2023年12月20日

企業 と 人 と 健康経営

2023年12月8日に「横浜シンポジア」で開催されました。
「アクサ生命 健康経営シンポジウム」での番組公開収録の模様を
お届けしています。

今週のゲストは、
ミラーフィット株式会社・代表取締役社長の黄皓さんです。

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アクサ生命が実施した中小企業経営者アンケートによると、
人・物・金・情報のうち、最も重要な経営資源は何かと問われた質問に、8割の経営者が人と答えています。

現在経営している会社、トータルで250名ほどの社員を抱えている
黄皓さん自身も、会社経営を始めたことで
“最もコストがかかるものは人”という事に気が付きました。

 「もはや事業の悩みなんてほぼ人だったっていうぐらい、この6年間。
  人が健康でいること、人が定着していることを、
  人のパフォーマンスが高いっていうことは、概念的メリットではなく
  明らかな経済合理的メリットだと感じているので、
  そういった意味で健康経営を推進するっていうのは、
  合理的な判断かなとは思ってます。」

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黄皓さんが経営者として
従業員のモチベーションアップのために実践されていることは
<ビジョンや視座を下げないということ>

何のためにこの会社やっているのか、何十億もお金をかけて、
どこを目指していたのか、視座を下げないように
心がけていると話していました。

 「毎週自分が思ってることを1回15分でも20分でも伝える場を
  持つようにし始めて、視座が絶対に下がらないように、
  あいつ馬鹿なこと言ってんなって思われてもいいから、
  高いところの目線で喋るっていうのは、やってますね。」

今夜の選曲… Back door santa / Clarence carter

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2023年12月19日

「異なる勇気」と「ヴィジョン」を持って

2023年12月8日に「横浜シンポジア」で開催されました。
「アクサ生命 健康経営シンポジウム」での番組公開収録の模様を
お届けしています。

今週のゲストは、
ミラーフィット株式会社・代表取締役社長の黄皓さんです。

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黄皓さんは三菱商事に入社し、メキシコに駐在した時、、、
ビールの安さやストレスから暴飲暴食で太ってしまい、同時期に父も身体を壊したこともあり、健康とは身体で買えないと実感したそう。

その後会社を辞めて、日本に帰ってきて初めにしたことが
パーソナルトレーニング。この時に出された見積が高額すぎて驚愕し
“自分でジム開こう”と思った事が、フィットネス事業を始めたきっかけ
でした。

そんな黄皓さんのフィットネス事業、ミラーフィット株式会社は
資金調達を行いながら行っています。

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しかし投資家の元へ行くたびに多くの人に
「日本の運動参加率は3%、絶対浸透しないよ!」と
否定されてしまうそうです。

そんな困難の仲でも、VC(:ベンチャーキャピタル)を
口説き落とすための秘訣について伺いました。


「ビジョンですね。やっぱりVCさんも2タイプいまして、
経済合理性の高い投資をするVCさんと、夢に賭けたいという
VCさん2パターン私はいると思ってます。」
「当然経済合理性は投資なのでリターンが求められますが、大きな
VCさんっていうのは社会を変容させるようなサービスを
生み出すという、彼らなりのビジョンとか責任感を持ってらっしゃる
ので、我々みたいな数字はまだこれからだけど、その思いがあるなら、、、
これがあったら社会って変わるよねっていうところを
私が誰よりも信じて強く伝えるというのが、
一番の鍵かなとは思ってますね。」

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黄皓さんの著書
『異なる勇気』はKADOKAWAより、
『超完璧な伝え方』ダイヤモンド社より出版されています。

是非チェックしてみてください。

今夜の選曲… Silver bells / Booker T. & the M.G.'s

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2023年12月18日

鏡を使ったオンラインパーソナル・ジム

2023年12月8日に「横浜シンポジア」で開催されました。
「アクサ生命 健康経営シンポジウム」での番組公開収録の模様を
お届けしています。

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今週のゲストは、
ミラーフィット株式会社・代表取締役社長の黄皓さんです。

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黄皓さんは
早稲田大学卒業後、三菱商事株式会社勤務を経て、
家業であるShanghaiTransport ChinaLogistics International Co., Ltdの
代表に就任。国際物流の事業を経営しつつ、RILISIST株式会社を設立。
現在は全国で約20店舗のパーソナルジム兼セルフエステのサロンを経営。
2020年にはミラーフィット㈱を設立し、
新しい形のオンラインフィットネス事業を展開されていらっしゃいます。

