ON AIR DATE
2024.12.15
BACKNUMBER
  • J-WAVE
    EVERY SUNDAY 20:00-20:54


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 Let's travel! Grab your music.

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TUDOR logo


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『TRAVELLING WITHOUT MOVING』・・・
「動かない旅」をキーワードに旅の話と、
旅の記憶からあふれだす音楽をお届けします。
ナヴィゲーターは世界約50ヶ国を旅した野村訓市。

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#531 --- “お便り”ナイト ---

リスナーの皆さんからお寄せいただいた
“お便り”の中から訓市が独断で選んで紹介。

旅の思い出から恋愛、仕事、進路、人間関係など、
何でも受け止めてコメントします。
曲のリクエストや選曲のオーダーにも
お応えします。

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毎週1名の方には、
「500回オンエア記念Tシャツ」をプレゼント中!

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当番組のPodcastは・・・
毎週日曜日の20時に最新版をアップします。
こちらも聴いてください〜

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「旅」と「音楽」に関するエピソードや思い出の
“お便り”をお待ちしています。
「旅先で聴きたい曲」のリクエストも大歓迎!
手紙、ハガキ、メールで番組宛てにお願いします。
番組サイトの「Message」から送信してください。

訓市がセレクトした“お便り”の中から
毎週1通を厳選して、
「番組オリジナルTシャツ」をプレゼント!

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宛先は・・・
〒106-6188
株式会社 J-WAVE
TUDOR TRAVELLING WITHOUT MOVING 宛

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2024.12.15

MUSIC STREAM

旅の記憶からあふれだす音楽。
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
1

YOu Have Been Loved (MTV Unplugged Live) / George Michael

2

She Talks To Angels / The Black Crowes

3

Two Thousand Years / Billy Joel

4

Baby, It's Cold Outside / Jimmy Smith & Wes Montgomery

5

Another Word / きのこ帝国

6

TraveL / Michelle Ndegeocello

7

Wake Up Time / Tom Petty

8

Beautiful World / Blondes

9

Self Control / Cavetown

2024.12.15

ON AIR NOTES

野村訓市は、どこで誰に会い、
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。



KUNICHI was talking

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★From RN:mackey さん
仕事柄、連休が中々取れない自分に彼女が合わせてくれて、旅と言うには近すぎる感じもしますが、今年も山中湖の別荘に連れてって貰いました。別荘で酒や好きな音楽をダラダラ聴いて過ごすのも良かったんですが、今年は山中湖1周14キロを歩こうということになり、ほぼノンストップで歩いて来ました。彼女の背丈は自分より少し低い位の身長で170以上あるので、歩幅が一緒なせいかお互いの歩く速度が変わらず、比較的楽な感じではあったんですけど、ゴールの後はおっさんの身体には若干キツく、別荘に戻ってから直ぐ飲んだアイラのウイスキーの回るのが早かったです。いつも美味しい料理を作ってくれたり、思いつきでこんな事に付き合ってくれる彼女に感謝しながらの2日間でした。

☆KUN:
山中湖1周って14キロもあるんですか・・・って言われても周囲14キロの湖がどのくらいの大きさなのか全く見当もつかないんですけども、湖一周はもうちょっと僕にはツライかな。池がいいですね。井の頭公園ぐらいでも結構疲れちゃいますからね。でも、運動した後に酒の回るのが早いっていうのは分かりますが。パーティーをやったりすると色々呼び出されたり何したりで歩くじゃないですか。1晩で10時間もないですよ、7時間とかですか。万歩計を友達が付けてたんですけど、もうそれ見ただけでお酒が回りましたけどもね。ずっと歩きながらお酒飲んでると、座って飲むより遥かに酔わないですよ。知ってます?皆さん。お酒がすぐ回ってしまうっていう人は、これからは立ち飲みでいかがでしょうか。



★From RN:ベンジャミンはエッグシェル
先日、母と一緒にJourneyのライブに行って来ました。元々のスティーブ・ペリーさんからボーカルは変わってしまいましたが、後任のアーネル・ピネダさんも独特のハスキーさと声量を備え、往年のJourneyを彷彿とさせるとても良いライブでした。訓市さんはこの人の声は最高!といった好きなボーカリストはいますか?

