ANA WORLD AIR CURRENT

世界の各地で体験した思い出を語り合う60分。
EVERY SATURDAY 19:00-19:54 on J-WAVE

NAVIGATOR : 葉加瀬太郎
ON AIR
2024/09/14
GUEST
エダジュン
DESTINATION
Bangkok

“パクチーボーイ”エダジュンさんと、アジア飯を巡る旅。

料理研究家で管理栄養士のエダジュンさん。「パクチーボーイ」としても知られ、アジアごはんやパクチーを使ったレシピを発信されているエダジュンさんが、本場タイ・バンコクで得たとっておきの食体験とは?

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MEMORIES

毎年通っているタイのバンコクは、屋台などの昔ながらの雰囲気やお寺をはじめ、近代と過去が入り混じるカオスな街並みが楽しいところ。現地の料理教室に参加した際、訪れた市場で知らないハーブに沢山出会い、さらにタイ料理の沼にハマったのだとか。タイ料理を作るときは、フレッシュハーブの香りを生かすことが外せないポイント!
ソムタムを作る際に欠かせない調理器具が、壷のような臼のようなクロック。青パパイヤなどの材料を入れて棒で叩くことで繊維が壊れ、より味が染み込むのだとか。また、中華鍋を使い高火力でパラパラに挽肉を炒めたガパオも絶品。屋台では現地の方に、トムヤムクンスープに入っている海老の頭は潰して飲むといいと教わった思い出も。
アユタヤ遺跡まではバンコクから電車で2〜3時間。自転車を借りて世界遺産を巡りながら、自然の強さや昔ながらの風景を肌で感じ、パワーをもらえた場所。木の根の間に埋まっている仏塔の頭を見たときは「ここまで木が遺跡を食っていくんだな」と、現代では作れないものが自然の中に溶け込んでいる様に思わず鳥肌が立ったそうです。
“これまでの人生で一番の絶景”だったというのは、カンボジアのプレアヴィヒア遺跡。有名なアンコール・ワットから更にバスで2時間ほど行ったところの山頂にある遺跡で、別名「天空の寺院」と呼ばれています。すぐ側の足がすくむような断崖絶壁から望む景色は、眼下一面に生い茂る緑と、空の青だけ。

PLAYLIST

  • Shy to tell / 00.01
  • Saturday Morning / Rocketman
  • Say Hello / Gym and Swim
  • Moon Beams / TARO HAKASE & THE LADS
  • Time (You and I) / Khruangbin

GUEST

エダジュン

料理研究家・管理栄養士。1984年、東京生まれ。管理栄養士取得後、株式会社スマイルズ入社。SoupStockTokyoの本部業務に携わり、2013年に料理研究家として独立。現在までに書籍は24冊。「パクチーボーイ」の名義でも活動中。お手軽アジアごはんや、パクチーを使ったレシピが得意。

MESSAGE

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NEXT FLIGHT

ON AIR
2024.12.28
GUEST
角幡唯介
DESTINATION
Philadelphia
1976年北海道生まれ。探検家・作家。チベットのヤル・ツアンポー峡谷の単独探検や、極夜の北極探検など独創的な活動で知られる。近年はグリーンランドとカナダ・エルズミア島の地球最北部で狩りをしながら犬橇で旅をするエスキモースタイルの長期旅行を実践する。『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』で開高健ノンフィクション賞・大宅壮一ノンフィクション賞など、『雪男は向こうからやってきた』で新田次郎文学賞、『アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極』で講談社ノンフィクション賞、『極夜行』で大佛次郎賞などを受賞。近著に『裸の大地』第一部・第二部、『書くことの不純』。