2021年05月03日

銀行員からの転身、野菜バイヤーとなったお話についてたっぷりと伺います。

野菜バイヤー・愛の野菜伝道師 小堀夏佳さんをお迎えしています。
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*リモートでのご出演です。

ーーまず、愛の野菜伝道師という肩書について伺いました。

小堀さん「20年前に畑を初めて回ったときに、
美味しい野菜には農家さんの愛があると思いまして、
野菜を売るというよりも農家さんたちの
思いや愛を野菜に乗せて伝えたいと思い、
会社にお願いして名刺につけさせていただきました。」
小黒「東京の人が農家の現場に行くと、
『お前たちに何がわかるんだ』って
言われませんでした?」
小堀さん「言われました!
当時は27歳だったので野菜のやの字も
知りませんでした。実際、知らないという
ことを恥をさらして農家さんに
話すと、可愛がってくださって
ひとつひとつお父さんのように
教えてくださいましたね。」
小黒「でも、東京で育って農業を
やっている人も身近にいなかったのに、
畑を回ってみてよく我慢できたね?」
小堀さん「実は私、野菜の部署に
任命されたときものすごく嫌だったんです。
前職は銀行だったし、ケーキとかを
開発するのは憧れだったのですが、
人がいなくて任命されました。
ただ、銀行時代の外回りが
すごくいい経験になりました。
当時、社長や経営者と話す機会が
あったので、同じ土俵に立つには
知識を入れなくてはいけなかった。
農家の方も、物づくりの職人さんという
意識はあったので、農家さんの読んでいる
現代農業という雑誌や、農業新聞を
読んで勉強しながら畑に行っていました。
仕事で回ったのは全国の畑でしたが、
当初は会社のパソコンで調べていたり
して外には出ていませんでした。
初めてキュウリがサンプルで
送られてきた時、キュウリは
味がしないと思っていたんですが、
そのキュウリは味がしたんです!
この味のする理由はなんだろうと、
いう想いに駆られて初めて畑を
見に行ったのが福島だったんです。」

今夜の選曲… I LOVE YOU / ARETHA FRANKLIN

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2021年04月28日

ロバクッキーと有機野菜作り…というお話です。

写真家・田頭真理子さんをお迎えしています。

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尾道ロバ牧場のHPから購入できる、
ロバクッキーをスタジオに用意しました。
缶には黒田 征太郎さんがデザインした
ロバの絵がプリントされています。
茶色のロバと、緑色のクッキーが…
実はこの緑色のクッキー、
スギナという野草が入っているんです!
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田頭さん「スギナのお茶とかって
血液のデトックス作用があると
いうことで、健康にいいということで
スギナのパウダーを練り込んだ
ものです。
地元で野草を研究している方から
スギナのパウダーを購入して、
作るのは地元のお店で作って
もらっています。
東京では銀座にある広島の
アンテナショップにも
置いていますし、ECサイトでも
お買い求めいただけます。
今、先着100名様にロババッチを
同封させてもらっています。」

小黒「他にグッズはないんですか?」
田頭さん「私の撮った写真でロバの
トートバックや、私の撮った写真を
セレクトして作ったフォトスタンドも
あります。」

小黒「ロバの写真展はまだ開催されて
いないんですか?」
田頭さん「2年前、六本木で
ロバの写真展を開かせていただきました。
その循環をしたかったんですが、
今はコロナでできないので、
オンラインで色々な人と写真と
音楽でコラボした作品を
用意中です。」
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2021年04月27日