☆KUN:
どうなんですかね。その新しい人の聴いたことがないんですが、僕が小さい頃、もう本当に最初に洋楽をラジオとかで聴いた時にぎりぎりでまだスティーブ・ペリーがJourneyにいて人気だったんですよね。そのあとすぐソロが出て、ハスキーで歌の上手い人だなって。すごい特徴がある声なんで違う人が歌ってるっていうのがどうも信じられないというか、どんなに上手くても違和感を感じてしまうんですが、良いんですか?そんなに。となるとライブに行きたいなっていう気になるんですけども。



★From RN:夢は今でもギターヒーロー
私には、まだ一緒に遊んでくれる小学4年生の娘がおり、家の近所にあるドラム教室へ一緒に通っています。先日そのドラム教室で生徒達の演奏発表会があり、妻と3人で出演しました。娘にはドラムだけではなく、ボーカルまでやらせて、妻にはキーボードを任せ、私は普段はギターを弾いているのですが娘のドラムを支えるためベースを担当し、なんとかトリオ編成の家族バンドを組んで演奏することができました。学生時代以来30年ぶりのライブハウス。それも家族でステージに立つことが出来て感無量です。そして、私が選んだ曲でドラムとボーカルまで練習してくれた娘と、普段あまり人前に出たがらない妻がステージに上がってくれたことに深く深く感謝しています。これでいつか娘が巣立って行ったあとも、きっと死ぬまで忘れられない思い出がまたひとつ増えました。

☆KUN:
これは死ぬまで持っていける思い出ができたんで、もう、“夢は今でもギターヒーローさん”、思い残すことはないですね。…なんてことは言いませんけども、家族でバンドをやるっていうのはすごい良いですよね。番組でも話しましたけど、楽器が1個できるだけで海外行った時とか、知らない人のところでパッて他の人が演奏してるのにジョインしたり、ギターを渡されて歌ったりすると本当に仲良くなるんですよ、不思議と。なので番組を聴いてる皆さんも、今YouTubeとかでレッスンとかフリーでたくさん上がっていて、本当にそれだけ見てギターを覚えた人とかっているんですよ。曲を書いたりとか。ぜひ来年は新しいこととして楽器を覚えるっていうのはいかがでしょうか。



★From RN:Tシャツ捨てられないおじさん
先日、近所のワインビストロで1人お酒を飲んでいたところ、私の着ていたTシャツを見て若い女性が話しかけてきました。そのTシャツは3年前、野村さんとJ-WAVEによるクラウドファンディングのリターン品のTシャツでした。女性は、「TRAVELLING WITHOUT MOVING」 を毎週聴いているとの事で、ラジオの話をして仲良くなりました。Tシャツは話すきっかけ、コミュニケーションツールになるんだなと感じました。あまりにTシャツを羨ましがっていたので、「次回、会ったら差し上げます」と言ったのですが、おじさんが何度も着てたTシャツは微妙ですね。これからもラジオ楽しみにしています。

