ANA WORLD AIR CURRENT

世界の各地で体験した思い出を語り合う60分。
EVERY SATURDAY 19:00-19:54 on J-WAVE

NAVIGATOR : 葉加瀬太郎
ON AIR
2024/02/10
GUEST
高橋ヨーコ
DESTINATION
San Francisco Bay Area

世界を舞台にシャッターを切る想いと、そこでの様々な出会いとは?

旅をベースに撮影し、海外の日常風景を記録するフォトグラファーの高橋ヨーコさん。旅を続ける中で、10年間拠点にしたカリフォルニア・ベイエリアでの暮らし、さらに、頻繁に通うベルリンや、昨年20年ぶりに訪れたジョージアなど、カメラを抱えて世界を飛び回るお話を伺います。

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MEMORIES

フォトグラファーの仕事で各国を訪れていた高橋さんが「そろそろ1回(海外に)住んでみようかな」と選んだのは、知り合いがすすめてくれた北カリフォルニアの学園都市バークレー。ヒッピー文化も残る自由な風土で、“全米で最もリベラルな街”と言われることもあるのだとか。
バークレーに10年住んだあと、半年間暮らしたマサチューセッツのケープコッド。サンフランシスコで知り合った人にアフリカでのボランティアに誘われ行った先で「ケープコッドでのルームメイトを探している」という人と仲良くなったのがきっかけ。引っ越しの際は車に荷物を積み、カリフォルニアから旅をしながら移動したんだそう。
20歳のときにベルリンの壁崩壊のニュースを見て、ベルリンという街自体に興味を引かれた高橋さん。いつの間にか通うようになり、友だちもでき、撮りたいものも出て来た場所。行き始めた頃はまだ、国営のホテルや団地など社会主義時代の名残があり、サッカーW杯が開催された頃からどんどん都市がモダンに変化してきたのだそう。
1枚の風景写真に惹かれ、ずっと願っていたジョージアへの渡航が実現したのが2003年。知人のつてでグルジア人と知り合い、現地でアテンドしてもらえることに。そして昨年、20年ぶりに再訪。首都トビリシの様子は変わるも、田舎の方に行くと変わらぬ風景に出会え、人も優しく、美味しいご飯を家族のようにふるまってもらったのだとか。

PLAYLIST

  • Now I'm In It / HAIM
  • Good Riddance (Time of Your Life) / Green Day
  • San Francisco Street / Sun Rai
  • To Love You More / 葉加瀬太郎
  • First Date / Katie Melua

GUEST

高橋ヨーコ

フォトグラファー。世界の生活文化をフィールドワークするように撮影旅行を続けている。特に旧ソ連や東欧へは精力的に出掛け日常風景を記録している。その静謐な写真表現と独自の色彩感覚によるカラー写真により、国内外で高く評価を受けている。2010年よりCaliforniaベイエリアへベースを移し、10年間はサンフラシスコをベースに作品作りをする。2021年日本にベースを再度移し個展を開くなど精力的に活動している。ビジュアルジャーナルOntarioを不定期で発行。写真集に「WHITE LAND」「SAN FRANCISCO DREAM」「SAWA SAWA」「グルジアぐるぐる / GEORGW ON MY MIND」「EAST SIDE HOTEL」などがある。

MESSAGE

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NEXT FLIGHT

ON AIR
2024.12.28
GUEST
角幡唯介
DESTINATION
Philadelphia
1976年北海道生まれ。探検家・作家。チベットのヤル・ツアンポー峡谷の単独探検や、極夜の北極探検など独創的な活動で知られる。近年はグリーンランドとカナダ・エルズミア島の地球最北部で狩りをしながら犬橇で旅をするエスキモースタイルの長期旅行を実践する。『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』で開高健ノンフィクション賞・大宅壮一ノンフィクション賞など、『雪男は向こうからやってきた』で新田次郎文学賞、『アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極』で講談社ノンフィクション賞、『極夜行』で大佛次郎賞などを受賞。近著に『裸の大地』第一部・第二部、『書くことの不純』。