ANA WORLD AIR CURRENT

世界の各地で体験した思い出を語り合う60分。
EVERY SATURDAY 19:00-19:54 on J-WAVE

NAVIGATOR : 葉加瀬太郎
ON AIR
2021/08/14
GUEST
猫沢エミ
DESTINATION
Paris

パリでの暮らしと、チュニジア・ポルトガルの旅。

ミュージシャンとして、文筆家として活躍する猫沢エミさん。2002年に渡仏、その後も日本とパリを行き来している猫沢さんに、暮らしたからこそ分かるパリの魅力、一時期よく訪れていたチュニジアの思い出、ポルトガルの旅のお話など伺います。

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MEMORIES

猫沢さんオススメのスポットは、セーヌ川沿いに建つ老舗百貨店「ラ・サマリテーヌ」。16年という長期のリノベーションを経て、つい先日再オープンしたばかりで、このリニューアルに携わったのが、金沢21世紀美術館やランスにあるルーブル美術館の別館も手掛けた妹島和世さん・西沢立衛さんの建築家ユニットSANAA。
パリから飛行機で2時間半ほどのチュニジアは、アラブの春以前に度々訪れていたそう。同じく元フランス植民地であるモロッコより更にヨーロッパ寄りの雰囲気で、西洋的な建物に白い壁と地中海の青い海が合わさる“いいとこどり”な風景が広がる。クスクスや、ブリックと呼ばれる揚げ春巻き、フルーツ……何を食べても美味しい。ちなみにチュニジアで言うタジンは、キッシュのような料理のことなんだとか。
パリに行ったばかりの頃、せっかくヨーロッパに居るのだからと旅先に選んだのがポルトガルのリスボン。料理もお好きな猫沢さんは檀一雄ファンでもあり、檀さんが長く暮らしていたポルトガルに行ってみたかったそう。実際訪れると、日本に近い感覚や食文化があり、郷愁を感じられたそう。

PLAYLIST

  • Magic / Polo & Pan
  • La Thune / Angèle
  • Le gamin de Paris / Yves Montand
  • Paris, Paris / Joséphine Baker
  • Bosporus / 葉加瀬太郎
  • Oxalá / Madredeus

GUEST

猫沢エミ

ミュージシャン、文筆家、映画解説者、生活料理人。2002年に渡仏。2007年より10年間、フランス文化に特化したフリーペーパー《BONZOUR JAPON》の編集長を務める。超実践型フランス語教室《にゃんフラ》主宰。最新刊「ねこしき 哀しくてもおなかは空くし、明日はちゃんとやってくる。」(TAC出版)、9月27日には「猫と生きる。」(扶桑社)が8年ぶりに復刊の予定。

MESSAGE

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NEXT FLIGHT

ON AIR
2024.12.28
GUEST
角幡唯介
DESTINATION
Philadelphia
1976年北海道生まれ。探検家・作家。チベットのヤル・ツアンポー峡谷の単独探検や、極夜の北極探検など独創的な活動で知られる。近年はグリーンランドとカナダ・エルズミア島の地球最北部で狩りをしながら犬橇で旅をするエスキモースタイルの長期旅行を実践する。『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』で開高健ノンフィクション賞・大宅壮一ノンフィクション賞など、『雪男は向こうからやってきた』で新田次郎文学賞、『アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極』で講談社ノンフィクション賞、『極夜行』で大佛次郎賞などを受賞。近著に『裸の大地』第一部・第二部、『書くことの不純』。