ANA WORLD AIR CURRENT

世界の各地で体験した思い出を語り合う60分。
EVERY SATURDAY 19:00-19:54 on J-WAVE

NAVIGATOR : 葉加瀬太郎
ON AIR
2024/05/18
GUEST
古市憲寿
DESTINATION
Oslo

留学先に選んだノルウェー・オスロ。

社会学者の古市憲寿さん。初海外だった留学先ノルウェー・オスロでの出会いとは? そして大好きな街ロンドン、ラスベガスでの最新エンターテインメント体験や、古市さん流の旅先での過ごし方などを伺います。

今週のPODCASTを聴く

MEMORIES

交換留学で1年間過ごしたノルウェーの首都オスロ。「努力は苦手だし、アメリカほどせわしくないのでは?」と思い行ってみると、国全体がのんびりとし、授業も週に2、3コマ。講義室の席が後ろから埋まりがちなのも日本と似て印象的だったとか。帰国後、オスロに詳しい人はレアな存在ゆえ、ライバルが少ない所に行く利点にも気付いたそう。
普段はシャイで大人しい一方、お酒の席などピンポイントで騒ぐというノルウェーの人々。高校卒業前には、1ヶ月ほど運転手付きバスを貸切ってノルウェー全土を走り回り、高校生同士集まってはパーティーをする文化も。そして忘れてはいけない古市さんの好物チョコレート。特にフレイア(Freia)のチョコは1日に何枚も食べていたのだとか。
ロンドンも古市さんお気に入りの街のひとつ。アメリカほど構えず、パリほど背伸びせず行けるのと、日本と比べて違和感なく過ごせる街のスケール感も好きなところ。と同時に、常に新しいコトがちゃんとあるところも魅力。今年3月にバービカン劇場で観たロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの「となりのトトロ」もとても良かったそう。
ラスベガスに去年オープンした球体状のエンターテインメント施設「スフィア」に、U2の楽日前日に行った古市さん。しかし1階の席からはU2はよく見えるものの肝心のLEDモニターが全く見えず、悔しさのあまり翌日最終日にリベンジ。急勾配な4階席では全貌がよく見えたそう。内側だけでなく外側も24時間光る巨大施設はベガスならでは。

PLAYLIST

  • Happy Now / Kygo ft. Sandro Cavazza
  • honey / boy pablo
  • Too Much / girl in red
  • Take On Me / 葉加瀬太郎
  • Zoo Station / U2

GUEST

古市憲寿

1985年、東京都生まれ。社会学者、作家。慶應大環境情報学部を卒業後、東大大学院総合文化研究科国際社会科学専攻相関社会科学コース修士課程を修了。『ヒノマル』『正義の味方が苦手です』『謎とき世界の宗教・神話』など、著作多数。今年2月、タレント・小倉智昭の聞き手となり、その死生観や芸能界の内実について語り合った『本音』(新潮新書)を出版した。

MESSAGE

空港ラウンジや機内など、ANAと過ごしていただく空間で体験できる香り「ANAオリジナルアロマオイル」と「エアミスト」をセットにして毎月5名様にプレゼント!〈プレゼント希望〉と明記してご応募ください。
プレゼントの応募・感想はこちら

NEXT FLIGHT

ON AIR
2024.12.28
GUEST
角幡唯介
DESTINATION
Philadelphia
1976年北海道生まれ。探検家・作家。チベットのヤル・ツアンポー峡谷の単独探検や、極夜の北極探検など独創的な活動で知られる。近年はグリーンランドとカナダ・エルズミア島の地球最北部で狩りをしながら犬橇で旅をするエスキモースタイルの長期旅行を実践する。『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』で開高健ノンフィクション賞・大宅壮一ノンフィクション賞など、『雪男は向こうからやってきた』で新田次郎文学賞、『アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極』で講談社ノンフィクション賞、『極夜行』で大佛次郎賞などを受賞。近著に『裸の大地』第一部・第二部、『書くことの不純』。