カナダ武者修行の旅。

NOAH所属のプロレスラー清宮海斗さん。19歳でプロデビューした後、海外武者修行の旅に。1日およそ12時間の練習と5回の食事で、まさに一回り大きくなって帰国した清宮選手に、夢をつかむために渡ったカナダのお話などを伺います。

MEMORIES

: プロレスが盛んで歴代チャンピオンも多数輩出しているカナダへ、武者修行の旅に出た清宮選手。向こうは日本以上に試合数が多く、毎日試合をしながら拠点を移していく生活で、21連戦したことも！

: 住んでいたのはウィンザーという国境沿いの田舎町。川を挟んだ向こう側はアメリカのデトロイト。各国から様々な体格の選手が集まる環境で、身体だけは大きくして帰ろうと決め、1日1万キロカロリーを摂取。ときには現地の食材でちゃんこも作ったそう。

: カナダに行ったのがきっかけで旅にハマり、プライベートでは一人でよく小旅行へ。「自分がそこへ行かなければ会えなかった」という出会いが好きだという清宮選手。最近は群馬へ行き、足尾銅山に行ってみたり、土地の人と喋ったりして旅を漫喫してきたのだとか。

: 清宮海斗
プロレスラー（プロレスリング・ノア所属）。1996年さいたま市生まれ。プロレスリング・ノア（以下NOAH）創設者である三沢光晴にあこがれ、2015年にNOAHへ入門し同年にデビューを果たす。2018年にはデビュー3年にもかかわらず、NOAHの最高峰・GHCヘビー級王座に就く。その後もNOAHの若きエースとして活躍、2022年には武藤敬司の引退ロード第一弾となる7・16日本武道館大会で、武藤との4回目のシングル対決にして遂にギブアップ勝ちを奪う。武藤から「オレに勝ったご褒美として」ドラゴン・スクリュー、足四の字固め、シャイニングウィザードの３つの技を譲り受けた。2023年は、2月12日に大阪で昨年9月ライバルである拳王から奪取したGHCヘビー級の防衛戦を行うだけでなく、2月21日東京ドーム大会では、かねてからシングル対決を熱望していた新日本プロレスのオカダ・カズチカとの対戦が決定するなど、まさに「勝負の年」となった。2018年、2019年「プロレス大賞」敢闘賞受賞。2022年自らのYouTubeチャンネル「こんなの初めてですよ！TV」開設。


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: ライター・エッセイスト。北欧の暮らしやインテリア、旅をテーマに執筆。主な著書に『3日でまわる北欧』シリーズ（トゥーヴァージンズ）、『北欧のおもてなし』（主婦の友社）、『日本で楽しむわたしの北欧365日』（パイインターナショナル）など。近刊『探しものは北欧で』（大和書房）では、20年近く通う北欧の町や旅の様子をエッセイで綴っている。北欧食器とテキスタイルの店『Sticka　スティッカ』も運営。インスタグラム　 HP：北欧BOOK