また『バチェラー・ジャパン』4代目バチェラーでも知られています。
今回は“健康事業”についてのお話を伺います。

現在約20店舗のジム“KARADA BESTA” を経営している黄皓さん。
主な利用者は、26歳から32歳の働く世代が多く、月3万円で毎日
パーソナルトレーニング、個室でのセルフエステ、ミラーフィットによる有酸素運動が受け放題というサービスを展開しています。
このサービスには黄皓さんの“パーソナルトレーニング自体が高価格帯で、サービスを受け辛いという点を民主化したい”という思いが込められています。

お話に出てきたミラーフィットとは、オンラインによるフィットネス。
そこで開発されたのが、スマートミラーデバイスです。

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 「私オンラインフィットネスを広げていく過程で
  携帯やパソコンという方法もあったんですが、
  画面がちっちゃくて見づらいとか、横画面で全身が映らないっていう
  問題があったので、これ何か別のものを代用できないかなと
  考えたところ、3000年前から鏡だけは反射っていう能力だけで
  人間が使ってきた不思議なハードウェアで、、、
  この鏡の中にディスプレイを埋め込みまして」

こちらのデバイスでは、ヨガ・ストレッチ・ダンスなどのVOD動画が
約500本観ることができる機能があります。

またリアルタイムでトレーナーとチャットをしながらレッスンを受ける事や、予約することでマンツーマンのパーソナルトレーニングを受けることもできます!

 「全国に私のジムKARADA BESTAをくまなく届けることが難しいので、
  ジムが近くにある方はパーソナルと、このミラーフィットで使って
  いただけますし、地方にお住まいの方で、自宅で健康になりたいけど
  やる気が出ない、ジムに行きたいけどお子様がいて行けないって方も
  多いので。そういった方には、鏡を通して健康をお届けする
  ということをやってます。」

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2023年12月14日

民謡の現在地 と 今後の活動

今週のゲストは、民踊クルセイダーズ の 田中克海さんです。

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洋楽世代の田中さんにとって、出会った当初の”民謡”とは
名前も呼ばれない、なんだかダサい「終わった音楽」というネガティブなイメージがありました。
だからこそ、田中さん達が民謡の魅力に気が付きバンドを結成した時には
その名前に“民謡”を入れて、たくさん口に出すことによって、
“民謡”に対するイメージを新しくできるのではないかと考えたそうです。

民謡と長く過ごしてきた田中さん自身、周囲の反応の変化を
どう捉えているのでしょうか。

「最近は民謡っていう言葉に対して、周りもポジティブになってるし、
何か新しい何て言うんですかね、目線みたいなものが
入ってるのかなって思いますけどね。」


また”民謡”については、、、

「新しい切り口で民謡の良さとか、それこそ日本の民俗音楽が 
持っているね、なんか普遍的なものだとかそういったところに
スポットが当たるといいなと思っていますよね。」

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この度6年ぶりにリリースされたニューアルバム
『日本民謡珍道中』(英題:Tour of Japan)

■リリース記念イベントが開催されます!
開催日 /2023年12月23日(土)
開催場所/タワーレコード渋谷店

詳しくはコチラをご覧ください。

■また来年には新春リリース記念イベントが開催!
民謡クルセイダーズ
寿!「日本民謡珍道中 TOUR OF JAPAN」リリース記念新春パーティー!!
MINYO IS BACK IN TOWN 2024 AT COTTON CLUB

開催日 /2024年1月2日(火)、3日(水)
開催場所/COTTON CLUB
     東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビルTOKIA 2F

詳しくはコチラをご覧ください。

今夜の選曲… ハイヤ節/ 民謡クルセイダーズ

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2023年12月13日

『ブリング・ミンヨー・バック!』

今週のゲストは、民踊クルセイダーズの 田中克海さんです。

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民謡クルセイダーズの活動を追ったドキュメンタリー映画
『ブリング・ミンヨー・バック!』が、9月から全国順次上映され、
今週末からも、再び上映されます。

映画制作のきっかけは、2017年下北沢で開催されたライブ終わり、、、
「自分は映像を作っている、ドキュメンタリー映画が好きで、
音楽に関わるフィルムを作りたい、ぜひ民謡クルセイダーズを
撮らせてもらえないですか」と若い男女が声をかけてきてくれた事が
始まりです。

そこからライブを開催する毎に、海外に行く際にも監督が付き添い、
映像を撮り溜めていきました。
ただこの時点では、ドキュメンタリーにしたいとは考えつつも、
ゴールが決まっていませんでした。

しかし2019年のヨーロッパツアーの最中で、
スペインで音楽のドキュメンタリー映画に特化した映画祭がある、
ということを知り応募してみると、見事選出!

