ANA WORLD AIR CURRENT

世界の各地で体験した思い出を語り合う60分。
EVERY SATURDAY 19:00-19:54 on J-WAVE

NAVIGATOR : 葉加瀬太郎
ON AIR
2022/02/05
GUEST
詩歩
DESTINATION
World Superb View

いつか行ってみたい! 世界各地の絶景!!

新入社員時代のあることがきっかけで絶景ハンティングを始め、いまや〈絶景プロデューサー〉として活躍する詩歩さん。その息を呑むような景色の数々は、シリーズ書籍「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」としても大人気に! そんな詩歩さんがオススメする国内外の絶景ポイントを伺います。今後の旅の予習にぜひ!

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MEMORIES

詩歩さんが今まで行った中で一番過酷だったという、エチオピアのダナキル砂漠。まさに「世界で最も過酷な場所」というキャッチコピーがついているほど、生き物が生きていけない条件下にある絶景。火山地帯で、地下から湧き出す化学物質によって生み出される極彩色の絶景は、まるでどこかの星のよう。見た目に反して臭いは意外と普通、でも物を落としたら拾えないから落とさないでね、と注意されたり、ガイドさんが早く帰りたがるくらい危険な所なのだとか……。
ウクライナの西側、ポーランド寄りにある「恋のトンネル」と呼ばれる場所。森の中に4kmほどの線路が通っていて、その周りの木が自然に丸くなりまるでトンネルのよう。線路はまだ使われていて、業務用の木材を運ぶ列車が1日3本ほど通っているが、列車が通らない時間は観光客が歩けるようになっている。ウクライナも四季があり、写真は夏の新緑の時期のもの。季節ごとに異なる美しい景色が見られそう。
なんと! 「キリンと一緒に朝食が食べられる」というケニアのホテル「ジラフマナー」。キリンが放し飼いされている敷地の中にホテルが建っており、食事をしていると窓の外からキリンの頭が……。一泊の宿泊代は決して安くはないものの、世界中から動物好きが集まって来るため、なかなか予約が取れない中、唯一無二の体験をするために奮発。ここの施設自体は絶滅危惧種のキリンの保護施設なので、一頭一頭に名前がつけられ、大切に扱われているのだそう。
詩歩さんのお気に入りの場所のひとつ、イタリア最南端の島「ランペドゥーザ島」。シチリア島とチュニジアの真ん中あたりに位置し、とてもきれいな海と白い砂浜が広がる島。海の透明度が高く遠浅の海底が続いているため、船の上から真夏の日差しが当たると、出来上がった影との錯覚で、まるで船が空を飛んでいるように見えるのだそう。島時間が流れ、島の人たちもとてもハッピーで、何も予定を入れずに楽しむのには最高! イタリア人でもなかなか行く人が少ない場所なのだとか。

PLAYLIST

  • Somewhere Over The Rainbow?What A Wonderful World / Israel Kamakawiwo?ole
  • Long Drives / BoyWithUke
  • Ob-La-Di,Ob-La-Da / Youssou N'Dour
  • 青の洞窟 / 葉加瀬太郎
  • Photograph (Felix Jaehn Remix) / Ed Sheeran

GUEST

詩歩

1990年生まれ。静岡県出身。「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」プロデューサー。世界中の絶景を紹介するFacebookページ「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」を運営し、70万以上のいいね!を獲得し話題に。書籍「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」シリーズを出版し累計63万部を突破。アジア等海外でも出版される。昨今の”絶景”ブームを牽引し、2014年は流行語大賞にノミネートされた。現在はフリーランスで活動し、旅行商品のプロデュースや企業とのタイアップ、自治体等の地域振興のアドバイザーなどを行っている。浜松市観光大使。

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ON AIR
2024.12.28
GUEST
角幡唯介
DESTINATION
Philadelphia
1976年北海道生まれ。探検家・作家。チベットのヤル・ツアンポー峡谷の単独探検や、極夜の北極探検など独創的な活動で知られる。近年はグリーンランドとカナダ・エルズミア島の地球最北部で狩りをしながら犬橇で旅をするエスキモースタイルの長期旅行を実践する。『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』で開高健ノンフィクション賞・大宅壮一ノンフィクション賞など、『雪男は向こうからやってきた』で新田次郎文学賞、『アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極』で講談社ノンフィクション賞、『極夜行』で大佛次郎賞などを受賞。近著に『裸の大地』第一部・第二部、『書くことの不純』。