美食のプロが見た、世界の食文化の最新事情。
「世界のベストレストラン50」「アジアのベストレストラン50」の日本評議委員長も務める、コラムニストで美食評論家の中村孝則さん。世界の“食”を求めて旅する中村さんが、近年、美食の街として注目しているのは、コロンビアの首都ボゴタ！ さらに、レストランだけに限らない、中村さんの美味しい旅の想い出とは!?
MEMORIES
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- 美食の世界で近年話題のコロンビアの首都ボゴタから、世界のベストレストラン50にランクインしたレストラン「レオ」。シェフのレオノール・エスピノサさんは食を通した社会活動への取り組みでも知られ、“ラテンアメリカのベスト女性シェフ”にも選出。日本の約3倍の面積があるコロンビア。大西洋・太平洋・カリブ海の3つの海に囲まれ、アンデス山脈やアマゾン川流域も含む土地柄、淡水/海水魚、高山植物、昆虫食等、ありとあらゆる食材を使った、不思議で美味しい料理が味わえるのだとか。
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- 花とフルーツであふれるボゴタ最大の市場、パロケマオ市場も中村さんおすすめの場所。実は、日本に輸入されているカーネーションの70%はコロンビアから空輸されているのだとか。フルーツの種類も豊富で、日本では見たこともないようなトロピカルフルーツが盛り沢山。中村さんのイチオシは、グラナディージャと、グアジャバ。
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- ボゴタを訪れたら、ぜひ足を延ばして行ってみたい郊外の街、シパキラ。「塩の大聖堂」で知られるここは元々岩塩の採掘場で、地下200mほどにくり抜かれた巨大な空間が、そのままカトリックの大聖堂になっている。シャンデリアに照らされた十字架も、お土産として売られているマリア像や十字架も、全て、塩！
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- 中村さん曰く、楽しさでは今までで世界一かも、というレストラン「アンドレス・カルネ・デ・レス」。ボゴタから車で1時間ほどのチアという小さな街にあり、収容人数はなんと2000人以上！ 薪焼き用の煙突が20〜30本立ち並ぶ遊園地のような巨大なレストランで、様々なコスチュームに身を包んだスタッフ達が歌ったり踊ったり、パフォーマンスしながらサーブしてくれる演出で、大人から子供まで大人気なのだそう。
PLAYLIST
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- Color Esperanza 2020 / Various Artists
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- Viaje / Ramiro Cubilla
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- Gozá Gozá / Buendía
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- 情熱大陸（SONGBOOK） / 葉加瀬太郎
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- Brindo Con El Alma / Fonseca feat.Chabuco
GUEST
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中村孝則
コラムニスト・美食評論家。1964年神奈川県葉山町生まれ。美食を中心に、ファッションや旅などラグジュアリーライフをテーマに、雑誌やテレビ、講演で活躍。「世界のベストレストラン50」ならびに「アジアのベストレストラン50」日本評議委員長。2018年よりベスト・オブ・コロンビア大使も務める。2007年にシャンパーニュ騎士団シュバリエを受勲、2010年スペインのカタルーニャ地方よりカヴァ騎士の称号を受勲。大日本茶道学会茶道教授、剣道教士七段。主な著書に「名店レシピの巡礼修業」（世界文化社）共著に「ザ・シガーライフ」（ヒロミエンタープライズ）
INFORMATION
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