ANA WORLD AIR CURRENT

世界の各地で体験した思い出を語り合う60分。
EVERY SATURDAY 19:00-19:54 on J-WAVE

NAVIGATOR : 葉加瀬太郎
ON AIR
2021/10/02
GUEST
矢部太郎
DESTINATION
Mongolia

必要に迫られて4カ国語を習得!?

芸人で、マンガ家としても活躍されている矢部太郎さん。TVのロケで訪れたモンゴルやケニアで現地の方と一緒に暮らした体験や、そこで見た忘れられない景色、さらに、ロンドンの美術館で自身の漫画が展示されていた時の思い出など、楽しいお話満載です。

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MEMORIES

電波少年の企画で訪れたモンゴルで2週間ほどゲルに住まわせてもらった矢部さん。移動先で組み立てられる家で本当に最小限の持ち物で暮らしている身軽さに、こんな生き方もあるんだと思い、夜はとめどない流れ星と人工衛星まで見える空に驚いたそう。また、モンゴルの人達が「星を見てくるね」と出て行くので、最初はそんなに星が好きなんだと思っていたら「星を見に・クマを撃ちに行ってくる」は、お手洗いに行く時の言い方だったのだとか。
矢部さんを歓迎するために、飼っていたヤギをしめてご馳走を作ってくれた時のこと。最初に剥いだ皮を地面にひいて、「大地は神聖だから血で汚さないんだ」と皮の上でヤギを捌き、本当に一滴も血をこぼさない様子を見て、大地に対する感謝の気持ちがとても印象的だったそうです。
「胴上げされる」というロケで本当に一瞬しか居られなかったというパリ。エッフェル塔の前で胴上げされた後、世界一周するため直ぐに次の国に移動しなければならず、2〜3時間しか滞在出来なかったということで、今度は是非、ゆっくりルーブル美術館に行きたいのだとか。
ロンドン旅行では大英博物館、テート・ギャラリー、ロンドン・ナショナル・ギャラリーなどを巡った矢部さん。海外の美術館はフェルメールやゴッホもゆっくり見られて、作品をひとりじめして見られる感じがとても良かったそう。丁度その頃、大英博物館で「マンガ展」が開催されていて、日本のマンガをイギリスの人が文化として認めて、こんなにも沢山の人が観に来てくれて、さらに大きな展示された大きな本棚の中に自身のマンガも入っていたのがとても嬉しかったそうです。

PLAYLIST

  • Run / OneRepublic
  • Happy Up Here / Röyksopp
  • Dovoon Chihree / もんごる
  • Another Sky (SONGBOOK ver.) / 葉加瀬太郎
  • want to go / mabanua

GUEST

矢部太郎

1977年生まれ。芸人・マンガ家。1997年に「カラテカ」を結成。芸人としてだけでなく、舞台やドラマ、映画で俳優としても活躍している。初めて描いた漫画『大家さんと僕』で第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞。最新刊は『ぼくのお父さん』。

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NEXT FLIGHT

ON AIR
2024.11.30
GUEST
森百合子
DESTINATION
Copenhagen
ライター・エッセイスト。北欧の暮らしやインテリア、旅をテーマに執筆。主な著書に『3日でまわる北欧』シリーズ(トゥーヴァージンズ)、『北欧のおもてなし』(主婦の友社)、『日本で楽しむ わたしの北欧365日』(パイ インターナショナル)など。近刊『探しものは北欧で』(大和書房)では、20年近く通う北欧の町や旅の様子をエッセイで綴っている。北欧食器とテキスタイルの店『Sticka スティッカ』も運営。インスタグラム HP:北欧BOOK