ON AIR DATE
2024.01.28
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  • J-WAVE
    EVERY SUNDAY 20:00-20:54

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Let's Travel! Grab your music!

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TUDOR logo


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『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。

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#486 --- “お便り”ナイト ---

2024年も皆さんからの“お便り”を紹介!

旅の話はもちろん、引き続きコンスタントに届いている
“恋愛ネタ”・・・
恋の相談にも訓市がズバリお答えします。
選曲のオーダーも喜んで!


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「旅」と「音楽」に関するエピソードや思い出の
“お便り”をお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎!
手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
番組サイトの「Message」から送信してください。

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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛

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2024.01.28

MUSIC STREAM

旅の記憶からあふれだす音楽。
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
1

Interstate Love Song / Stone Temple Pilots

2

Have You Ever Seen The Rain / Creedence Clearwater Revival

3

A.P.I.D.T.A. / Jay Electronica

4

How Deep Is Your Love (Acoustic Version) / PJ Morton

5

イマジン / RCサクセション

6

No Man's Land / Kristina Train

7

Rhymes And Reasons / John Denver

8

Pale Blue Eyes / The Kills

9

Love Theme From "Spartacus" / Bill Evans

2024.01.28

ON AIR NOTES

野村訓市は、どこで誰に会い、
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。



KUNICHI was talking

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★From RN:かいしょう さん
「タイは若いうちに行け」。20年以上前、大学生だった僕はCMで使われたこの印象的なフレーズに感化されてしまい、友人とバンコクへ旅立ちました。予定を立てず、宿の予約も取らないまま、バックパック1つで移動する旅は僕にとって初めての経験でした。ドンムアン空港に到着した時の燃料の匂いを含んだむっとした熱気。オレンジ色のライトの下、入国ゲートからこちらを見る無数の客引き達。爆音が響き、ど派手な看板が道路にまではみ出している安宿街・カオサンロード。そこを徘徊する長髪のバックパッカー。初めて見る光景にずっと興奮しっぱなしでした。その後、何度もタイを訪れるようになり、家族ができた後は、しっかり宿を予約してサムイ島へ家族旅行に行ったりもしました。しかし、やはり初期の貧乏旅行は印象深く、いつかまた今度は妻と自由な放浪旅にでも出てみたいなあ〜と思いながら、番組を聴いております。



☆KUN:
なんか読んでて自分のタイの記憶も思い出してきました。昔はとにかく殺虫剤の匂いですかね、空港って。独特の薬品と排気ガスと全てが混ざった匂いがしてて、あの匂いを嗅ぐと、あ〜タイに来たって思いましたし、確かに客引き達は凄かったですね。それでトゥクトゥクに乗ってバンコク市街に行って、カオサンで泊まっていた長髪のバックパッカーの1人です。貧乏旅行でしたけど、なんであんなに楽しかったんですかね。自由を感じるのがバックパッカー時代のアジア旅で、お金の心配をそんなにしなくて良かったっていうのが一番大きいですかね。少ない金額で朝から好きなものを食べて、ビーチで泳いだりバイクをかっ飛ばしたり、楽しいに決まってますよね。仕事もしないで年がら年中真っ黒で。今、あの生活に戻ったらどうなっちゃうんですかね。体力が落ちてあんまり動かないで、宿でずっとぼーっとするんでしょうか。でも、いつかまた今の持ち物とか全部捨ててバック1つで旅行に行きたいなーっていうのは頭の片隅に常にあります。



★From RN:ジェロニモ さん
あけましておめでとうございます。久しぶりにメッセージを送ります。能登半島での地震など、激動の2024年のスタートとなり、本当に「おめでとう」とは言っていられない状況かもしれません。私は東日本大震災の時、公務員として避難所の運営支援をしましたが、その時のことを思い出しました。今回も微力ながら、どんな形であれ、被災地の支援ができればと考えています。訓市さんのラジオを聴いて、少しでも心を穏やかに過ごせる時間を皆さんと共にできればと思います。

