災害に備えておきたい
「モノの準備」「ココロの準備」
これらをまとめた『防災一口メモ』
「防災一口メモ」は、防災活動の普及を展開する
永田宏和氏の監修のもと制作しました。
キャンペーン期間中、放送いたします。
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永田 宏和(HIROKAZU NAGATA)
プラス・アーツ理事長
楽しく学ぶ新しいカタチの防災訓練「イザ!カエルキャラバン!」を開発したことをきっかけにNPO法人プラス・アーツを設立。現在、自治体、地域団体、企業関連の様々な防災プロジェクトの企画プロデュースに従事する一方、自治体や企業、大学からの依頼を受け講演会や研修の講師を数多く務める。
地震イツモノート
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災害時、断水すると自宅のトイレも使えません。そんな時、クルマの渋滞時などで使う携帯トイレが活用できます。家族の1週間分程度を最低でも準備しましょう。
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ポリ袋やレジ袋、ゴミ袋は、災害時、調理や水の運搬、サバイバルトイレづくり、骨折した腕を支える三角巾の代わりなどに使える優れモノ。日頃から備えておきましょう。
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マンションなど耐震性の高い家屋の場合、災害発生時に自宅で避難生活を送る選択肢もあります。ライフラインが止まった間でも、自宅で過ごせる準備もしておきましょう。
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家にある食品用ラップは、水道が出なくなってしまう災害時に、食器に被せることで洗浄水を節約できます。食べ物を保存する以外のラップの使い方、覚えておきましょう。
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災害時、ガスが止まった時に活用できるのがカセットコンロとボンベ。お湯が沸かせるため、インスタント食品など、食べられる食材の幅も広がります。ボンベの備蓄も忘れずに。
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口の中をお掃除できる「口腔ケア用のウェットティッシュ」。水道が止まって歯磨きができない時に、歯も洗浄し、口の中の衛生が保てます。お箸やスプーンの洗浄にも役に立ちます。
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災害時に活用できるのが新聞紙。紙食器や骨折時の添え木代わり、カラダに巻けば防寒具になり、サバイバルトイレの吸収剤にも使える、まさに多機能防災グッズです。
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人は平均、一人1日約2リットルの飲料水が必要と言われています。家族の分も含めて、最低1週間過ごせる飲料水を準備しておきましょう。
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普段から保冷剤や氷を冷凍庫に用意しておきましょう。災害などで電気が止まったとき、クーラーボックスを使えば、食材の保冷に活用できます。
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災害時に停電で真っ暗な部屋では、キャンプなどで使うLEDランタンが有効です。明るく、点灯時間も長いLEDランタンをリビング、キッチン、トイレ用に3台準備しましょう。
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被災地では両手が空くことが基本です。暗くなった場所で救助活動や物資の運搬など行う場合、頭に巻くヘッドライトが有効です。家族の人数分準備しましょう。