ANA WORLD AIR CURRENT

世界の各地で体験した思い出を語り合う60分。
EVERY SATURDAY 19:00-19:54 on J-WAVE

NAVIGATOR : 葉加瀬太郎
ON AIR
2024/01/06
GUEST
美鵬直三朗(WASABI)
DESTINATION
Taiwan, Korea, Central and South America

世界で鳴らす和楽器の音。

新・純邦楽ユニットWASABIの美鵬直三朗さん。国内での活動はもちろん、世界各国で”ニッポンの音”を奏でてきた美鵬さんが、特に思い出深いライブとなった中南米。そこでもらった感謝の言葉とは? さらに、台湾や韓国で出会った美味しい旅の思い出なども伺います。

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MEMORIES

久しぶりの3泊4日台湾旅は、夜市など美味しいご飯はもちろん、好物の台湾茶もお目当てのひとつ。お店で試飲しながらお茶の説明を聞いたり、飲んだ後の茶器の香りを楽しむひとときは、とても豊かな時間。お気に入りは茶葉を量り売りで買える中山の「林茂森茶行」。夜9時まで開いているので、夜市の後の散歩がてらに行くのもおすすめ。
台湾に行くと毎回お参りするのが龍山寺と行天宮。ちなみに、台湾の人々にとってお寺の存在はとても身近で参拝客も多く、それゆえ常にお線香の煙がモクモク。ついにはお寺の周りだけ大気汚染の数値が悪化(!)したため、ここ最近は参拝時にお香を炊かないようになったのだとか。
韓国は“胃から元気になりに行ける”ところ。昔のものと最新の流行の両方が楽しめるのも魅力。釜山にある立ち食いうどん的な店「キジャンソンカルグクス」は、寒い朝に食べに行くと幸せ。また、以前WASABIで訪れ現地の太鼓「チャンゴ」を習った際、「音は出来ているがリズムの取り方の根幹が日本とは違う。韓国は三点・三角でリズムを取る」と、グルーブを丸くするコツを教わったのが印象的だったそう。
2016年、コスタリカ、ウルグアイ、パラグアイ、アルゼンチンを回った中南米ツアー。アルゼンチンでは日系人のコミュニティーにある日本会館(公民館のようなところ)で毎年盆踊りが行われていて、その場所でコンサートをした際に「ふるさと」を演奏したところ、年配の方々が久々に聴いて気持ちが高まったと涙を流して喜んでくれたのだそう。

PLAYLIST

  • 百花繚乱 DAISHI DANCE REMIX / 吉田兄弟
  • Helicate / WASABI
  • Real World / L8ching
  • エトピリカ / NH&K TRIO
  • 光耀 / WASABI

GUEST

美鵬直三朗(WASABI)

津軽三味線デュオ「吉田兄弟」の吉田良一郎、元永拓(尺八)、市川慎(箏/十七絃)、美鵬直三朗(太鼓/鳴り物)という純邦でも異色の4種ユニット。「日本の心 和の響き」と題した学校公演プロジェクトとして2008 年に活動を始め、2012年より一般公演をスタート。2013年秋から海外公演もスタートさせ活動の幅を広げている。キャッチーなメロディに雅で抒情的かつ迫力のある「和のバンド」のグルーヴを生み出してきた。2024年1月24日には、4枚目となるアルバム「BEAMING」がリリースされる。

MESSAGE

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NEXT FLIGHT

ON AIR
2024.12.28
GUEST
角幡唯介
DESTINATION
Philadelphia
1976年北海道生まれ。探検家・作家。チベットのヤル・ツアンポー峡谷の単独探検や、極夜の北極探検など独創的な活動で知られる。近年はグリーンランドとカナダ・エルズミア島の地球最北部で狩りをしながら犬橇で旅をするエスキモースタイルの長期旅行を実践する。『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』で開高健ノンフィクション賞・大宅壮一ノンフィクション賞など、『雪男は向こうからやってきた』で新田次郎文学賞、『アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極』で講談社ノンフィクション賞、『極夜行』で大佛次郎賞などを受賞。近著に『裸の大地』第一部・第二部、『書くことの不純』。