☆KUN:
若い女性がこの番組Tシャツを見て声をかけてきた。そんなことがあるんでしょうか。たいてい野郎だと思うんですけどね。Tシャツは本当にコミュニケーションツールだと思います。今でこそ昔のロックティーとかすごく流行ってしまいましたけど、 昔は自分が好きだったマイナーなバンドのTシャツとかを着てても誰も分からないじゃないですか。でも、アメリカとかで飲んでいると気づく昔のファンとかがいるんですよ。で、「お前それは…」みたいな。「なぜ貴様がそのTシャツを着てる?」「いや、これ、昔ライブ見に行って」みたいな。それでお酒を奢ってもらったりとか、もう結構な回数ありますけども。先日、空港で自分が作ったTシャツを着ていたんですけども、それは背中に「Live fast, die young as late as possible」。「Live fast, die young」ってまあ昔のロックの標語で「駆け抜けるように生きて早く死ね」っていうロックンローラーの生き様を言う言葉ですが、僕ロック好きですけど、もう歳だしそんなこと口が裂けても言えないじゃないですか。だから「as late as possible」って足したんですよ。「なるだけ長く、若いまま死ぬ」。まあつまり、すごく贅沢な欲張った言葉なんですけど。そりゃそうですよね、みんな若いまま長生きしたいですからね。そしたら杖をついてる長髪のアメリカ人のおじいさんに「Yo!」って声かけられまして、「お前のそのTシャツの標語いいな。それは俺だ!」って自分のことを指してましたから思わず笑ってしまいまして、立ち話をしましたけど、つまり面白いTシャツってとても良いコミュニケーションツールですよ。


★From RN:チキンナンバン
私が中学1年生当時、父の仕事の関係でアメリカはサンディエゴに住んでいました。父の休暇に合わせて様々な場所に家族で旅をした中でサンディエゴから車でラスベガスまで旅行したことが記憶に残っています。ラスベガスでの豪華な建物や素晴らしいエンターテイメントショーも記憶に残る物でしたが、家族で過ごした道中、車中の時間が思い出されます。北に向かい、LAを抜けて郊外に出ると、視界から建物が消えていき、次第に何にも無い砂漠のど真ん中をひたすら走るようになり、やがて日が暮れました。街灯も無く、先程まで遠くに見えていた砂漠や岩の風景が少しずつ暗闇に消え、目の前には車のライトが連なって真っ直ぐに伸び、それが唯一の光になりました。父は運転をしながら家族を飽きさせないように昔話や冗談を聞かせてくれていましたが、やがてカーステレオの音だけになり、その真っ暗な空間に伸びる一筋の光を家族で静かに味わいました。父は既に他界しましたが、今でも母とあの砂漠の真ん中を走った風景、時間の事を話す時があります。リクエストは、道中に父がかけていたトム・ペティの『Wildflowers』から訓市さん のセレクトで1曲かけて頂けますと嬉しいです。

☆KUN:
僕もこの道を何度も走ったことがあるので、情景がすごく浮かんでしまいました。アメリカって内陸部入るとほんとそんな感じです。特にインターステートとか太い高速とかじゃないと、街灯があってもものすごく間隔が空いてたり、あとは街頭自体がなかったり。曲がることもないですからね、道がずーっとまっすぐ、もしくはうねりに沿って上下に登ったり降りたりするだけで。ただ走ってるだけなのに、あんなに記憶に残る高速って、アメリカならではの風景なのかなって思うんですけども。まあとにかくトム・ペティはメチャクチャア合うんですよ。 『Wildflowers』っていうアルバムは個人名義ですごくしっとりとした、わりとアコースティックの曲も多いので、夜しっぽり聴くにはいいと思いますけど、ハートブレイカーズとのアルバムとかは真っ昼間、高速を走るのにぴったりのサウンドトラックです。



★From RN:ボストンテリア
「今年こそは何かを始める」という話が時々出ますが、私はアコギを始めました。きっかけは好きな人の誕生日に「Happy Birthday」と、何か1曲弾いてあげたいと思ったから。週1の個人レッスンを始めて4ヶ月、今のところ続いています。何かを始めるのが面倒な歳になりましたが、始めてしまえばいいものですね。

☆KUN:
偉いです、ボストンテリアさん。今年こそ新しいものを始めると言い続けて12ヶ月目・・・踊りでもやるって言ってビデオまで出しましたが、あれもAIですし、嘘をついただけで何も新しいことを始めてもいなければ、どちらかと言ったら退化してるような気がしていますね。何だろう、新しいこと…1ミリもない気がします。