PROGRAM
シンガーソングライター、高橋優のHeart to Heart、第7回オンエアは、“災害を伝える側に求められること”
シンガーソングライター、高橋優がナビゲーターを務める第7回。高橋さんは今年7月の秋田県を襲った豪雨被災地でその場所が報道されたかどうか、また報道の量でボランティアの人数や支援物資も差が出たという話を聞いたり、報道が少なくなっても被災地はまだまだ支援を必要としているということを目の当たりにしました。
そのことを踏まえ今年の夏、豪雨と台風で大きな被害が出た福島県いわき市や秋田県秋田市でボランティアをされている方、宮城で薄れゆく震災の記憶を伝えていく活動をなさっている方に取材しました。その取材の模様も交えながら災害を伝える側に求められることについて考えます。
GUEST
ゲストは東日本大震災発生後に、瓦礫の中から救出された大量の写真を洗浄し、持ち主に返す有志の活動を追った『アルバムのチカラ』や震災から10年後の被災地を俳優の佐藤健さんと神木隆之介さんが旅をして魅力を伝えた本『みやぎから、』の編集者、藤本智士さん。藤本さんと「災害を伝える側に求められること」というテーマで話します。
- 藤本智士(編集者)
- 1974年生。兵庫県在住。有限会社りす代表。雑誌『Re:S』(2006~09)『のんびり』(2012~16)「高橋優 秋田キャラバンガイド」(2016~現在)編集長。自著に『魔法をかける編集』(インプレス)、『風と土の秋田』(リトルモア)など。編著『池田修三木版画集センチメンタルの青い旗』(ナナロク社)。共著『Baby Book』(イラストレーター福田利之)、『アルバムのチカラ』(写真家浅田政志)。その他『ニッポンの嵐』『るろうにほん 熊本へ』『みやぎから、』『かみきこうち』など、編集執筆した書籍多数。2020年より、地域編集を学びあうオンラインコミュニティ『Re:School(りスクール)』を主宰。秋田県を中心とした地域編集事例など、誌面にとどまらない編集活動を続ける。