ANA WORLD AIR CURRENT

世界の各地で体験した思い出を語り合う60分。
EVERY SATURDAY 19:00-19:54 on J-WAVE

NAVIGATOR : 葉加瀬太郎
ON AIR
2022/08/13
GUEST
青木由香
DESTINATION
Taiwan

台湾在住20年、暮らしに見る台湾の魅力とは!?

ライターで、“台湾一人観光局”局長の青木由香さん。台湾に移住して20年、日本での台湾旅行ブームの仕掛け人とも言える青木さんに、最新刊「暮らしの図鑑 台湾の日々」のお話を中心に、現地の暮らしの中から見えてくる台湾の魅力、たっぷり伺います。

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MEMORIES

11年前にも登場頂いた青木さんい最近の台湾の様子を伺うと、手作りや料理を以前は若者達はしなかったけども、フラワーアレンジメントが大人気! お茶とお菓子が出て、自分で生けたお花をラッピングして持って帰れたり、陶芸教室、金継ぎを習うのも流行っているのだとか。一年中湿度が高い台湾では漆の硬化が早く、1週間で次の工程に移れるため、気候的にも向いているそう。
コロナ禍で国内旅行が盛んになった結果、地方が元気になり、今まであまり人が行かなかった場所が爆発的人気に。特に注目なのは、台南の隣の街、嘉義(かぎ)。古い街並みを利用したお店を若い人たちが作ったり、日本統治時代の公的な建物が美術館になったりと、とても魅力的なのだそう。また嘉義農林学校は、日本統治時代に夏の甲子園大会に出場、準優勝した歴史も。
台湾旅で、青木さんのおすすめの一つは習い事。マンツーマンで中国語を習うもよし、料理教室に行くもよし、一日で陶芸が出来るところも! 日本人に人気の魯肉飯も店や人によってレシピが違うので、色んな料理教室をハシゴするのも面白いかも?
台湾人がパワフルな原因は昼寝にある! 高校まで「お昼寝の時間」があり、机に突っ伏して寝ないといけないため、社会人になっても習慣に。そのため大企業に行くと12時にはオフィスの電気が消えるのだとか。お昼休みが1時間半の会社が多く、寝る人優先で消灯。食べている人は暗い中で昼食をとり、そのまま会議室に寝っ転がったり机に突っ伏して、1時間ほど昼寝をするそう。

PLAYLIST

  • Fly Now! / Crowd Lu
  • Mountain Dude / LINION ft.L8CHING
  • Anima / Elephant Gym
  • Messenger Birds / 葉加瀬太郎
  • 儀式感 / Everfor

GUEST

青木由香

神奈川県生まれ、台湾在住。2005年に台湾の出版社から出版した『奇怪ねー台湾』がベストセラーに。2011年よりFMラジオ番組『楽楽台湾』のパーソナリティを8年務める。現在は、ほぼ日の連載『台湾のまど』や各メディアで大好きな台湾を日本に紹介している。『奇怪ねー台湾』『台湾ニイハオノート』『好好台湾』『最好的台湾』『台湾のいいものを持ち帰る』など著書多数。2015年台北に台湾のいいもの、日本のいいものを紹介するショップ&ギャラリー「你好我好」をオープン。

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ON AIR
2024.12.28
GUEST
角幡唯介
DESTINATION
Philadelphia
1976年北海道生まれ。探検家・作家。チベットのヤル・ツアンポー峡谷の単独探検や、極夜の北極探検など独創的な活動で知られる。近年はグリーンランドとカナダ・エルズミア島の地球最北部で狩りをしながら犬橇で旅をするエスキモースタイルの長期旅行を実践する。『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』で開高健ノンフィクション賞・大宅壮一ノンフィクション賞など、『雪男は向こうからやってきた』で新田次郎文学賞、『アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極』で講談社ノンフィクション賞、『極夜行』で大佛次郎賞などを受賞。近著に『裸の大地』第一部・第二部、『書くことの不純』。