初めてのファッションショーは、ニューヨークで。
ドレスデザイナーで美術作家の小泉智貴さん。2019年にニューヨークで自身初のファッションショーを開催したときのお話、さらにレディー・ガガやサム・スミスなど、世界中のセレブからオファーが絶えない「TOMO KOIZUMI」のファッション哲学にも迫ります。
MEMORIES
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- SNSにUPした作品がイギリスのスタイリスト、ケイティ・グランドの目に止まり、数日後にはNYでのファッションショーが決定！ 1ヶ月後に実現するという経験をした小泉さん曰く、NYは才能を認めてくれる場所。トライベッカはチャイナタウンと隣り合い混沌とした雰囲気がある中で、一歩ギャラリーに入ると異なる世界が広がるのが魅力的。
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- 衣装の仕事などで3、4回訪れている香港。じつは、一、二番くらいに広東料理がお好きという小泉さんにとっては食も楽しみな街。服飾系の材料が多く売られているエリア、シャムシュイポーでは、作りたてのライスクレープのようなストリートフード「腸粉（チョンファン）」の店に友人に連れて行ってもらい、とても美味しかったのだとか。
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- 中学生の頃からファッションに憧れ、まず行ってみたかった街がロンドン。大学時代に初めて訪れた際は街の人がみんなお洒落なことに衝撃を受け、現地で古着のトレンチコートを買ったり、髪型を真似したりと影響を受けたのだそうです。留学中の先輩を訪ねてブライトンまで遊びに行った思い出も。
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- いま行ってみたい街はメキシコシティ。現地に住む友人から話を聞き写真を見せてもらう中で興味を惹かれ、またその友人が音楽フェスティバルを主催しているため、来年の開催時期を狙っているそう。また自身が初めて行った美術展がフリーダ・カーロ展だったこともあり、彼女の生家であるフリーダ・カーロ博物館もぜひ訪ねたい場所だそうです。
PLAYLIST
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- Oontz / MICHELLE
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- I'm Not Here To Make Friends / Sam Smith
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- Just Another Day / Lady Gaga
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- Pocketful Sunset / TARO HAKASE & THE LADS
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- Paloma Negra / Chavela Vargas
GUEST
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小泉智貴
1988年千葉県生まれ。2011年、千葉大学在学中に自身の名を冠するブランドTOMO KOIZUMIを立ち上げ、日本を中心に歌手や広告の衣装デザインを手がける。2019年、初となるファッションショーをニューヨークで開催。同年、毎日ファッション大賞選考委員特別賞受賞、BoF500選出。2020年、LVMHプライズ優勝者の1人に選ばれる。2021年、東京オリンピック開会式にて国歌斉唱の衣装を担当。同年、毎日ファッション大賞を受賞。2023年、イタリアのブランドDolce & Gabbanaの支援によりミラノ・ファッション・ウィークにてコレクション発表。ドレスデザイナーとして活動する傍ら、2022年からは美術作家としてもコンテンポラリーアートの製作を開始。2023年12月に初となる個展「Tomo Koizumi」を開催し、活躍の幅を広げ続けている。
INFORMATION
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