ANA WORLD AIR CURRENT

世界の各地で体験した思い出を語り合う60分。
EVERY SATURDAY 19:00-19:54 on J-WAVE

NAVIGATOR : 葉加瀬太郎
ON AIR
2023/05/06
GUEST
宅見将典
DESTINATION
Los Angeles

日本を飛び出し掴んだグラミー賞の夢。

第65回グラミー賞で、最優秀グローバル音楽アルバム賞を受賞した作曲家・編曲家の宅見将典さん。ある作品に演奏で参加したことでがきっかけで、世界最高峰の音楽の祭典グラミー賞を現地で目の当たりにし、単身ロサンゼルスへの移住を決意した宅見さんのライフストーリー、さらに宅見さんの意外な特技とは?

今週のPODCASTを聴く

MEMORIES

第53回グラミー賞が行われたステイプルズ・センター(2011年当時の名称)。スライ&ロビーのノミネート作品に参加したことで、初めて現地で見た受賞式に圧倒された宅見さん。歌も演奏もダンスも、人間業を超えたようなパフォーマンスに「またここに来たい!」と思ったことが人生の転機に。
ハリウッドにある「マジック・キャッスル」は、その名の通りお城の外観をしたマジックの会員制クラブ。マジックが大好きな宅見さんの憧れの場所で、初LAのときもツアーガイドの人に頼んで車で前を通ってもらったほど。その後オーディションを通過して、念願の会員になれたそう。
昨年11月に第65回グラミー賞のノミネートが発表され大きな感動と喜びを味わったものの、そこから先はもはや“神のみぞ知る世界”。そして今年2月、クリプト・ドットコム・アリーナにて最優秀グローバル・ミュージック・アルバム賞を受賞したときは、ドーパミンが出過ぎて正直記憶が薄いのだとか。
LAは自信が湧く街、という宅見さん。人々が陽気で「自分のやりたいことやりなよ!」と背中を押してくれる。お気に入りの店は、ダウンタウンにあるドイツの美味しいホットドッグ屋「Wurstkuche」や、アーケードゲームを集めたバー「82」など。

PLAYLIST

  • As It Was / Harry Styles
  • Los Angeles / Haim
  • Move On / Mike Posner
  • Sakura / Masa Takumi feat. Ron Korb & Nadeem Majdalany
  • Witch / The Bird And The Bee

GUEST

宅見将典

1978年、大阪生まれ。作曲家、編曲家。音楽への目覚めは、小学校のブラスバンド部のトランペットにはじまる。13歳の時に出会ったX JAPANのYOSHIKIの音楽に影響をうけ、以来バンドを組みながら作曲を始める。同時に、独学でドラム、ギター、ベース、ピアノなど4リズムの楽器を演奏するようになる。2001年3ピース編成のロックバンド“siren”(サイレン)でBMG JAPANよりメジャーデビュー。ドラマー、作編曲家として活動。脱退後、数々のプロデュースや映像音楽などを手掛ける。また、東京2020オリンピックでは、公式文化プログラム「MAZEKOZEアイランドツアー」の音楽を担当。さらに国外では、第56回グラミー賞に、Sly & Robbie and The Jam Masters のメンバー(G, Key)として、アルバム“REGGAE CONNECTION”で、ベストレゲエアルバム部門でノミネート以降、グラミー賞ボーティングメンバーとなる。2023年、第65回グラミー賞にてソロアルバム”SAKURA”が最優秀グローバルミュージックアルバムを受賞。日本人としてこの部門で初の受賞という快挙を達成。MASA TAKUMI official

MESSAGE

空港ラウンジや機内など、ANAと過ごしていただく空間で体験できる香り「ANAオリジナルアロマオイル」と「エアミスト」をセットにして毎月5名様にプレゼント!〈プレゼント希望〉と明記してご応募ください。
プレゼントの応募・感想はこちら

NEXT FLIGHT

ON AIR
2024.12.28
GUEST
角幡唯介
DESTINATION
Philadelphia
1976年北海道生まれ。探検家・作家。チベットのヤル・ツアンポー峡谷の単独探検や、極夜の北極探検など独創的な活動で知られる。近年はグリーンランドとカナダ・エルズミア島の地球最北部で狩りをしながら犬橇で旅をするエスキモースタイルの長期旅行を実践する。『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』で開高健ノンフィクション賞・大宅壮一ノンフィクション賞など、『雪男は向こうからやってきた』で新田次郎文学賞、『アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極』で講談社ノンフィクション賞、『極夜行』で大佛次郎賞などを受賞。近著に『裸の大地』第一部・第二部、『書くことの不純』。