ANA WORLD AIR CURRENT

世界の各地で体験した思い出を語り合う60分。
EVERY SATURDAY 19:00-19:54 on J-WAVE

NAVIGATOR : 葉加瀬太郎
ON AIR
2024/07/06
GUEST
津田昌太朗
DESTINATION
music festivals around the world

英国最大の音楽フェスに魅せられて、会社を退社!?

音楽フェスティバル専門メディア「Festival Life」編集長の津田昌太朗さん。2年間で約100の海外フェスに参加。その後も世界中のフェスを巡り、様々なスタイルのフェス・カルチャーを発信されている津田さんに、そのライフストーリーと特に思い出深い音楽フェスのお話を伺います。

今週のPODCASTを聴く

MEMORIES

フジロックのもとになったイギリスのGlastonbury Festivalに、会社の夏休みを使い1週間ぐらい参加したのが2013年。折しも活動50周年と重なり初出演のローリング・ストーンズを見たフェスで、衝撃を受けた津田さん。帰りの飛行機で辞表を書き、この衝撃を理解するためには住んで文化を体験しなければ!とイギリス移住を決意したそうです。
ヨーロッパ中の音楽フェスを見て回るため津田さんが移住した2013〜2014年頃は、EDMが最盛期を迎えていた時代。ベルギーで体験した大規模野外フェスティバルTomorrowlandでは、巨大テーマパークのような世界観の中、観客が自分の国の国旗を掲げて盛り上がる! 時代を映すフェスが立ち上がっていく瞬間に立ち会えたという感慨も。
昨年は、ノルウェーのオスロで開催されている“世界一グリーンなフェス”、Øya(オイヤ)へ。来場者には公共交通機関か自転車で来るよう呼びかけるほか、自然エネルギーやビーガンフード、前年の生ゴミを堆肥に活用するなどさまざまな取り組みを行っており、フェスが発信するメッセージに賛同するアーティストが出ています。
アイスランドのICELAND AIRWAVESは、昼間に観光する余裕があるため、滝を観に行くことに。しかしフェスのテンションで行ったら寒い!! 凍えながら1〜2時間歩いたあと売店で食べたラムベースのスープ「キョットスーパ」には本当に救われたそうです。ハンガリーでは、Sziget Festibalの会場や街中のお店で食べた名物グヤーシュに舌鼓。

PLAYLIST

  • Busy Earnin’ / Jungle
  • (I Can't Get No) Satisfaction (LIVE) / The Rolling Stones
  • Lioness / Swedish House Mafia ft. Niki & The Dove
  • 情熱大陸 / 葉加瀬太郎
  • Inní Mér Syngur Vitleysingur / Sigur Rós

GUEST

津田昌太朗

Festival Life編集長。世界最大級の音楽フェス「グラストンベリー」に参加したことがきっかけで、イギリスに移住し、海外フェスを横断する「Festival Junkie」プロジェクトをスタート。2019年に120以上のフェス情報を網羅した『THE WORLD FESTIVAL GUIDE』、2024年4月に日本全国の音楽情報をまとめた『フェス旅 日本全国音楽フェスガイド』を出版。雑誌連載やラジオ番組のパーソナリティ、フェスのステージMCなど、フェスカルチャーをさまざまな角度から発信し続けている。

MESSAGE

空港ラウンジや機内など、ANAと過ごしていただく空間で体験できる香り「ANAオリジナルアロマオイル」と「エアミスト」をセットにして毎月5名様にプレゼント!〈プレゼント希望〉と明記してご応募ください。
プレゼントの応募・感想はこちら

NEXT FLIGHT

ON AIR
2024.12.28
GUEST
角幡唯介
DESTINATION
Philadelphia
1976年北海道生まれ。探検家・作家。チベットのヤル・ツアンポー峡谷の単独探検や、極夜の北極探検など独創的な活動で知られる。近年はグリーンランドとカナダ・エルズミア島の地球最北部で狩りをしながら犬橇で旅をするエスキモースタイルの長期旅行を実践する。『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』で開高健ノンフィクション賞・大宅壮一ノンフィクション賞など、『雪男は向こうからやってきた』で新田次郎文学賞、『アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極』で講談社ノンフィクション賞、『極夜行』で大佛次郎賞などを受賞。近著に『裸の大地』第一部・第二部、『書くことの不純』。