そこからクラウドファンディングで制作費を集め、
民謡クルセイダーズの映像だけでなく、久保田麻琴さんや
ピーター・バラカンさんなど音楽評論家にもインタビューを重ね、
完成させた作品です。

「森脇監督って言うんですけれども、森脇くんも若くて、
それまで民謡なんか全然知らなかったところに、
民クルを聞いてですね、なんかこれ面白いな、というようになって
自分なりに民謡を掘り下げていったようなところがあるので。
本当に民クルと同じような道筋で、民謡に触れていっている
ところだと思いますね。」


映画「BRING MINYO BACK!」では
コロンビアのバンドFrente Cumbieroや、
元ちとせさんとのコラボレーション、また民謡クルセイダーズ憧れの
東京キューバンボーイズとも共演されています。

・12月15日(金)には東京・池袋、新文芸坐
・12月16日(土)~12月22日(金)には横浜、横浜シネマリン

他、岡山・長野・愛知などで上映されます。
詳しくはコチラのHPをご覧ください。

今夜の選曲… 貝殻節 / 民謡クルセイダーズ

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2023年12月12日

新作「日本民謡珍道中」

今週のゲストは、民踊クルセイダーズの 田中克海さんです。

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今回は6年ぶりにリリースされたアルバム
『日本民謡珍道中』(英題:Tour of Japan)について伺いました。

6年前にリリースしたものは、シンプルなものでしたが、
当時から楽曲も増え、ヨーロッパツアーなども経たことで、
ファーストアルバムと比べるとだいぶカラフルな内容になっています。

また現在バンドメンバーは、コアメンバーが9人、
サポートメンバーも含めると総勢12名ということで、
ヨーロッパへ行くときはミニマムに、また会場の規模や場所に合わせて
メンバー構成を変えながら演奏しています。

ヨーロッパツアーでは観客からはどのような反応があったのでしょうか?

「大きなフェスに出させてもらうことが多かったんですけれども、
ノリ方もね、様々といいますか、やっぱりラテンチューンだとか、
ラテンコミュニティの方々なんかはね、本当にサルサダンスで
グイグイ踊ってくださったりとか、やっぱロックな好きな人がいたら
頭振ってね、ヘッドバンギングしてノッてもらったりとか、
もう本当にみんなが思い思いのスタイルで
楽しんでるっていうのがすごい印象的でしたね。」

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またヨーロッパで披露する際には、
しっかりと“民謡”という言葉について伝えているそうで…。

「MCで民謡って知ってるかと。日本のね、古いトラディショナルな
フォークソングなんだ、と。仕事歌だとか、お祭りの歌とか色んな
ものがあって、でも今日本ではこういった歌が、
普段聞かれなくなってると、僕たちはそういうものを
また取り戻したいんだみたいなことを毎回やるようにしてますね。」 

今回も、アルバム『日本民謡珍道中』からの1曲をオンエアしました。
今夜の選曲… 木曽節 / 民謡クルセイダーズ

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2023年12月11日

民踊クルセイダーズ結成の軌跡

今週のゲストは、民踊クルセイダーズの 田中克海さんです。

田中さんは、1971年岡山県生まれ。
90年代に東京都・福生に移り住み、音楽を探究。
海外のルーツミュージックを発端に、日本の民謡に興味を持ち、
2011年に、民謡歌手のフレディ塚本さんと民踊クルセイダーズを結成。
民謡をラテンビートと組み合わせた新しい形の音楽で、
国内外で人気となっています。

ずっと音楽が好きだったという田中さんは、
日本の”はっぴいえんど”や”大滝詠一”さんなどが住み、
米軍ハウスでレコーディングなどをしたという、
音楽を作ってきた町『福生』に憧れて移住されました。

また当時、古いアメリカの音楽やラテン音楽が特に好きだった田中さん。
改めて日本に目を向けてみると、古い音楽を知らないことに気が付いたそう。

掘り下げてみると、美空ひばりや江利チエミなどの50年代、60年代ポップス歌手が、
ジャズやラテンをバックにアレンジしたポップな民謡をやっている音源に辿り着きました。

そこから、こういうものを現代風にできないか?と考え、
サム・クックやリズムアンドブルースを歌うのが好きで、
民謡も歌っていた音楽仲間のフレディ塚本さんに声をかけ
『民謡クルセイダーズ』を結成!