☆KUN:
普段 能登にいない方で、家族に会うために帰省してる時に被災された人とかの話を見ると本当に気の毒に思います。考えてみると令和になってから良いことって、もちろんあるんですけど、始まった時から台風が直撃したり、コロナが来たり、無観客のオリンピックになってコロナが終わったと思ったら戦争も始まって、政治不信の色んなことがあって、今回地震で。なんですかね?元号を変えてみるのも良いのかな、なんて思っちゃったんですけど不謹慎ですかね。でもこの間、友達と飲んでる時にふとそういう話になったんですよ。もちろん平成でも昭和でも良いこともあれば悪いこと、事件もたくさんあるんですけど、こうも始まってからずーっと嫌なことばかり起きると、何か変えても良いんじゃないのかななんて思ってしまいましたが・・・これからの11ヶ月が平和で、皆さんにとって実りの多い令和6年になれば良いなと思います。



★From RN:キャロットケーキ さん
私の母は海外旅行へ行くと毎回、絵葉書を購入し、その国から自分自身や私たち家族に送ってくれます。昔は何とも思わなかったのですが、最近になってその良さに気づき、私も母の真似をするようになりました。現地で絵葉書を探すことが旅の楽しみの一つです。その時、その瞬間を書いて自分自身に送ることで、それを読み返すたびにその瞬間を思い出せ、日本へ届く頃にはボロボロになったり、海外の切手に消印が押され、書いた時よりも味が出て好きです。たくさんの国へ旅している訓市さんが旅の思い出を残すために何かしていることはありますか?

☆KUN:
絵葉書とか手紙を書ける人って凄いなーって思うんですけど、僕、筆不精と言うか、書き物の仕事もするのでPCで書くのは早いんですよ。多分ライター界の中でもトップ10に入るぐらい早いらしいんですが、それをですね、宛先を書いて、切手貼って、郵便局に行くっていうのは出来ないんですよね。出さなかった書類とかもぶっちゃけありますし、コロナで起きた良いことの一つに請求書とかがPDFになったことですね。もうあれを出すのが面倒くさくて、多分未払いの仕事ってたくさんあるんですよね。請求書出し忘れたりとか。なので海外に行ってマメに絵葉書とか手紙を書ける人って本当に羨ましいなーと。旅の思い出を残すためにっていうのは、まあiPhoneで撮る写真ですよね。どこか行った時はインスタとかに写真をあげると、結局自分が後でそれを見て思い出すんですよ。例えば先週、ニューヨークに2023年は3回行ったって話をしましたけど、しばらくすると「あれ?あの人に会ったのって4月だっけ6月だっけ?前回だっけ?」とかっていうのはだいたい自分のインスタとかを見て、あーこの時にこの人と会ってあそこに行ったんだ、とか。それが自分の記録ですかね。



★From RN:ゆう さん
初めてメッセージを送ります。私には3年前に友達の紹介で知り合った片想いの人がいます。その彼女がこの番組を聴いていることを話してくれて、自分も2年前から聴くようになりました。彼女は時々飲みに行ったり、ゴルフに出かけたりする仲良しメンバーの1人なのですが、先日、2人で飲みに行った帰りに彼女から「実は自分に好意がある」という気持ちを告白してくれました。そのあと、たくさんの言葉でメールでも伝えてくれました。私も彼女のことが好きですし、嬉しかったのですが...。どうしても友達以上になることへの勇気みたいなものが出ないことと、今の仕事における自分の状況に自信がなく、彼女を幸せにする覚悟も無いので、自分はうまく言葉にできず、ただただ「ありがとう、気持ちは嬉しい」としか言えませんでした。彼女は可愛らしく、モテる子なので、自分なんかよりもっと素敵な男性が似合うのではないかなと思ってしまう気持ちもあります。しかし、やはり私もこれまでの想いや、彼女からの気持ちを聞いた今の思いを言葉に表現して、きちんと答えてあげた方がいいのではないかと思うのですが、訓市さんアドバイス頂けませんか。
リクエストはこの番組を今夜も聞いていると思う彼女が好きなクリスティーナ・トレインの「No Man's Land」をお願いします。この曲がかかったら自分も勇気を出します。どうか背中を押してください。

