ANA WORLD AIR CURRENT

世界の各地で体験した思い出を語り合う60分。
EVERY SATURDAY 19:00-19:54 on J-WAVE

NAVIGATOR : 葉加瀬太郎
ON AIR
2022/03/19
GUEST
岩田リョウコ
DESTINATION
Seattle, Finland

“コーヒー”と“サウナ”にまつわるライフストーリー。

文筆家でイラストレーターの岩田リョウコさん。シアトル在住時に立ち上げたコーヒーブログ「I Love Coffee」が人気にとなり、書籍化された『COFFEE GIVES ME SUPERPOWERS』が全米ベストセラーに!その後、サウナにも魅了され……コーヒーと、サウナを巡る旅のお話、さらにユニーク過ぎる岩田さんのライフストーリーについて伺います。

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MEMORIES

「シアトルの短い夏のレイクユニオン湖です。後ろにスペースニードルが見えます」
海外ドラマで見たFBI捜査官に憧れ、近い感じの職業を探していた岩田さんが見つけたのが、外務省。当時たまたま日本語教育の専門家を探していると知り、コロラド州の大学院で日本語教育学を学んだ経験も生かせる仕事に応募、試験や面接を受け、派遣された先がシアトルでした。
「アメリカで本が発売されて、自分の本が本屋さんにあって興奮している写真です」
コーヒーブログ「I Love Coffee」が人気となり、各国で書籍化。元々はコーヒー嫌いの紅茶派だった岩田さんですが、シアトルに行ったことをきっかけに、現地の人々があまりにもコーヒーを飲む様子に感化され、飲もうと思い立ったことが発端だったそうです。
「フィンランドの友人と外気浴中(マイナス5度くらい)」
サウナと言えばフィンランドというくらい日本でも浸透してきたフィンランド人のサウナ好き。数年前からサウナにどハマりしている岩田さんも、それでフィンランドに行ったのかと思いきや、きっかけはサウナ、ではなく、コーヒー! シアトル時代に「世界コーヒー飲んでるランキング」を作ろうと調べたところ、まさかのフィンランド1位に驚き、これは見に行かねばと行ったんだとか。ちなみにコーヒー豆の年間1人当たりの消費量は、日本3.4kgフィンランドは1人当たり12kgなのだそうです。
「ヘルシンキで1番古い公衆サウナです。みんなこんな風に外気浴しています」
日本の銭湯のように、フィンランドには公衆サウナがあって、仕事終わりで皆が集まってきてはサウナに入り、車道脇の歩道のような所でバスタオル一枚で座りながらビール飲み、家に帰るという日常が見られる。初フィンランドではロウリュの蒸気に驚いていた岩田さんも、いまとなっては水風呂後の「悪い人が全部抜けるような気持ちよさ」やON/OFFのスイッチの切り替えが出来る感じも好きで、サウナがないと生きていけない状態だそうです。

PLAYLIST

  • The Colourful Life / Cajun Dance Party
  • Orange Coffee / Rocketman
  • Feel It All Around / Washed Out
  • WITH ONE WISH(Symphonic Sessions) / 葉加瀬太郎
  • Island / My bubba

GUEST

岩田リョウコ

文筆家、イラストレーター。アメリカ在住中に出版したコーヒー本『COFFEE GIVES ME SUPERPOWERS』が全米ベストセラーに。世界5ヵ国で翻訳出版されている。サウナ愛好家でサウナ・スパ健康アドバイザーの資格を持つ。著書に『週末フィンランド ちょっと疲れたら一番近いヨーロッパへ』(大和書房)、『エンジョイ!クラフトビール 人生最高の一杯を求めて』(KADOKAWA)、『コーヒーがないと生きていけない! 毎日がちょっとだけ変わる楽しみ方』(大和書房)、『HAVE A GOODSAUNA! 休日ふらりとサウナ旅』、は2022年2月に新刊『ちょっとサウナ行ってきます こうあるべきを脱ぎ捨てて、明日がもっと軽くなる』(いろは出版)が発売。

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ON AIR
2024.12.28
GUEST
角幡唯介
DESTINATION
Philadelphia
1976年北海道生まれ。探検家・作家。チベットのヤル・ツアンポー峡谷の単独探検や、極夜の北極探検など独創的な活動で知られる。近年はグリーンランドとカナダ・エルズミア島の地球最北部で狩りをしながら犬橇で旅をするエスキモースタイルの長期旅行を実践する。『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』で開高健ノンフィクション賞・大宅壮一ノンフィクション賞など、『雪男は向こうからやってきた』で新田次郎文学賞、『アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極』で講談社ノンフィクション賞、『極夜行』で大佛次郎賞などを受賞。近著に『裸の大地』第一部・第二部、『書くことの不純』。