ANA WORLD AIR CURRENT

世界の各地で体験した思い出を語り合う60分。
EVERY SATURDAY 19:00-19:54 on J-WAVE

NAVIGATOR : 葉加瀬太郎
ON AIR
2023/03/11
GUEST
渡貫淳子
DESTINATION
Antarctic

南極シェフの渡貫淳子さんの旅。

南極観測隊の調理隊員をつとめた南極シェフの渡貫淳子さん。普通の主婦だった渡貫さんが、一念発起して南極へ! 現地隊員たちにいちばん人気だったメニューや南極シェフならではの工夫とは? さらに、南極での意外な過ごし方や観光スポットも。知られざる南極のお話、たっぷり伺います。

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MEMORIES

南極の観光スポットとして代表的なのが「19広場」にある「昭和基地」と書かれた木の看板。皆そこで必ず写真を撮るのは、それ以外に昭和基地に居るという証明が出来ないから……。ちなみに、その19広場にはポケモンがいるそうです。
ペンギンが身近にいるのは、繁殖期の11月頃から3、4ヶ月ぐらい。その間は巣で産卵して子育てをするため、歩く姿を見られたり、寝ていると鳴き声が聞こえてきたりもするのだそう。
昭和基地は、オーロラ帯と呼ばれる、ドーナツ状にオーロラが出やすい場所の真下にあるため、観測ポイントとしても恵まれています。天気予報のようにオーロラ予報もあって、ほとんど当たるのだとか。
憧れの旅先のひとつは、ポートランド。フードトラックが集まる名所だそうです。渡貫さんによると、アメリカのフードトラックは大きくて、レストランの厨房が丸々1個走ってくる感じがたまらないそうです。

PLAYLIST

  • Waiting In Vain / Annie Lennox
  • In The Silence / Asgeir
  • 南極に行きたい / 矢野顕子・野口聡一
  • ビタミン / NH&K TRIO
  • Adventures In Paradise / Minnie Riperton

GUEST

渡貫淳子

1973年青森県八戸市生まれ。調理師。調理の専門学校を卒業後、同校の日本料理技術職員として勤務。出産後は一旦職場を離れ、一児の母として家事・育児に奮闘する日々を送ってきたが、一念発起して南極観測隊の調理隊員にチャレンジ。3度目の挑戦で見事合格を果たし、母親としては初の調理隊員として第57次南極地域観測隊に参加。日本を出発してから帰国まで1年4か月、越冬隊の食事を執り行う。帰国後は、各誌でのレシピ紹介や講演会など活動の場を広げる。2018年6月放映の「世界一受けたい授業」(日本テレビ)で紹介された「悪魔のおにぎり」が大反響を呼び、南極での料理が話題となった。著書『南極ではたらく かあちゃん、調理隊員になる』(平凡社)『南極の食卓 女性料理人が極限の地で見つけた暮らしの知恵』(家の光協会刊)

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NEXT FLIGHT

ON AIR
2024.12.28
GUEST
角幡唯介
DESTINATION
Philadelphia
1976年北海道生まれ。探検家・作家。チベットのヤル・ツアンポー峡谷の単独探検や、極夜の北極探検など独創的な活動で知られる。近年はグリーンランドとカナダ・エルズミア島の地球最北部で狩りをしながら犬橇で旅をするエスキモースタイルの長期旅行を実践する。『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』で開高健ノンフィクション賞・大宅壮一ノンフィクション賞など、『雪男は向こうからやってきた』で新田次郎文学賞、『アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極』で講談社ノンフィクション賞、『極夜行』で大佛次郎賞などを受賞。近著に『裸の大地』第一部・第二部、『書くことの不純』。