ANA WORLD AIR CURRENT

世界の各地で体験した思い出を語り合う60分。
EVERY SATURDAY 19:00-19:54 on J-WAVE

NAVIGATOR : 葉加瀬太郎
ON AIR
2024/01/13
GUEST
友竹亮介
DESTINATION
Kyrgyzstan

サラリーマンだった友竹さんが、自転車世界一周の旅に出た理由とは?

世界を巡るサイクリスト友竹亮介さん。「いつか世界一周してみたい!」そんな夢を叶えるべく、これまでユーラシア大陸〜アフリカ大陸南端の喜望峰までの道のりを自転車で走破した友竹さんに、特に印象的だったというキルギス共和国やモロッコの思い出などを伺います。

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MEMORIES

573日の自転車旅で印象的だったキルギス。きれいな緑の草原が広がり、国土の9割が標高1500mという中央アジアの国。特に美しかった標高3000mにあるソンコル湖では、子ども達に手を引かれ、畔にあったゲルに一泊することに。チャイや羊料理をご馳走してもらい、満天の星の下で眠ったのも忘れられない思い出。
モロッコでは、フェズ、マラケシュ、青い街シェフシャウエンなど観光地を一通り巡った友竹さん。料理、人、景色……旅のすべてが素晴らしく、昔ながらの土で出来た壁が織りなす旧市街の街並みには「こういう景色が見たくて旅をしてるんだな」と実感できたそう。
モロッコのフェズはマラケシュより路地も狭く、街全体が迷路のよう。皮のなめしが有名で、タンニンの独特な匂いが旅人心をくすぐる街。自転車で走っていると身体がタンパク質を欲するのか、優しいシチューのようなタジン鍋にハマったそう。田舎道の路肩にも屋台があり、旅の疲れを癒やしてくれた味。
4月から、1万8千kmの南北アメリカ大陸縦断旅へ。前回走破した2万5千kmを足すと、赤道一周と同じ4万kmを超える距離に! アラスカから半年でメキシコまで行き、飛行機でペルーに移動。首都リマからアルゼンチン最南端にある都市ウシュアイアを目指す。知人が住むセドナと、メキシコが楽しみなのだとか。

PLAYLIST

  • Diving / Bombay Bicycle Club feat. Holly Humberstone
  • Cheap Thrills / Kurt Hugo Schneider & Kina Grannis
  • I Feel Better / Novo Amor
  • START! / 葉加瀬太郎
  • This Is Our Time / WILD

GUEST

友竹亮介

1988年、広島県生まれ。兵庫県立大学卒業後、営業マンとしてメーカーに3年間勤務。退職直後のインド放浪をきっかけに旅に目覚める。その後、英語講師の職を経て、30歳を迎えた節目に世界を巡る自転車旅に出発。中国上海からアフリカ喜望峰へ至る2万5千kmの道のりを走破。旅行記『二輪一会 二度と出会えない人』(みらいパブリッシング)。

MESSAGE

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NEXT FLIGHT

ON AIR
2024.12.28
GUEST
角幡唯介
DESTINATION
Philadelphia
1976年北海道生まれ。探検家・作家。チベットのヤル・ツアンポー峡谷の単独探検や、極夜の北極探検など独創的な活動で知られる。近年はグリーンランドとカナダ・エルズミア島の地球最北部で狩りをしながら犬橇で旅をするエスキモースタイルの長期旅行を実践する。『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』で開高健ノンフィクション賞・大宅壮一ノンフィクション賞など、『雪男は向こうからやってきた』で新田次郎文学賞、『アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極』で講談社ノンフィクション賞、『極夜行』で大佛次郎賞などを受賞。近著に『裸の大地』第一部・第二部、『書くことの不純』。