本場のパエリアを食べに向かったのはバレンシア。レストランの店内には大きな絵が掛かり、そこには農家の方の農作業の風景が。元祖的なパエリアの具はウサギ、エスカルゴ、豆。米処で農作業をしながら炊く様子を見て、その食材に納得。シンプルで具も華美ではないが、素晴らしい出汁で炊かれたお米がとても美味! ちなみに一番好きだったパエリア店は「Racó del Turia」だとか。
マンガ家、料理研究家。著作に『世界家庭料理の旅』『女一匹シベリア鉄道の旅』『世界の子育て くらべてみたら、心がふわっとラクになった』など多数。産経新聞連載「世界の食卓Trip」を執筆し、各国の文化や暮らしを子細に描く。料理イベント「世界家庭料理の旅」を主催し、料理を通じた異文化交流を展開。さらに、アフリカ最大のポップカルチャーイベント「Comic Con Africa」での講演や、ブルガリアでの個展開催など、国際的に活動の場を広げている。