K-POPの歌詞に見た日本との違いとは？
モデルの前田エマさん。ソウルへの留学経験もあるエマさんが実際に感じた、韓国の“今”。そして、日本と韓国のカルチャーの違いとは？
MEMORIES
-
- 大学在学中にウィーン留学を経験した前田さん。ウィーンを選んだのはたまたまだったものの、島国の日本と違い陸続きのヨーロッパは学校の中も多国籍で、さまざまな国の政治の話を皆が知っている前提で会話が進んでいく様子を目の当たりに。世界の同年代がどういうことを考えて生活しているのかに興味を持つ良いきっかけになったそうです。
-
- 韓国ドラマやK-POPにハマった前田さんが一番驚いたのは、若いアーティストが政治や社会問題を歌詞にしていたこと。韓国文学にも感じたその空気感を探るため、留学を決意。毎日のようにストライキやデモがどこかで行われ、語学学校の先生も労働環境の改善を訴えている様に、声をあげて変えないと酷い目にあうという覚悟を感じたそう。
-
- ソウルの街は良くも悪くも、とにかく色々なことが早くてせっかちなイメージ。流行りのカフェも数ヶ月後に潰れたりする一方で、新しいことに対する貪欲さや前に進む力はすごいものがあるなと感じたそう。また、一度仲良くなると、とてもあたたかく面倒見が良い人が多く、大家さんもキムチをくれたりご飯に呼んでくれたりしたのだとか。
-
- 日本以上に美術館に若者が来るソウル。世界的にもソウルのアートは注目されていて、世界中のギャラリーが参加するイベント「フリーズ」がアジアで初めて開催されたのもソウル。アジア中のギャラリーが集まる「キアフ・ソウル」という芸術祭も合同で開催され、一日券が約1万円しても若い学生が来て楽しんでいることに驚いたのだそう。
PLAYLIST
-
- Airplane pt.2 / BTS
-
- Avenue / ADOY
-
- Sunset / 92914
-
- Blue Eyes / TARO HAKASE & THE LADS
-
- Flight Log / Luli lee feat. Moonsoo Kim
GUEST
-
前田エマ
1992年神奈川県生まれ。東京造形大学在学中にウィーン芸術アカデミーへ留学。モデル、写真、ペインティング、ラジオパーソナリティ、キュレーションや勉強会の企画など、活動は多岐にわたり、エッセイやコラムの執筆も行っている。連載中のものに、オズマガジン「続、とりとめのない日々のこと。」、みんなのミシマガジン「過去の学生」、HanakoWEB「前田エマの、日々のモノ選び。」がある。著書に小説集『動物になる日』（ちいさいミシマ社）。2023年3月より半年間、ソウルへの留学を経て、2024年6月20日に『アニョハセヨ韓国』（株式会社三栄）を刊行。
INFORMATION
-
- 葉加瀬太郎が、ツアーメンバーの枠を超えて新たに結成した、唯一無二のバイオリンを主軸としたスーパーグループ『TARO HAKASE & THE LADS』。ついにバンドデビュー！
-
- パイロットや整備士、キャビンアテンダントなど羽田で働くANAグループの社員が音楽で繋がったオーケストラバンド、ANA Team HND Orchestra。葉加瀬太郎の呼びかけをきっかけに実現したコラボレーション演奏「Another Sky」の映像を公開中です。
-
- 「ANAオリジナルアロマ エアミスト」発売中！
-
- シリーズ累計14万部突破！ 書籍「ANAの教え方」が好評発売中。「リーダーよりサポーターであれ」これが、ANAで創業から受け継がれる極意。
SPONSOR
