ANA WORLD AIR CURRENT

世界の各地で体験した思い出を語り合う60分。
EVERY SATURDAY 19:00-19:54 on J-WAVE

NAVIGATOR : 葉加瀬太郎
ON AIR
2023/02/18
GUEST
反田恭平
DESTINATION
Poland

ポーランド ショパン・コンクールの舞台裏。

2021年、第18回ショパン国際ピアノコンクールで第2位に入賞、実に51年ぶりの日本人最高位タイ記録という快挙を成し遂げた、ピアニストの反田恭平さん。数年越しの夢を叶えたコンクール舞台裏の出来事や、「住んでみたい!」と思った海外の街のこと、さらに、ピアニスト・指揮者・会社社長など様々な顔を持つ反田さんの今後の夢のお話も伺います。

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MEMORIES

5年に1度、ポーランドのワルシャワで行われるショパン・コンクール。コロナ禍で6年ぶりの開催となった年に出場した反田さん曰く、通称「ショパコン」は、極端に言えば『世界各国の若手音楽家が「君が代」を日本で歌うようなもの』。それ故、ポーランド人の反応が顕著に出るのだとか。
演奏会で訪れたイスラエルのテルアビブで印象に残ったのは街のきれいさ。海で遊んだあと裸足で歩いて帰っても傷付かないほど道がきれい! ベンチャー企業が集まる勢いも感じられ、ご飯も美味しく、ハマったのは葉付きカリフラワーの丸焼きと本場のケバブ。思わず物件や家賃に目がいくほど魅力的な街だったそう。

PLAYLIST

  • I Belong To You (+Mon Coeur S’Ouvre a Ta Voix) / Muse
  • ワルツ 第4番 ヘ長調 Op.34-3 / 反田恭平
  • バラード第2番 ヘ長調 Op.38 / 反田恭平
  • A Letter From The Island / 葉加瀬太郎
  • Symphony / Clean Bandit feat. Zara Larsson

GUEST

反田恭平

2021年第18回ショパン国際ピアノコンクールで日本では半世紀ぶりの最高位第2位を受賞。2016年のサントリーホール 完売のセンセーショナルなデビュー・リサイタル以降、毎年定期的にリサイタルや国内外のオーケストラとのツアーを全国で行なっている。2018年からは室内楽や自身が創設したジャパン・ナショナル・オーケストラのプロデュースも行っており、2021年5月にはオーケストラのための新会社を立ちあげ、奈良を拠点に世界にむけて活動を開始している。海外での活動も増え、2020年パリ:サルコルトー、ウィーン楽友協会でデビューを果たし現地の観客から称賛を得ている。2015年に日本コロムビア よりCDデビューを果たし、2019年にはイープラスとの共同事業でレーベルを立ち上げ、CDの売り上げを伸ばしている。また「題名のない音楽会」、「情熱大陸」など音楽番組はもちろん、ドキュメント番組やニュース番組などメディアへの出演も多くクラシック音楽の普及にも力を入れている。2020年のコロナ禍ではいち早く有料のストリーミング配信を行い、2021年からは若手の音楽家とファンを繋ぐコミュニケーションの場となる音楽サロン「Solistiade」も運営している。2014年チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院を経て現在F.ショパン国立音楽大学(旧ワルシャワ音楽院)研究科に在籍しながらウィーンで指揮の勉強もしている。オフィシャルHP オンラインサロン Solistiade

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ON AIR
2024.12.28
GUEST
角幡唯介
DESTINATION
Philadelphia
1976年北海道生まれ。探検家・作家。チベットのヤル・ツアンポー峡谷の単独探検や、極夜の北極探検など独創的な活動で知られる。近年はグリーンランドとカナダ・エルズミア島の地球最北部で狩りをしながら犬橇で旅をするエスキモースタイルの長期旅行を実践する。『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』で開高健ノンフィクション賞・大宅壮一ノンフィクション賞など、『雪男は向こうからやってきた』で新田次郎文学賞、『アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極』で講談社ノンフィクション賞、『極夜行』で大佛次郎賞などを受賞。近著に『裸の大地』第一部・第二部、『書くことの不純』。