ANA WORLD AIR CURRENT

世界の各地で体験した思い出を語り合う60分。
EVERY SATURDAY 19:00-19:54 on J-WAVE

NAVIGATOR : 葉加瀬太郎
ON AIR
2021/06/12
GUEST
柄本弾
DESTINATION
Lausanne

バレエの聖地、スイス・ローザンヌへ。

傑作バレエ『ボレロ』を踊ることを許されている、ただひとりの日本人男性ダンサー・柄本弾さんに、ボレロへの想い、レッスンを受けたローザンヌの街、パリ・オペラ座の思い出など伺います。

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MEMORIES

バレエで有名なスイスの地、ローザンヌ。2008年に東京バレエ団に入った柄本さんがツアー等で訪れた中で印象に残っているのは、2015年の夏。モーリス・ベジャール・バレエ団と東京バレエ団の合同で「第九交響曲」を上演した際、公演後の1週間ベジャール氏に付きっきりで『ボレロ』のリハーサルを見てもらったのだそう。
世界中に大きな劇場やオペラハウスは数在れど、パリ・オペラ座はちょっと別格。昔はアジア人が立てるようなところではないと言われたりもしたオペラ座を初めて訪れたのは、母と一緒に兄のバレエ留学先のベルギーに行った時。パリに寄り道して、公演を観たり建物の前で写真を撮ったりしたのだとか。まさか自分がそこで主役(歌舞伎『仮名手本忠臣蔵』を題材にしたモーリス・ベジャール作品『ザ・カブキ』)を踊るとは……。
いつか行ってみたいのは、オーロラを見る旅。“父が結構ダイビングをしていたので、海だったり、山でキャンプをしたり”はよくしていたという柄本さん。ご自身も自然が好きで、その究極のイメージがオーロラなんだそう。人生で一度だけでいいので、いつか見てみたい!

PLAYLIST

  • Flying / John Harle & Opera House
  • Bolero / Karajan(Herbert von)/Berlin Philharmonic Orchestra
  • Tiny Dancer / Lani Hall
  • 雨の黒猫 / 葉加瀬太郎
  • Learn To Fly feat. Elton John / Surfaces & Elton John

GUEST

柄本弾

東京バレエ団プリンシパル。1989年9月26日、京都市生まれ。身長184cm。5歳よりバレエを始める。2008年東京バレエ団に入団。2010年『ラ・シルフィード』『ザ・カブキ』で主役の座を射止め、2012年『ザ・カブキ』パリ・オペラ座公演で主役の由良之助を演じた。2013年にプリンシパルとなり、現在、世界的振付家、故モーリス・ベジャールの代表作『ボレロ』を踊ることを許されているただひとりの日本人男性ダンサーである。2019年ウィーン国立歌劇場、ミラノ・スカラ座の『ザ・カブキ』公演でも主演している。 ★東京バレエ団全国ツアーHOPE JAPAN 2021東日本大震災10年コロナ禍 復興プロジェクト

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NEXT FLIGHT

ON AIR
2024.12.28
GUEST
角幡唯介
DESTINATION
Philadelphia
1976年北海道生まれ。探検家・作家。チベットのヤル・ツアンポー峡谷の単独探検や、極夜の北極探検など独創的な活動で知られる。近年はグリーンランドとカナダ・エルズミア島の地球最北部で狩りをしながら犬橇で旅をするエスキモースタイルの長期旅行を実践する。『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』で開高健ノンフィクション賞・大宅壮一ノンフィクション賞など、『雪男は向こうからやってきた』で新田次郎文学賞、『アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極』で講談社ノンフィクション賞、『極夜行』で大佛次郎賞などを受賞。近著に『裸の大地』第一部・第二部、『書くことの不純』。