ON AIR DATE
2024.06.16
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  • J-WAVE
    EVERY SUNDAY 20:00-20:54



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 Let's travel! Grab your music!


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『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。

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#506 --- 水無月の“お便りナイト”---

訓市がセレクトした“お便り”の中から
毎週1通を厳選して、
「番組オリジナルTシャツ」をプレゼント!
いよい、よ完成間近!


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「旅」と「音楽」に関するエピソードや思い出の
“お便り”をお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎!
手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
番組サイトの「Message」から送信してください。

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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛

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2024.06.16

MUSIC STREAM

旅の記憶からあふれだす音楽。
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
1

Dosed / Red Hot Chilipeppers

2

The Way Things Were / edbl & Isaac Waddington

3

Little Ghetto Boy / Donny Hathaway

4

Walk On By / Thundercat

5

夢の中 / BO GUMBOS

6

Do Nothing / The Specials

7

Leaving This Towm / The Beach Boys

8

I Remember Everyhitng / Zach Bryan

9

We Are All Alone / Rita Coolidge

2024.06.16

ON AIR NOTES

野村訓市は、どこで誰に会い、
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。


KUNICHI was talking

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★From RN:なし
2ヶ月程前になりますが、BLUE NOTE TOKYOで行われたedblの初公演に行って来ました。初めて生で聴く海外アーティストの歌声や演奏に終始、鳥肌が立ちっぱなしでした。私や夫は英語が得意ではないので、MCでどんな事を話されているのか分からなかったのが悔やまれるのですが、会場は一体となって盛り上がり、とても楽しい1日となりました。また機会があったら積極的にライブに行ってみたいと思いました。そして、それまでに英語ももう少し身につけたいなと思っています。

☆KUN:
もう本当に、普通に色んなアーティストが来日してライブをやりまくってますね。もう全部追っかけきれないというか。あと、この間のBECKの来日の時の話もしましたけど、多すぎて。そして昔みたいに『ぴあ』を見たら全部出てるっていう風にチェックする習慣がなくなってしまったので、見逃すアーティストがすごく増えてきました。たまに友達から「明日の行く?」って言われて、「ええ…」みたいな。「来てるの…?」っていうのが以前より増えてしまったかなと思うんですが、皆さんどうやってライブ情報をゲットしてるんですかね。僕ももう少し細かく見ないと見逃して、「今やってるの?」と思ったら「終わって帰国してるよ」って言われて、がっかりっていうのがもう今年何度も起きてます。



★From RN:モンゴリアンチョップ さん
外資の会社に勤めておりました38歳ですが、突然のレイオフ宣告で急にフリーになってしまいました。転職活動もして良いオファーももらいましたが、そろそろ自分で好きなことをやろうかなという思いも湧いてきて、起業することにしました。宿も決めず、見知らぬ国に飛び込んでいた10代、20代の時のように、先が明確でない状況でやるしかない状態に身を置くことにしたら、とてもワクワクして身が軽くなりました。子供もいますが不安は無く、楽しみでさえあります。不思議ですが、サラリーマンが全く合ってなかったのかもしれません。15年目でようやく気がつきました。毎週このラジオを走りながら聴いていたのも良かった気がします。ありがとうございます。頑張ってみます。

☆KUN:
38歳で起業っていうのもなかなか気合がいることだと思うんですけども、まぁ何とかなるって自分が思ってて動く時って結局、何とかなると思うんですよ。色んな人に聞いて止められたりして、心配になるようだったらやらないほうがいいと思うんですけども、やっちゃう人って、相談してきて「うーん、どうかと思うよ」って言っても絶対言うこと聞かないじゃないですか。そういうパワーをモンゴリアンチョップさんが持ち続けて頑張れば、きっと上手くいくと思います。僕はサラリーマンになったことがないので、このまんま死ぬまでこんな感じなのかなーってたまに思うんですけども、一回、勤めてみようかなって思ったこともあるんですけどね。僕のこの人生で一番、勤め仕事に近いのがこのラジオになってきました。



★From RN:いそのかつを さん
今、高知の海沿いでこのメッセージを書いています。私は3月に仕事を退職し、四国八十八箇所を歩いて廻っています。約1ヶ月半かけて四国を1周する予定です。30代でキャリアを中断することに迷いはありましたが、今こうしてお遍路をすることができ良かったと思っています。毎日、早朝から歩き始めるのですが、開始直後から前日の足の痛みがよみがえり、午後になると足取りは重くなります。移動中はすれ違う人も少なく、波の音や鳥の声、すぐそばを通り過ぎる車の音、時にはradikoで野村さんの声を聴きながら歩いています。野村さんがこのメッセージを読む頃、私はまだ歩き続けているのでしょうか。野村さんは歩いて旅をしたことはありますか?

☆KUN:
四国八十八箇所、お遍路大変らしいですね。友達がやったことがありますけど、もう本当に足がボロボロになったと言っていました。でも何か本当は思い立った時に、パッと今やってることを中断して、そういうことができるような世の中だったら素晴らしいんですけどね。江戸時代の人たち、お遍路やってたり伊勢参りを一生に一度はするって言って、こう休んでやるわけじゃないですか。何かそういう時間がそれぞれにあれば、何か世の中って変わるような気がするんですけどもね。ふと違った視点で自分の人生を振り返ったり、考え方を変えてみたり。まぁ一番やってほしいのは政治家の皆さんですけどもね。「顔を洗って出直して来い」って言ってた人がいましたけども、皆さんお遍路してみてはいかがでしょうか。



