶対選んじゃいけないっていうことですよ。自分の顔の幅にその眼鏡が合ってるかとか、フレームと自分の眉毛の位置が合ってるかとか。例えば憧れのミュージシャンがあそこの眼鏡をかけてる、その理由だけで同じ物を買ったところで顔の黄金比っていうんですかね?あれに合ってなければ絶対に買ってはいけない。どんなに素敵だと思っても。なぜなら、顔に似合わない眼鏡って結局絶対かけなくなるんですよ。1年寝かせようが2年寝かせようが、似合わないものは似合わないので絶対に買っちゃダメです。まあ好きなベースの形があったら、それで自分の顔に一番合う物を是非買いましょう。