ANA WORLD AIR CURRENT

世界の各地で体験した思い出を語り合う60分。
EVERY SATURDAY 19:00-19:54 on J-WAVE

NAVIGATOR : 葉加瀬太郎
ON AIR
2022/05/14
GUEST
Rei
DESTINATION
New York, Music Festival

音楽を通じて飛び回る世界各国の思い出。

デビュー当時からブルースをルーツに持つ圧倒的なギターテクニックで、数々の海外の音楽フェスに参加してきた、シンガー・ソングライターでギタリストのReiさん。海外のステージで体験したとっておきの思い出、NYでの音楽やギターとの出会いについて、そして新作『QUILT』のお話も伺います。

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MEMORIES

スペインの歴史あるジャズフェスティバル「Jazzaldia」。2019年にReiさんも出演したこのフェスの動員数はなんと15万人以上! サンセバスチャンの街全体が毎年このフェスを目標に動いているほどなのだとか。また、さすがは美食の街、全てが美味だったという中でも、一番の思い出の味は生ハム。かつお節かと思う程薄くスライスされた、ふわふわの生ハムがとにかく美味しかったそう!
2016年に東京スカパラダイスオーケストラと共演した「Java Jazz Fes」。インドネシアのジャカルタで行われたこのフェスでReiさんが印象的だったのは、同世代の若い人が沢山演奏していたこと。さらに若いお客さんも多く、若い世代が思いきり楽しんでいる光景を見ることができたのが、とても嬉しかったのだとか。
ギターに出会ったのは、幼い頃を過ごしたNY。クラシックギターを習いながら、学校のビッグバンドでの演奏を通じてジャズのインプロヴィゼーションを楽しいと思うように。まだ日本語も英語も中途半端だった当時の幼いReiさんにとって、2小節の中で即興で音楽で会話するブルーズは言語的なジャンルに感じられ、新しいコミュニケーションツールを手に入れたような感覚だったそう。
仕事先でついつい覗いてしまうのは、やっぱり楽器屋さん。スペインに行った時はフラメンコギターを教えてもらい、その奏法の違いにびっくりしたり、東南アジアの国では現地の楽器や、地元メーカーのギターに出会ったり……。国によってそれぞれ雰囲気も違うので、必ず行ってみて演奏したり、本当に気分が良くて目が合っちゃったときは買って帰ることもあるのだそう。

PLAYLIST

  • TAKE A BREAK / Rei with Cory Wong
  • Algo Contigo / Rosario
  • On stage / Jive Me
  • eutopia / Rei
  • 新世界 / KRYZLER&KOMPANY
  • QUILT / Rei with Ryohu and Friends

GUEST

Rei

卓越したギタープレイとボーカルをもつ、シンガー・ソングライター/ギタリスト。幼少期をNYで過ごし、4歳よりクラシックギターをはじめ、5歳でブルーズに出会い、ジャンルを超えた独自の音楽を作り始める。2015年2月、長岡亮介(ペトロールズ)を共同プロデュースに迎え、1st Mini Album『BLU』をリリース。FUJI ROCK FESTIVAL、SUMMER SONIC、RISING SUN ROCK FESTIVAL、ARABAKI ROCK Fest、SXSW Music Festival、JAVA JAZZ Festival、Les Eurockeennes、Heineken Jazzaldiaなどの国内外のフェスに多数出演。2017年秋、日本人ミュージシャンでは初となる「TED NYC」でライヴパフォーマンスを行った。2021年には1st Album『REI』のInternational Editionが、US/Verve Forecast レーベルより全世界配信。同年10月より始動した、東京に出てきてから10年間で築いてきた音楽仲間たちとの繋がりを具現化したコラボレーション・プロジェクト“QUILT”の集大成的アルバム『QUILT』を先月リリースした。

MESSAGE

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NEXT FLIGHT

ON AIR
2024.12.28
GUEST
角幡唯介
DESTINATION
Philadelphia
1976年北海道生まれ。探検家・作家。チベットのヤル・ツアンポー峡谷の単独探検や、極夜の北極探検など独創的な活動で知られる。近年はグリーンランドとカナダ・エルズミア島の地球最北部で狩りをしながら犬橇で旅をするエスキモースタイルの長期旅行を実践する。『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』で開高健ノンフィクション賞・大宅壮一ノンフィクション賞など、『雪男は向こうからやってきた』で新田次郎文学賞、『アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極』で講談社ノンフィクション賞、『極夜行』で大佛次郎賞などを受賞。近著に『裸の大地』第一部・第二部、『書くことの不純』。