2018年、檀一雄の本を読んで以来憧れていたポルトガルへ。日頃から愛飲しているポルトガルワインを現地で堪能。料理は何を食べてもおいしくて、特にポルトのRestaurante Casa Aleixoで食べたタコ飯とハウスワインが絶品だったそうです。さらにGelataria Portuenseのジェラートは、世界一と思っていたフィレンツェの店を超えたのだとか。
ポルトガルでは首都リスボンの下町にも10日間ほど滞在。ここでの思い出の味はTosca do Manel。食べた鴨を使った炊き込みご飯です。ご飯の上に載るのはチョリソーの薄切り。日本では「辛いソーセージ」のイメージがありますが、ポルトガルのチョリソーはあまり香辛料を使っておらず、鰹節のようにお出汁として活用されているのだそうです。
マンガ家、料理研究家。著作に『世界家庭料理の旅』『女一匹シベリア鉄道の旅』『世界の子育て くらべてみたら、心がふわっとラクになった』など多数。産経新聞連載「世界の食卓Trip」を執筆し、各国の文化や暮らしを子細に描く。料理イベント「世界家庭料理の旅」を主催し、料理を通じた異文化交流を展開。さらに、アフリカ最大のポップカルチャーイベント「Comic Con Africa」での講演や、ブルガリアでの個展開催など、国際的に活動の場を広げている。