ANA WORLD AIR CURRENT

世界の各地で体験した思い出を語り合う60分。
EVERY SATURDAY 19:00-19:54 on J-WAVE

NAVIGATOR : 葉加瀬太郎
ON AIR
2022/04/02
GUEST
益子侑
DESTINATION
Singapore, Europe

お気に入りスポット満載のシンガポールと、ヨーロッパ演奏旅行の旅。

学生時代から国際音楽祭やヨーロッパツアーを経験し、クラシックの枠を超え活躍するヴァイオリニストの益子侑さんに、シンガポールや初海外の思い出、自身が手がける淡路島での〈音楽島プロジェクト〉のお話などを伺います。

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MEMORIES

コロナ禍以前は年に1〜2回訪れていたシンガポールの第一印象は都会! エスカレーターのスピードが速くて東京の都心よりも活気を感じたそう。国が仕切るマリーナベイサンズの噴水ショーでは坂本龍一さんの「戦場のメリークリスマス」が使われ、ステージ作りの勉強にもなったそう。ちなみにお馴染みのマーライオンは国が指定するもので、以前5体全部巡ったが、そのあと増えて今は7体あるのだとか。
カフェ巡りがお好きな益子さん。シンガポールで外せないのは、やっぱりハイティー。どこに行こうか調べていると、チャップリンが定宿にしていたという「ラッフルズホテル」に行き着いたそう。ここ以外にもシンガポールにはオシャレなカフェが沢山あるようです。
大学4年の時、大学100周年記念のヨーロッパツアーに、オーケストラの一員として参加、ミュンヘン・プラハ・バンベルク・ウィーンで4公演行ったのが初海外の思い出。特に印象的だったのはウィーンの「楽友協会ホール」。「黄金の間」と呼ばれるキンキラキンのホールで、木のホールとは違う共鳴を体験。そして市立公園「シュタットパーク」では、ヨハン・シュトラウス2世がヴァイオリンを弾く像の側で同じ格好をして写真撮影も。
益子さんが『音楽島プロジェクト』を手掛ける淡路島。地方創生と、コロナ禍でフリーの音楽家たちの新しい働き方を作ることをテーマに活動中。そんな『国生みの島』淡路島には魅力が沢山! 例えば、絶景夕日スポットの慶野松原、そして伊弉諾尊と伊弉冉尊が祀られている伊弉諾神宮は、神社好きの益子さんも度々訪れるそう。

PLAYLIST

  • Mr. Blue Sky / Pomplamoose
  • move / brb.
  • Higher / Martin & Rami, Joie Tan
  • Tritsch-Tratsch Polka / 葉加瀬太郎
  • 春をどうぞ / 葉加瀬太郎
  • iZA! / 益子侑&デラックス

GUEST

益子侑

埼玉県出身。3歳よりヴァイオリンを始める。元NHK交響楽団コンサートマスター・田中千香士氏、ウィーン国立音楽大学フリッセンシュラガー教授、イ・ムジチ合奏団コンサートマスター・フェデリコ・アゴスティーニ氏等のもとで研鑽を積む。東京音楽大学付属高等学校を経て、東京音楽大学卒業。在学中より国際音楽祭やヨーロッパツアー等多数出演。大学卒業後、昭和音楽大学研究員を務める。2011年、浜離宮朝日ホールにて世界的ヴァイオリニスト、イヴリー・ギトリス氏と共演。クラシックにとどまらず、TV・ライブ・PVにて福山雅治、エンヤ、松田聖子、氷川きよし、サザンオールスターズ、SMAP、平井堅、橋幸夫、小林幸子、KONISHIKI、The Platters、The Stylistics、Superfly、水樹奈々他、各氏多数アーティストと共演。2016年にソロ活動を本格始動し、今年、ひとりユニット「益子侑&デラックス」の活動もスタート。

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NEXT FLIGHT

ON AIR
2024.12.28
GUEST
角幡唯介
DESTINATION
Philadelphia
1976年北海道生まれ。探検家・作家。チベットのヤル・ツアンポー峡谷の単独探検や、極夜の北極探検など独創的な活動で知られる。近年はグリーンランドとカナダ・エルズミア島の地球最北部で狩りをしながら犬橇で旅をするエスキモースタイルの長期旅行を実践する。『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』で開高健ノンフィクション賞・大宅壮一ノンフィクション賞など、『雪男は向こうからやってきた』で新田次郎文学賞、『アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極』で講談社ノンフィクション賞、『極夜行』で大佛次郎賞などを受賞。近著に『裸の大地』第一部・第二部、『書くことの不純』。