広島県・尾道で「ロバ牧場」を営むお話、伺います。

写真家・田頭真理子さんをお迎えしています。

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ーー田頭さんは地元広島県の尾道市で
尾道ロバ牧場を営まれています。
今回は、飼われているロバの側から
リモートで収録を行いました。
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田頭さん「父が現在全部で5頭ロバを飼っています。
9年前に最初のロバを飼いました。
『プラテーロと私』というスペインの
散文詩があるんですが、父が大学時代に
その本を授業で読んだんです。
その本はロバに作者が語りかけるような
お話だったのですが、父はその描写にとても共感して、
そんな暮らしができたらいいなと思い、
9年前に飼い始めました。」
小黒「それこそ、最初に飼ったロバは
プラテーロという名前なの?」
田頭さん「まさに、その通りです。
ただ、メスだったので『プラテーラ』
という名前にしました。オスのロバは、
5年前にここにきて『プラテーロと私』の中の
獣医・ダルボンから名前をつけました。
現在ロバが5頭、羊が4頭、ヤギが4頭います。」
小黒「田頭さんの牧場を見たいと思ったら、
見学もできるんですか?」
田頭さん「家族でやっているので、
そんなに毎週のようには開けていないのですが、
月二回くらい公開日を作って、インスタグラムなどで
お知らせしています。
遠方から来てくださる方は事前にお電話をしていただいて、
予約という形で言っていただければお見せする事は可能です。」
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尾道ロバ牧場の模様はYoutube channel
DONKEY PARADISE 尾道ロバ牧場』でもご覧いただけます。

公式Instagramはこちら
https://www.instagram.com/onomichiplatera/

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2021年04月26日

広島県尾道市でロバ牧場を営む写真家のお話、たっぷりと伺います。

写真家・田頭真理子さんをお迎えしています。

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ーー高校生の時に写真家・立木義浩さんとの
出会いが、田頭さんが写真家を志す
きっかけと言います。

田頭さん「長崎のハウステンボスに行った時に、
たまたま入ったミュージアムに立木先生が撮った
有名人のモノクロのポートレートがあり、
それを見た時に私も写真家になりたいと
思ってしまったんです。
本当は立木先生に弟子にしてほしい!という思いで、
先生が北海道に行く時には、オートバイに乗って
追いかけて行って『お前はなんなんだ』って
言われ続けてました。
それで弟子にしてくれるのかと思いきや、
客船「飛鳥」の船内カメラマンの
お話を持ってきていただいたんです。」
小黒「飛鳥には、どのくらいの期間いたんですか?」
田頭さん「丸一年ですね。大体一回乗ると
3ヶ月はずっと乗船して、
記念写真を撮る仕事をしていました。
立木先生もよく言っていたのは
『写真の基本は記念写真だ!
お前そこで修行してこい!』
ということでした。
何も知らなかったのですが、
ひたすらお客さんの写真を
いろいろなところで撮らせてもらいました」

ーー田頭さんはその後、東日本大震災の
被災地の復興を写真の力で後押しする
イベントに参加されました。そして、
現在Youtube上で「みちのくの、ひと
という動画も公開されています。

田頭さん「震災が起きた後で、ずっと
悶々としていた日が続いていたんですが、
震災後の4月に被災地へ直接出向いたんです。
とにかく自分の目で見て、現地でいろいろな
人たちの話を聞きたいなと思って行きました。
その時にお会いして聴いたお話がすごく
頭の中に残っていて、その印象を
Youtubeにまとめてみたいなと思い制作しました。」
小黒「この動画にはTim Janisの楽曲が
使われていますが、誰かが使うことを
提案したんですか?」
田頭さん「私の写真を見てくださった
広告プロダクションの音楽プロデューサーの方が
『ティム・ジャニスの曲と合わせて、Youtubeで公開しませんか?』
という提案をしていただいて、制作しました。」

動画「みちのくの、ひと」はこちらからご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=NvLYQyl-qTk

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2021年04月22日

今夜もまだまだ、きのこの魅力伺います!

今週のゲストは東京農業大学学長・江口文陽さんです。
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※リモートでのご出演になります。

ーー中国雲南省が、キノコの聖地と言われている??

