阿川佐和子さんと「食」を巡る旅。
作家の阿川佐和子さん。美味しいものが大好きな阿川さんに、かつてワシントンに住んでいた時に出会ったベトナム料理の「フォー」、さらにウィーンや台湾でのグルメ体験など伺います。
MEMORIES
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- ワシントンD.C.に住んでいた頃、友人と郊外のベトナムフォーの店「Pho 75」へ。体育館ほどの広い店内に大きな机が並び、席に座った途端に「Large or Regular?」。そのあとトッピングを牛肉の部位から選び、調味料はお好みで。食後のコンデンスミルク入りベトナムアイスコーヒーとともに、未だそれを超える味には出会えていないのだとか。
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- ウィーンは芸術の都と呼ばれながら街の大きさも程良く落ち着きがあり、「あなたは芸術分かってるの？」という見られ方をしない空気が流れているという阿川さん。お茶だけでなく朝も昼も晩ご飯も賄える現地のカフェで出会った味は、スライスした牛肉にサワークリームが添えられたターフェルシュピッツ。あまりの感動に3回頼んだほど！
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- 台湾の定番朝食は豆乳。早朝から行列が出来ている店のカウンターに並び、ホットかアイス、塩味か甘い味、ラージかレギュラーなど選んでいくと、どんぶり一杯に豆乳が注がれ、そこに揚げパンやコリアンダーなどをトッピング。最後にテーブルの調味料で自分好みに調味して出来上がり。こちらも、これを食べるためだけに行きたいと思う味。
PLAYLIST
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- Music For A Sushi Restaurant / Harry Styles
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- Lads in Town / TARO HAKASE & THE LADS
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- Summer's Over / Jordana & TV Girl
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- 消えたベラスケス / TARO HAKASE & THE LADS
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- Coffee Excess / mabanua feat. Orono (Superorganism) & Lennon
GUEST
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阿川佐和子
1953年東京生れ。慶應義塾大学卒。報道番組のキャスターを務めた後に渡米。帰国後、エッセイスト、小説家として活躍。『ああ言えばこう食う』（檀ふみとの共著）で講談社エッセイ賞、『ウメ子』で坪田譲治文学賞、『婚約のあとで』で島清恋愛文学賞を受賞。その他の著書に『スープ・オペラ』『聞く力』『アガワ家の危ない食卓』『母の味、だいたい伝授』などがある。最新刊は自ら作った料理をめぐるエッセイ集『レシピの役には立ちません』。
NEXT FLIGHT
- ON AIR
- 2025.12.20
- GUEST
- 織田博子
- DESTINATION
- India
- マンガ家、料理研究家。著作に『世界家庭料理の旅』『女一匹シベリア鉄道の旅』『世界の子育て くらべてみたら、心がふわっとラクになった』など多数。産経新聞連載「世界の食卓Trip」を執筆し、各国の文化や暮らしを子細に描く。料理イベント「世界家庭料理の旅」を主催し、料理を通じた異文化交流を展開。さらに、アフリカ最大のポップカルチャーイベント「Comic Con Africa」での講演や、ブルガリアでの個展開催など、国際的に活動の場を広げている。
INFORMATION
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