★From RN:ちょい漏れおやじ さん
今年の1月1日付で定年退職し仕事のストレスから解放され、“ひねもすのたりのたり”と暮らしている60歳のおじさんです。私は酒は飲めず、タバコも20年ほど前に止め、特にこれといった趣味も無いので気の向くまま1人で車中泊の旅を楽しんでいます。若い頃に遠足や修学旅行で行った名所に行って、改めてその歴史や文化を肌で感じています。先日も奈良から京都に1泊2日で行き、奈良は興福寺・東大寺、京都は嵐山・銀閣寺・京都御所などを歩いて巡ってきました。若い頃は友達と一緒にいることが楽しく、名所の歴史など殆ど考えなかったのですが、この歳になると自分の歴史も振り返りながら先人の偉大さを知ることができ、とても良い刺激になっています。「60歳過ぎたら、1日1万歩歩くと良い」という記事を見て、日々意識していますが、この時は「2日で5万歩」とかなり脚を酷使しましたが、心地良い疲れでした。今後も国内の色々な名所を訪ねたいと思います。

☆KUN:
これって行く場所だけじゃなくて、本とか映画もそうなんですけど、若い頃にぱっと見たものを年取ってから見直すと全然違う印象を受けたり、もちろん嫌な時もあるんですけどね。すっごい好きだった映画が、見直したらめっちゃくちゃつまんなく思えたりすることもありますけど、逆に意味が分からないと思っていた抑揚のない映画だなっていうのが、見直したら何て味わい深いというか、感情を表現してるんだって感動したり。本の意味を新たに感じ取ったり。この名所巡りっていうのもそういうことだと思うんですよね。あそこも行った、ここも行った、全部行ったって記憶の中で行ったことだけ羅列して行った気になってるんですけども、行き直したら思いのほか良かったとかってたくさんあります。例えば東京タワーとかも、子供ができてからもう何年ぶりかに行ったらこんなだったっけってびっくりした思い出があります。もう行きたいところがないなって思ったりする時は、かつて行った所をもう1度行ってみるっていうのも面白いんじゃないんでしょうか。



★From RN:はしれルーファス さん
小生、古い建物と地図と綺麗な景色が好きな、栃木県に住む会社員です。海外生活の憧れというだけのモチベーションで、20代の半分ぐらいは海外で生活していました。その時に色々な友人と出会い自分の世界の狭さに気付かされたり、逆に日本の良さに気付いたり、自分の領域の外に出ることの重要性に気付いた時代でした。今は仕事が忙しく、海外どころか国内の旅行にすら出かけることもめっきり無くなりましたが、昨今の閉塞感が漂う社会を彷徨う中、そろそろ重い腰を上げて今いる居心地の良い場所から出て考え方をリセットしなければいけないと考えている、今日この頃です。旅とは必ずしも物理的な移動とは限らないことを野村さんのラジオを聴いて、改めて感じています。

☆KUN:
そうですね、旅っていうと重たいか。小旅行でもなんでもいいんですけども、とにかく自分の身の回り半径何キロから出たところに行くっていうのがすごく大事なのかなって思います。ニューヨークに行ったっていうお話をしましたけど、面倒くさいんですよやっぱり前よりか格段に行くのが。また飛行機とか嫌だなって思ってしまう自分がやっぱりいるんですけども、行くと必ずあー来てよかった、疲れたけども色んなこと考えますし、アイデアも浮かぶし、だんだん何詰まって考えてたんだろうっていう風に気づくこともたくさんありますし。 それって別にわざわざそんなニューヨークとか遠く行かなくたってできると思うんですよ、多分。だけどその方法がわかんない時って、物理的に自分の体を移動させるってすごく大事だなって行くたんびに思うんですけども。まあ円安、本当にまずい感じでイケイケって簡単に言えないですけども、若い人こそ遠くに行ってみてほしいですね。そしてはしれルーファスさんも言ってますけども、居心地のいい場所から出るっていうのはすごく大事だと思うんですよ。例えば、東京にいて友達がたくさんいて仕事もあって彼氏彼女もいたりして過不足ない毎日っていう時こそ、何もないとこに行ってみたりするっていうのは人生のうちで1度は必ずやってみた方がいいことだって僕は思います。



★From RN:ティートス さん
アメリカの大学に留学している、男子大学生です。学期も終わり、街にはガウンを着た卒業生があちこちで記念撮影をして、時の過ぎる速さを痛感している次第です。帰国日まであと3日。3か月の夏休みに突入する直前。そんな時期に初デートをしてしまいました。と言うのも、その子はマッチングアプリの子で、「本屋さんで、初めて会ったふりをしようよ」とメッセージを送ったところ、思いのほか相手も乗り気で翌日にデートをすることになりました。プランは何もなく、期待をしていませんでしたが、2時間街を散歩しながら話しながら話し、州の議事堂の展望台にも行きました。その子は農場だらけの田舎育ちで、東京から来た僕とは全く違う生まれ育ちですが、共通点が多く盛り上がりました。最後は夏休みのあと、また会おうと約束をしてお別れをしたものの、3か月の間で繋がりが失われるか心配です。もちろんネット上で繋がれますが、簡単に上手く行くわけではないと思います。彼女を忘れるべきなのか、難しくても連絡を取り続けるべきなのか、何かアドバイスがあればお聞かせ願いたいです。

☆KUN:
え?っていう質問ですけども。連絡したければとればいいじゃないですか。でもって、話が盛り上がれば徹夜でお話してもいいですし、言葉が通じなくなったりしたらそれはそれでしょうがないじゃないですか。始める前に、こうなったらどうしようって考えるのが一番もったいないことじゃないですか。 しかもまだ1回しかデートをしていないっていうことですよね。オンラインのデートでもして頑張ってください。