メンバー全員、音楽とは別の仕事もしており、
田中さんはデザイナー、フレディ塚本さんは造園屋で働いています。

”仕事をしながら空いた時間に歌う” という、まさに民謡のような
民謡クルセイダーズのニューアルバムが、6年ぶりにリリースされました。
題して『日本民謡珍道中』。

今週は、このアルバムから楽曲をオンエアします。

今夜の選曲… ソーラン節 / 民謡クルセイダーズ

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2023年12月07日

町のファンを作る「ふるさと納税」

ゲストは、PROTの天沼佑介さんです。

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4日間にわたって、天沼さんにふるさと納税について伺っていますが、
実は2023年10月からふるさと納税のルールが厳しくなりました。

これまではふるさと納税のルールとして
「お礼品は3割以内」「お礼品を含めた経費全体は50%に収める」という
ものがありましたが、10月からは、以前は含まれていなかった書類関係の部分などが50%に含まれるようになりました。
そのため、お礼品の見直しがされ、30%から20、25%に下げるという対応がされ、報道などでは「お得じゃなくなる」という表現がされています。

天沼さん
「ふるさと納税においてルールの守られていない返礼品などもあるため、そういった部分を均して、今後もこの制度を続けていくためのルール改正なのかなと考えています。」

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現在はフリーランスとして、活動されている天沼さん。
そこには、紋別市でできることは全てやったからこそ、紋別の環境では
できなかったことや、外に出ていく事でノウハウを教えて、
色々な町の「やる気はあるけど、伸びない・くすぶっている」という方々を伸ばしていきたい。という思いがあります。

またふるさと納税という事業について、
「寄付者の方々は、返礼品によってその町そのものを味わい、地域貢献も
してくれる、まるで親戚・マブダチのような存在。
まさに濃度の濃い関係人口なのかもしれないと考えている。
ふるさと納税は、町のファン作りだ。」と仰っていました。

その上で今後はふるさと納税という部分を生かしながら、
地方創生・地方貢献という部分にもシフトしていけたらと話していました。

今夜の選曲… Kinky Reggae/ Bob Marley & The Wailers

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2023年12月06日

地域格差 と 地方創生

ゲストは、PROTの天沼佑介さんです。

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お話を聞いているふるさと納税という制度について。
都市部の住民税の減収や、返礼品競争は本来の趣旨とは違うのではないか、といった、ネガティブな報道がされることもあります。

このことについて天沼さんは、
「ふるさと納税の趣旨の一つに”地方と大都市の格差是正”があると思っているため、正しいことなのではないか。」
「ふるさと納税という制度を活用して、町や産品のPRができる点が良いと思っている。」と話していました。

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紋別市の事業者の中には、天沼さんが世界で一番美味しいと思っている、
スモークの燻製を作る人がいます。
とてもこだわりを持っているということで、製材所からもらってきた
おがくずを使ってスモークを焚き、作業も手作業で行うということ。
天沼さんはこのスモークの中に、こだわりや思いが
煙と一緒にしみこんでいると思っていると考えています。

後に、このスモークは返礼品コンテストでグランプリを取り、評価され、
メディアでも取り上げられ、大人気になりました。
「ふるさと納税という部分で見つけてもらって全国に届いたという事で、とてもうれしかった。」と仰っていました。

紋別市は寄付額一位になりましたが、実は三年連続で寄付件数一位。
その件数は約100万件です!
「100万人の人に紋別市の産品が届いているということ、
ふるさと納税は、一番の地方創生だと思っている。」と話していました。

今夜の選曲… Stir It Up /Bob Marley & The Wailers

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2023年12月05日

ふるさと納税で「三方よし」

ゲストは、PROTの天沼佑介さんです。

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そもそもふるさと納税とは、生まれ故郷や応援したいと思う自治体に
寄付することで返礼品や税金の免除などが受けられる仕組み。
天沼さんに寄付者・返礼品事業者、自治体がそれぞれ嬉しい
三方良しということについて伺いました。

寄付者は、税額も控除され、返礼品として地元のものを味わう事ができる。
また使い道によっては、地域に貢献することもできます。

次に事業者は、ふるさと納税というきっかけが無ければ生まれなかった
販路を開拓することや、消費者との繋がりが持てるという点があります。

そして事業者は、集まった寄付によって住民サービスを手厚くしたり、
今までできなかった事業に着手することができます。

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実際に、集まった寄付金はどのようなことに使われているのでしょうか。
天沼さんが関わっていた紋別市では、
アザラシの保護活動に充てられています。
紋別市には、日本で唯一のアザラシ保護施設があります。
名前はアイヌ語で「アザラシ」を指す言葉を冠する「とっかりセンター」
ここでは漁師さんたちが漁をする中で、漁網に引っかかってしまったり、
親とはぐれてしまった子アザラシなどを保護して、怪我を治したり
育てたりして海に返すという活動をしています。

この施設の運用や、運営費用に、ふるさと納税の寄付金があてられているといことです。

またほかにも「小中学校の給食費無料」「高校卒業までの医療費の助成」
などが令和三年度から実施されており、ふるさと納税が無ければ
できなかったということです。

今夜の選曲… Rock it baby / Bob Marley & The Wailers

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