雲南省にはキノコのみを
扱っているような、市場があるんです。
本当に中国全土からいろいろなキノコが
集まってきます。袋の中にたくさんの
キノコを買っていって、調理することで
常備菜として家庭で用意しておきます。
あるいは、鍋…中国だと
火鍋にして召し上がっていたりするんです。
まさにキノコを一つの主食として
利用しているような中国の国民がいて、
その台所を担う市場が、雲南省にはありました。


小黒「先生はキノコの学問を教えるときに、
食べ方のように、その楽しみ方も
一緒に教えられているんですか?」
江口さん「はい、キノコをただ単に研究する
と言ってもそれがどういう風に
利用される…どういう風に食べるか…といった
ことがわからなければ、生きた学問にはならないので
学生たちには食べ方、あるいはどういう利用の仕方が
あるのかということを意識して
勉強してほしいということは伝えています。」

ーー現代は健康ブームで栄養をサプリで
摂取する方も増えました。
しかし、キノコはサプリメントにしてしまうと、
その効用がほとんどなくなってしまうと言います。

サプリメントにしても、
効能というものは残ると思います。
しかしながら鮮度の高いものを
まんべんなく日常生活の中で
摂っていただきたい。
私は農学の研究者ですから、
効用的、医学的、健康食品的ではなく、
農産物の需要拡大を目指しています。
あるいは、農家さんの応援もしたい
という思いも込めて生食を
食べていただきたいなと思います。」

今夜の選曲…チャタヌガ チュー チュー/細野晴臣

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2021年04月21日

実は、きのこ博士でもあるんです…!というお話です。

今週のゲストは東京農業大学学長・江口文陽さんです。
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※リモートでのご出演になります。

ーー江口先生は、元きのこ学会会長で
「きのこ博士」としても知られています。

江口さん「地球の創生時代からキノコ、
あるいは微生物がなければこの地球上は
うまく構築されてこなかったと思います。
微生物…つまりキノコというものがあって、
その学問は知らず知らずのうちに研究
されてきたと私は考えております。
土を豊かにしてくれるミミズが
育つためには土壌がなければ行けません。
その土壌の中には有機物が存在しなくては
いけません。
木から落ちた葉っぱや枝を分解するもの、
そしてミミズの餌になる有機物を
作り出す…その根源となるものが
キノコなんです。
キノコはミミズの前に存在する一つの
生物であると私は言えると思います。」

江口さん「例えば、木が茶褐色にするのは
リグニンという成分なんです。
キノコはリグニンを分解する酵素を持っています。
リグニンの構造はダイオキシンなどの
構造などと非常によく似ているため、
ダイオキシンの量を自然環境から
減らしていく酵素を持っているともいえます。」
小黒「環境の修復に活用という点では
雲仙・普賢岳の噴火後の土壌回復に役立ったんですか?」
江口さん「雲仙・普賢岳においては
植物の種をヘリコプターから散布するだけではなくて、
植物が育つための根っこと共生する
菌根菌のコツブタケというものを一緒に撒きました。
植生回復の時に、微生物が役立つ。
それがまさに雲仙普賢岳に
緑をもたらすキノコの力が加わりました。」

ーーキノコ博士が勧める、キノコ料理とは?

江口さん「オオシロアリタケ、シロアリシメジと呼ばれる、
シロアリの巣の上部に出てくるキノコがあります。
これはシロアリの巣の糞をキノコが分解し、
栄養素として成長し巣の上部から土を破って出てくるキノコ。
それはとても旨味があって美味しいキノコなんです。
滅多にたべられないんですが、
シロアリとギブアンドテイクをしながら
人間にも食材の恵みを与えてくれるキノコも
あるということを知っていただきたいです。
このシロアリシメジは、
素揚げにしたり、天ぷらにしたり、
野菜と炒めて食べたりして
美味しくいただけます。」

今夜の選曲…北京ダック / 細野晴臣

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2021年04月20日

江口学長の目指す「健康な心身作りのための教育」とは?

今週のゲストは東京農業大学学長・江口文陽さんです。
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※リモートでのご出演になります。

東京農業大学の学生は卒業してから、
どういった分野に就職する学生が
多いのでしょうか?

