ANA WORLD AIR CURRENT

世界の各地で体験した思い出を語り合う60分。
EVERY SATURDAY 19:00-19:54 on J-WAVE

NAVIGATOR : 葉加瀬太郎
ON AIR
2021/12/25
GUEST
吉田友和
DESTINATION
All over the world

90カ国を旅して見つけた、いろんな「いちばん」。

これまで世界90ヵ国を訪れてきた旅行作家の吉田友和さんに、ちょっと(?)変わった初海外旅行や、世界各国で過ごしたクリスマス、さらに、“いちばん○○な国”という視点で振り返る各国の思い出を伺います。今後の旅の予習にぜひ!

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MEMORIES

これまで90カ国を旅してきた吉田さんの初めての海外は、約2年間の世界一周新婚旅行!その旅の第一歩として日本から飛んだ先がバンコク。海外旅の一番の原体験にある街でもあり、また他の国への経由地として通ることも多いため、よく訪れる。ご飯も美味しく、現地で出来た友人もいて、とっても居心地が良い国なのだそう。
チェンマイは、タイ北部にある第2の都市。日本でいう京都のような古い街で、旧市街の城壁に囲まれ昔ながらの街並みが残り、散歩しているとそこら中に遺跡や寺院がある、“のどかな地方都市”。そのチェンマイの名物料理で吉田さんが大好きなのが、カオソーイ。エスニックと言うよりは日本のカレーに近い味にココナッツ風味を足した感じのスープに、黄色い小麦の麺が入ったカレーラーメンのようなもので、食べ終わったあとにライスを注文して入れるのが最高!
「どうせなら凄く寒い所で冬を過ごそう」と、行った先はフィンランド! サンタクロースの村ではサンタさんと面会が出来るということで、並んで順番を待っていると……自分の前のイタリア人とイタリア語でペラペラ会話をしていたサンタさんが、今度は日本語で「どこから来たの?」。流ちょうなイントネーションの日本語で話してくれて、何カ国語も喋るサンタクロースにびっくり!
北極圏の街、サーリセルカは、ヨーロッパからウィンターリゾートを楽しみに来る場所でもあり、日本人にはオーロラ鑑賞で人気のところ。といってもホテルの窓から見えるわけではなく、車に乗ってオーロラが見えそうなところに連れていってもらうのだとか。初日は車でひたすらぐるぐる走るも見ることが出来ず、帰りにもらったオーロラがすごくキレイに写ったポストカードが残念賞みたいでしょんぼり。次の日再チャレンジしたところ、小さいながらも本物のオーロラを見ることが出来たそう。

PLAYLIST

  • The Christmas Song / Nat King Cole Duet with John Legend
  • Dream Away / STUTS feat.Phum Viphurit
  • Sunrise / Gym and Swim
  • Happy Christmas(War Is Over) / 鳥山雄司 With 葉加瀬太郎
  • Bosporus(SongBook ver.) / 葉加瀬太郎

GUEST

吉田友和

1976年千葉県生まれ。2005年、初の海外旅行であり新婚旅行も兼ねた世界一周旅行を描いた『世界一周デート』(幻冬舎)でデビュー。その後、超短期旅行の魅了をつづった「週末海外!」シリーズ(情報センター出版局)や「半日旅」シリーズ(ワニブックス)が大きな反響を呼ぶ。2020年には「わたしの旅ブックス」シリーズで『しりとりっぷ!』を刊行、さらに同年、初の小説『修学旅行は世界一周!』(ハルキ文庫)を上梓した。近著に『大人の東京自然探検』(MdN)『ご近所半日旅』(ワニブックス)などがある。

MESSAGE

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ON AIR
2024.12.28
GUEST
角幡唯介
DESTINATION
Philadelphia
1976年北海道生まれ。探検家・作家。チベットのヤル・ツアンポー峡谷の単独探検や、極夜の北極探検など独創的な活動で知られる。近年はグリーンランドとカナダ・エルズミア島の地球最北部で狩りをしながら犬橇で旅をするエスキモースタイルの長期旅行を実践する。『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』で開高健ノンフィクション賞・大宅壮一ノンフィクション賞など、『雪男は向こうからやってきた』で新田次郎文学賞、『アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極』で講談社ノンフィクション賞、『極夜行』で大佛次郎賞などを受賞。近著に『裸の大地』第一部・第二部、『書くことの不純』。