母とアイルランド二人旅＆NYジャズ留学。

歌手の森山良子さん。初海外はオランダとスイスという森山さんに、お仕事やプライベートでの海外旅行の珍道中から、ニューヨークへのジャズ留学を経て行った最新アルバムのレコーディングなど……葉加瀬太郎が大尊敬する森山良子さんとのお話をたっぷりと！

MEMORIES

: 初海外は、デビュー当時のレコード会社フィリップスが本社を置くオランダ。各国のアーティストが集まる中、着物姿でギターを抱え英詞の激しいロックを歌うと、余りのギャップにお客さんが爆笑！会場となったスイスのレマン湖の畔は美しく、いかにも外国に来た感じを味わえたそう。オニオングラタンスープがとても美味しかった思い出も。

: 顔を合わせる度「アイルランドに行きたい」と言っていたお母さんが足を骨折して入院した際、元気づけようと夏休みのアイルランド旅を提案した森山さん。2〜3日のロンドン観光の後、レンタカーを借り母に地図を持たせ「右？　左？」とききながらのドライブ。何も旅程を決めず、ご飯も宿も行き当たりばったりの旅を1週間続けたのだとか！

: 生演奏が聴けるパブを探していたところ、地元の男性が案内してくれることに。用心しながらついて行った先はとても良いお店。バンドのステージが終わったあと「誰か歌わない？」というお客さんへの声がけに、案内してくれた人が「ここにシンガーがいるよ！」森山さんがステージに上がって歌うと大好評で、アンコールまで歌ったのだそう。

: 以前から交流があった大江千里さんのお誘いがきっかけで、2023年末からジャズ留学に通ったNY。マンハッタン・トランスファーのジャニス・シーゲルさんのお宅で彼女の声を間近で聴いたときのビリビリするような感覚は凄かったのだとか。短い時間ながらも今のジャズを学ぶことができ、森山さんらしいアルバム『Life Is Beautiful』が完成！

: 森山良子
1967年「この広い野原いっぱい」でデビュー。その後、ミリオンセラー「禁じられた恋」をはじめ「涙そうそう」、「さとうきび畑」など数々のヒット曲を生み出す。2007年、「2006年度芸術選奨文部科学大臣賞」「第49回毎日芸術賞」受賞。2008年、「紫綬褒章」受章。一年間で約100本を超えるコンサートを行う。また、これまでにテレビのバラエティー番組への出演やラジオのパーソナリティー、女優としてNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』に出演するなど幅広いフィールドで活躍。2014年12月大江千里プロデュースによるJAZZアルバム「Life Is Beautiful」をリリース。


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: ラッパー、東京都町田市出身。音楽レーベル”DREAM BOY”主宰フリースタイルバトルで実績を重ねた後、2006年にデビューアルバム『プロローグ』をリリースし、以来12枚のオリジナルアルバムを発表している。全国ツアーだけでなく、タイ、ベトナム、ペルーといった海外でもライブを開催し、グローバルな支持を集める。テレビ朝日「フリースタイルダンジョン」では審査員として出演し、鋭いコメントとその洞察力が話題を呼んだ。近年はさらに活動の幅を広げ、主催フェス「CITY GARDEN」の開催や、「『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage」「『進撃の巨人』-The Musical-」での音楽監督を担当。また、「PRODUCE 101 JAPAN Season 2、Season 3」ではラップトレーナーとして参加した。その他、他アーティストへの楽曲提供やボーイズグループのプロデュースなど、HIP HOPを軸とした多岐にわたるプロジェクトに挑戦し続けている。