江口さん「東京農業大学は、
『人物を畑に返す』と同時に、
『人物を世界に植えていく』という
考え方を持っています。
今までも卒業生は国家公務員、
地方公務員、教職、農学…と、
ありとあらゆるところに
東京農業大学の卒業生がいる…
と認識しています。

ーー学長に就任された際、
江口学長が所信で掲げられた
『健康な心身づくりの教育』とは?

江口さん「東京農業大学は食という部分で、
大地から恵まれるそれぞれの食品を
生産しています。私たちは生きるために
食べないといけません。
食べるということは未病の根源であり
体づくりをするために農学的な部分で
作られたものをしっかり食べて
健康づくりをする。
そして、共にメンタル的な部分も
鍛えていくという中で、
学ぶにおいては健康でなくては
しっかりしたことが出来ない…
ということを学生に意識して欲しい
というのが私の願いです。」

今夜の選曲… 絹街道 / 細野晴臣

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2021年04月19日

東京農業大学・江口学長に「農学」について伺います。

今週のゲストは東京農業大学学長・江口文陽さんです。
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※リモートでのご出演になります。

ーーまずは江口さんがこの4月から
学長を務める、東京農業大学について
伺いました。

江口さん「私立大学で日本の農学としては
一番古い大学になります」
小黒「仰られた『農学』という学問……
それが、どんなものかご説明いただけますか?」
江口さん「『農学』というのは、
まず社会科学、自然科学という部分が
基本になりますが、重要な部分は、
私たちの身近なところの学問である
ということです。
食べること、住むこと、物を着ること…
そういう全てのことを学ぶ学問です。」
小黒「生活に密着している学問を
学ぶ場所であると?」
江口さん「そうですね。それが農学の
魅力であると思います。
SDGsなどの世界の開発目標や研究目標を
昔からフォローしてきた大学であるといえます。」
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小黒「僕が大学を卒業した頃、
東京農大の学生は渋谷でいっぱい
飲んでて、酒屋の倅がすごく多いな
と思っていたのですが、僕の感覚は
間違っていませんか?」
江口さん「そうですね。
小黒さんの学生時代というと、
東京農大では造り酒屋の後継が
8割方いらっしゃったと思います。
現在は少し減って、55%〜60%くらいの
蔵元の子弟が醸造化学科に
入ってきていただいていると
言えるのではないでしょうか。」
小黒「55%でも、日本の酒造りを
支えている人材を育てていると…。
経済についての勉強も教えているんですか?」
江口さん「東京農大の中には3つの
キャンパスがありまして、それぞれ
作ったものをどうやって売っていくかを
学べる経済学を教えています。
農業経済がなければ、農産物を
日本国内、あるいは世界に発信する、
移送することができませんから
その辺りもしっかり勉強している
学科がございます。」

小黒「1ヶ月くらい前に、
世界大学ランキングがイギリスで
出されていました。
日本では東北大学が東大や京大よりも
上でした。あのランキングの中には
東京農大は入っていたんですか?」
江口さん「そうですね。
世界の大学の中では1000番程度の
中に入っております。
私は高校生や、社会にもいろいろな
尺度で認めてもらうことにおいては、
学長として東京農大は世界に名だたる
大学でトップであると自負しながら、
教育研究に従事していきたいと
思います。」

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2021年04月15日

大河ドラマで話題の渋沢栄一と東京都・北区…というお話です。

越野建設株式会社・代表取締役 越野充博さんをお迎えしています。

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※リモートでのご出演です。

ーー東京都北区と現在放送中の
NHK大河ドラマ
『青天を衝け』の主人公、
渋沢栄一は実は深い関わりが…!

