ANA WORLD AIR CURRENT

世界の各地で体験した思い出を語り合う60分。
EVERY SATURDAY 19:00-19:54 on J-WAVE

NAVIGATOR : 葉加瀬太郎
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ON AIR
2025/03/08
GUEST
中永美津代
DESTINATION
Sri Lanka

紅茶修行のため1年間スリランカへ。

スリランカ紅茶専門店「MITSUTEA」代表の中永美津代さん。初めて訪れた海外で口にした一杯のミルクティーをきっかけに紅茶の魅力にハマり、その後、スリランカの産地を巡る旅へ。現地に住みながら感じたスリランカの魅力、世界に広がる紅茶の楽しみ方などを伺います。

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MEMORIES

「産地に行って紅茶の新茶を飲んでみたい!」そんな想いで訪れたスリランカは、排気ガスと刺すような日差しにムンとした熱気、トゥクトゥクのクラクションの音……というアジア独特の雰囲気。一方、産地に行くと空気もきれいで、山全部が茶畑で緑の絨毯のよう。その対照的な景色の中に立ったとき「ここに住む」と思ったのだとか。
いまや観光立国として世界中から観光客が訪れるスリランカ。紅茶ファンは是非、茶園へ! 現地に約800ある茶園は基本的には“観光客お断り”のところ、いつでも訪問可能なのがヌワラエリヤのペドロ茶園、ラブケリー茶園、ウバのアンバ茶園など。茶摘みやテイスティング、工場見学などを楽しむことができ、アンバでは紅茶の手揉み体験も。
スリランカの首都コロンボで中永さんイチオシのアフタヌーンティーは、シャングリラホテルのもの。ほかにもローカルスイーツを集めた所や、ビーガン専用のメニューを出す店などさまざま。また街角で「ホテル」と書かれた看板を見つけたら、それは日本で言うカフェやレストラン。カレーなどの軽食もあり、普段使いの紅茶を楽しめます。
スリランカにある8つの世界遺産の中で特におすすめはシーギリヤロック。ジャングルの平原に突如現れる大きな岩。その上まで続く1200段の階段を上ると広大な宮殿跡が。さらに、日本の女性にも大人気のアーユルヴェーダ、トロピカル建築の巨匠ジェフリー・バワが作ったホテル、現地の生活には欠かせない存在という占星術もぜひ!

PLAYLIST

  • Só Quero / Evinha
  • Kiri Kodu (Sinhala & Tamil) / Bathiya & Santhush
  • Unmada Prema Geeya / Bathiya N Santhush, Yohani, Kaizer Kaiz
  • TEA FOR TWO / 古澤巌
  • All In My Head / Jason LaPierre

GUEST

中永美津代

MITSUTEA代表。1972年、大分生まれ。明治大学経営学部卒業。大学時代にイギリス旅行で出会ったミルクティーに衝撃を受け、紅茶人生がスタート。2000年に日刊スポーツ新聞社を退社、2001年にスリランカへ単身渡航し、1年間の紅茶修行を開始。クオリティーシーズンを追いかけて、当時の5大紅茶産地に移り住む。スリランカ人とともに生活しながら、70を超える茶園を訪問し、スリランカ政府紅茶局から推薦状を受領。帰国後、2002年にスリランカの紅茶の輸入販売を手掛けるオンラインショップ「MITSUTEA」をスタート。同年、書籍『そんな紅茶で満足ですか』(祥伝社黄金文庫)を出版。2006年、『泣いて笑ってスリランカ体当たり紅茶修行の1年日記』(ダイヤモンド社)を出版。2012年、横浜にセイロン紅茶専門店「MITSUTEA」をオープン。2019年に『紅茶の聖地を巡る旅 SRI LANKA TRAVEL BOOK』(サンクチュアリ出版)を出版。2022年、MITSUTEA合同会社設立。2024年、「スリランカのティーテイスティングルーム」を横浜で再現。書籍『ALL ABOUT CEYLON TEA 聖なる島・スリランカからの贈り物。セイロンティー、おいしさの秘密』(TeaTime)を出版。オンライン紅茶レッスンの主宰や講師、スリランカ紅茶ツアー、執筆業を通じて、スリランカ紅茶の魅力を発信し続けている。セイロンティー | Mitsutea

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NEXT FLIGHT

ON AIR
2025.04.12
GUEST
鈴木俊貴
DESTINATION
Stockholm
東京大学准教授・動物言語学者。1983年東京都練馬区生まれ。立教大学大学院にて博士号を取得後、日本学術振興会特別研究員SPD、東京大学総合文化研究科助教、京都大学白眉センター助教などを経て現職。文部科学大臣表彰(若手科学者賞)、日本生態学会宮地賞、日本動物行動学会賞、World OMOSIROI Awardなど受賞多数。シジュウカラに言語能力を発見し、動物たちの言葉を解き明かす新しい学問、「動物言語学」を創設。2025年1月に自身初の単著となる『僕には鳥の言葉がわかる』(小学館)を出版。愛犬の名前はくーちゃん。@toshitaka_szk