☆KUN:
新年早々、読んでて申し訳ないですけどイライラするお手紙でしたね。いいですか、ゆうさん。人生は1度きりで、英語で“モニュメンタム”っていう言葉がありますけど、その瞬間とか時を逃したらその大きな波っていうのは戻ってこないんですよ。よく売れそうになったミュージシャンで、ここでちゃんとすれば良かったのに休んじゃったとか、良い波に乗れないとどんなにまともにやっていても、もうその状況に戻れないっていうことが人生では大いにあると思うんですけども。この彼女も聴いているラジオで、もう読んじゃいましたからね、僕。そのウダウダした気持ちっていうか、もっと素敵な男性が似合うのではないか?そんな男性が現れたら、今度はヤキモチと嫉妬でまたウダウダするんですよ。可愛らしく、モテる子なので?そんな子にモテたんだから良いじゃないですか。人生1回分の運を全部使い切ったのかもしれませんけども、使えない人もいるんですから、あーだこーだ言わずに自分の気持ちをはっきり伝えた方が良いに決まってます。本当ですよ、それをしないんだったらKristina Train の「No Man's Land」が好きなあなた、是非番組までお便りをください。



★From RN:生姜シロップ さん
元日から地震のニュースや飛行機の事故、世の中の不条理に心を痛めています。野村さん、ラジオの方は電波で人を癒したりする社会的インフラだと思います。温かさや希望を与える番組を目指してください。地震に遭われた方々が早く日常を取り戻される事を祈ります。

☆KUN:
そうですね、本当に不条理ですね。片や政治のニュースが同じ紙面に載っていて、税金払わないで訂正で済ますとか。読むとすっごくムカムカしますけど、何がムカムカするって、日本は民主主義の国で憲法の下皆平等というか、法律は一つのはずじゃないですか。なぜ社会人として生きてきている大人の、やったらすぐ捕まったり会社をクビになったりすることを政治家がやると訂正で済んじゃったり、起訴すらされない人とかいるじゃないですか。例えばキックバックが4000万円以上じゃないと逮捕されないんじゃないのかとか、僕らもし、何十万円でも会社でそういうミスをしたりとかしたら普通にクビになったり、大きなペナルティーがあると思うんですよ。会社の企業の社長さん達でもそうです。なんで何もなんないんですかね。おかしくないですか?そういうのに与党も野党もないと思うんですよね。なんかもっとたくさんの人が言うかと思ったら、スネに傷のある人はやっぱり言いませんよね。同じ穴のムジナってやつだと思うんですけども。決してネガティブな訳じゃないんですけども、自分なりに温かさやちっちゃな希望を与える番組を目指してるつもりですので、そうじゃない時もあるかもしれませんが、お許しください。



★From RN:彷徨うビーバー さん
奥さんにこの番組のことを教えてもらい、一緒に聴くようになりました。去年は番組で紹介されていたトム・サックスの展覧会を見に行き、とても楽しかったです。 先日の放送で『ロスト・イン・トランスレーション』の話題がありましたが、訓市さんは最近の映画でお勧めの作品はありますか?リクエスト曲は元日に観に行き、個人的年間ベスト候補の『PERFECT DAYS』に使われていたヴェルヴェット・アンダーグラウンドの「Pale Blue Eyes」 をお願いします。

☆KUN:
トム・サックス、そう言えば誕生日にiPhoneケースでMakitaのバッテリーで充電できるケースを作ってくれたんですが、iPhone 15に変えちゃったんですよ。ケースが合わないって言ったら12月行った時に早速作り変えてくれました。もともとの回路は全部取り出して、新しいiPhoneケースにくっつく新しいバッテリーチャージャーを作ってくれたんですが、前回は白だったんですが今回は肌色みたいなグレーで、こっちの方が丈夫なの?って言ったら、いや違う。日本の家電によくある色だと思ってこっちにしたって。なるほどねっていうか、格好良いんだかカッコ悪いんだか分かんないけど、より家電らしくなった気がして気に入っています。映画ですが、寝正月の酒だけ飲んでて、映画とか観に行こうと思って行かなかったんですよね。『PERFECT DAYS』は、僕も観に行きたいなと思っている映画の一つです。