ANA WORLD AIR CURRENT

世界の各地で体験した思い出を語り合う60分。
EVERY SATURDAY 19:00-19:54 on J-WAVE

NAVIGATOR : 葉加瀬太郎
ON AIR
2023/05/20
GUEST
内田洋子
DESTINATION
Italy

現地で40年暮らしたジャーナリストが見た、“素顔のイタリア”とは?

イタリアに渡り40年! さまざまな場所で暮らしてきたジャーナリストの内田洋子さん。ミラノ、ヴェネツィア、リグリア州の港町、船で巡った島々など、内田さんが見つめてきたイタリア各地のリアルな姿や魅力とは? さらに、おいしいイタリアの郷土料理のお話も。

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MEMORIES

将来は語学を駆使して海外と仕事をしたいと思っていた内田さん。高校生のときに映画『ブラザー・サン シスター・ムーン』で見た美しい景色が忘れられず、イタリア語を学び、その後現地へ。メディアの中心地でありヨーロッパ各地にアクセスも良いミラノに拠点を置きます。
何を食べても美味しいイタリア! Tボーンステーキは骨の近くも絶品なので、つい「家に犬を飼ってるので」と持ち帰りたくなる美味しさ。葉加瀬さんも目がないアーティチョーク(カルチョーフィ)は、旬には食べずにいられないイタリアの春の味。
イタリア北西部のリグリア。農作物を植えられるほどの面積がなく海と山が近い土地で、修道士が持ち帰ったオリーブの苗木が育てられた歴史を持つ。ちなみに、内田さん曰く「オリーブオイルは高ければ高い方が良い」。

PLAYLIST

  • Rose / Swingrowers
  • Rotolando Verso Sud / Negrita
  • Made in Italy / Ligabue
  • 冷静と情熱のあいだ / 葉加瀬太郎
  • Schema Libero / Nina Zilli feat. Neffa

GUEST

内田洋子

1959年、兵庫県神戸市生まれ。東京外国語大学イタリア語学科卒業。通信社ウーノアソシエイツ代表。欧州と日本間でマスメディア向けの情報を配信。2011年、『ジーノの家 イタリア10景』(文藝春秋)で日本エッセイスト・クラブ賞、講談社エッセイ賞をダブル受賞。他の著書に、『カテリーナの旅支度 イタリア 二十の追想』『どうしようもないのに、好き イタリア15の恋愛物語』『対岸のヴェネツィア』(集英社文庫)、『ミラノの太陽、シチリアの月』『ボローニャの吐息』『海をゆくイタリア』(小学館文庫)、『皿の中に、イタリア』(講談社文庫)、『イタリア発イタリア着』(朝日文庫)、『ロベルトからの手紙』、『モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語』(文春文庫)、『十二章のイタリア』(創元ライブラリ)、『デカメロン2020』(方丈社)など多数。訳書に『パパの電話を待ちながら』『緑の髪のパオリーノ』『キーウの月』(ジャンニ・ロダーリ著 講談社文庫)など。2019年、ウンベルト・アニェッリ記念 最優秀ジャーナリスト賞を、2020年、イタリアの書店員が選ぶ文学賞 第68回露天商賞授賞式にて、外国人として初めて〈金の籠賞〉を受賞。

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NEXT FLIGHT

ON AIR
2024.12.28
GUEST
角幡唯介
DESTINATION
Philadelphia
1976年北海道生まれ。探検家・作家。チベットのヤル・ツアンポー峡谷の単独探検や、極夜の北極探検など独創的な活動で知られる。近年はグリーンランドとカナダ・エルズミア島の地球最北部で狩りをしながら犬橇で旅をするエスキモースタイルの長期旅行を実践する。『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』で開高健ノンフィクション賞・大宅壮一ノンフィクション賞など、『雪男は向こうからやってきた』で新田次郎文学賞、『アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極』で講談社ノンフィクション賞、『極夜行』で大佛次郎賞などを受賞。近著に『裸の大地』第一部・第二部、『書くことの不純』。