越野さん「渋沢さんは王子製紙の創立に
関わって以来、北区とはご縁があります。
というのも、飛鳥山に渋沢さんは別荘を建て、
海外の要人をお招きして民間外交を
展開したり、仕事の面での拠点としても
お使いになっていたそうです。
元々、飛鳥山という場所は徳川吉宗の時代に、
桜を植えたりして整備が行われ、江戸城近郊の
行楽地として栄えたということです。」

ーーそして、「青天を衝け」の放送を
機に飛鳥山全体が渋沢栄一に関する
テーマパークのようになっています。
今年2月には、東京23区で初となる
大河ドラマ館』がオープンしています。
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越野さん「緊急事態宣言下で
入場者を絞りながら運営しています。
ですが、併設した「お土産館」は
すごく売れています。
大河ドラマ館に来ていただいた
お客様だけでなく、飛鳥山そのものに
遊びに来たり、近所の方も
来ていただいて大変好評です。」

ーー越野さんが語る北区、
オススメの歩き方とは?

越野さん「王子駅を降りて、
案内に沿って歩いていただくと
飛鳥山の入り口に『アスカルゴ
というケーブルカーがあります。
それに乗って、登ってきていただくと、
自動的に飛鳥山へ入ってきて
そのまま大河ドラマ館の方へ
来ていただけます。
北区って都内でもものすごく
便利な場所なんです。
JRの駅も区内には11駅ありますし、
どこに行くのにも、住んでいると
便利な場所。逆にいえば、
来るのも便利なんですよね。
とてもフレンドリーな街ですので、
これを機会に遊びに来て頂きたいな、
と思います。」
==================
越野建設株式会社
東京都北区王子4丁目22番9号
TEL.03-3913-4511(代表)
FAX.03-3913-4723
https://www.e-koshino.co.jp
==================
今夜の選曲… INTERVAL WALTZ / PAT METHENY

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2021年04月14日

家主と入居者、それぞれのニーズとバランスを…というお話です。

越野建設株式会社・代表取締役 越野充博さんをお迎えしています。

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※リモートでのご出演です。

ーー越野建設が造る音楽マンションの特色とは?
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越野さん「まず一つはコンクリートそのものを
密実なコンクリートを打つことがそのまま
防音・遮音に繋がります。
もう一つは作り込みすぎないことです。
スタジオのようなものを作ろうとすれば、
我々は総合建築業なので
いくらでも出来るんですけど、
建築費と家賃とのバランスが取れる
レベルで作っていく…その辺のところが
受け入れていただける要因だと思いますね。
お客様…家主さんのニーズと、
入居者の方のニーズ。
それぞれのニーズのバランスを
とっていくことで、商品になると思っています。」
小黒「作り続けて10年くらい経ちましたが
今、越野さんのところで何棟くらい
作ったんですか?」
越野さん「今、計画中のものも含めて45棟あります。
完成しているもので38棟になります。」
小黒「優良な音楽好き市民のために
貢献している企業だね。
こんな切り口で社会貢献できている
っていうのは素敵な仕事ですね。」
越野さん「実際、より広い皆さんへの
貢献という意味で、それが音楽という
切り口で出来ていることは
僕も楽しくやらせていただいてます。」

ーー越野さんは現在、入居者の方のため
音楽マンションクラブも作られました。
越野さん「よくマンション建てると
どんな人が住んでいるかわからないとか、
元々周辺地域に住んでいる人に言われたり、
マンションの住人もお隣同士の関心が
ないとか言われるんですが、
音楽という共通の切り口がありますので、
それを緩やかな形で長い期間お手伝い
しながら、そこからコミュニティ
みたいなものが生まれたらいいなと
思って、そんな試みもやっております。」
小黒「かつて、ソトコトで紹介していた
フランスで起きた隣人祭りですね」
越野さん「まさにこれ(ソトコト)ですよ。
僕が音楽マンションクラブを考えた時、
やっぱりこの隣人祭りが
なんとなく浮かび上がってきて。
マンションによって違うのですが、
隣人祭りみたいに盛り上がっている
ところもあるみたいですよ。」
==================
越野建設株式会社
東京都北区王子4丁目22番9号
TEL.03-3913-4511(代表)
FAX.03-3913-4723
https://www.e-koshino.co.jp
==================
今夜の選曲… LEAVING TOWN / PAT METHENY

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