2020年01月16日
1月20日から1月23日は
映画監督のオオタ ヴィンさんをお迎えします。
1960年愛知県生まれ。2016年初監督作品となる
ドキュメンタリー映画
「いただきます みそをつくるこどもたち」が
全国600箇所で上映され、観客4万人を更新中。
伝統文化が消えていく前に映像で伝承していくことを
ライフワークとし、 イーハトーヴスタジオを
主宰されていらっしゃいます。
映画監督のオオタ ヴィンさんをお迎えします。
1960年愛知県生まれ。2016年初監督作品となる
ドキュメンタリー映画
「いただきます みそをつくるこどもたち」が
全国600箇所で上映され、観客4万人を更新中。
伝統文化が消えていく前に映像で伝承していくことを
ライフワークとし、 イーハトーヴスタジオを
主宰されていらっしゃいます。
ソトコト編集長の指出一正さんをお迎えしています。
2020年、最初の号となる2月号はどんな特集でしょう?
指出さん「1月5日発売号となるんですが、
「参加したくなるローカルプロジェクト」という特集です。
プロジェクトの特集は要望が多いので、
毎年作るようにしているんですが、
毎年新しいプロジェクトが生まれて
良いことだなと思っています。
興行的にどこからか読んでイベントを
楽しむというのも良いんですが、
自分たちでもイベントを生み出せるというのを
わかった人たちが、マルシェをやったりですとか
イベントをやったりですとか、
地域でワークショップをやったりですとか、
そういうプロジェクトをやる人たちが各地に広がったので、
お手本になる実例がたくさんありました。
それを2月号では特集しています。」
今夜の選曲:QUIET VILLAGE / MARTIN DENNY
ソトコト編集長の指出一正さんをお迎えしています。
去年はスウェーデンのグレタさんが
環境問題の問題提起をしましたが、
こちらに関してはどうでしょうか?
指出さん「グレタさんはカッコいいですよね。
何がカッコいいって英語がうまいです。
あと、環境問題っておそらく世代間闘争ですよね。
多分1969年に日本で起きたようなことを、
今 グレタさんは世界中の大人に対して、
自分たちの世代をどうしてくれたんだ!
という世代間闘争が環境問題だと思うんですよね。
世界や日本で起きていることって、ほとんどのことが
世代間の闘争なんじゃないかと思います。」
今夜の選曲:CHANT OF THE WEED/SONG OF INDIA / MARTIN DENNY
ソトコト編集長の指出一正さんをお迎えしています。
ソトコトのデジタル化、
sotokoto onlineを先日出しましたが、
どんな反応、実感を持っていますか?
指出さん「オンラインサロン面白いですね。
まず、4月にソトコトのオンラインメディア
「sotokoto online」を作って、8月の後半から地域の
編集講座ラボを作って、今110人ぐらいの方が各地います。
20代、30代、40代の地域とか、ローカルとか、
SDGsに興味ある方が受けています。
やって面白かったのが、これまで行政の職員として、
一生懸命走っていた方とか、クリエイターやプレイヤーとして、
第一線で活躍されている方とかがいて、
一定の会場やステージに出向くことは難しいけれども、
オンラインサロンだったら、いつのタイミングでも
見れたりするので、後から小黒さんや僕が話している会に
参加できるようになったんですね。」
今夜の選曲:THE LEFT ARM OF BUDDHA / MARTIN DENNY
ソトコト編集長の指出一正さんをお迎えします。
広がるSDGSと関係人口、参加したくなる
ローカルプロジェクトのお話などたっぷりと伺います。
音楽家で神楽・伝承音楽研究家の三上敏視さんをお迎えしています。
今月の20日(月) 東中野のポレポレ座で、
「三上敏視のお神楽ナイトvol.38」が開催されます。
このお神楽ナイトとはどんなイベントなのでしょう?
三上さん「ポレポレ東中野の1Fのカフェでやるんですが、
神楽の素晴らしさを知ってもらいということで、
神楽の撮影したらビデオを見ながら解説しています。
ポレポレ座では、お神楽ナイトという名前をつけて、
その都度テーマを決めて紹介しています。」
三上敏視のお神楽ナイトvol.38 『新年リクエスト大会』
日時:2020年1月20日(月) 18:30開場/19:00開演/21:30終了予定
料金:予約 2,200円/当日 2,500円 ワンドリンクのオーダーをお願いします。
予約・問い合わせ先:Tel:03-3227-1445(ポレポレ坐)
音楽家で神楽・伝承音楽研究家の三上敏視さんをお迎えしています。
三上さんの著書の『新·神楽と出会う本』
神楽の音楽にスポットをあてているんですが、
こちらの本について教えて頂けますか?
三上さん「私が出しているのは、ガイドブック
という言い方をしています。なので一般の方に
神楽というのはどういうことをしていて、
どういう価値があってというのが書いてあって、
なんとか守っていけたらという気持ちで書いているんですね。
この本には神楽が聞けるQRコードが付いているんですね?
三上さん「そうですね。音楽の豊かさを知ってもらいたくて、
作ったんですが、やはり言葉だけでは伝わらないですから、
180前後のQRコードを載せます。」
今夜の選曲:銀鏡神楽 / 別冊太陽「お神楽」神楽の音楽より
音楽家で神楽・伝承音楽研究家の三上敏視さんをお迎えしています。
音楽をやられていた三上さんが、
神楽にハマったきっかけはなんだったのでしょう?
三上さん「80年代にワールドミュージックが流行って、
いろんな民族がそれぞれの音楽を元に、
ポピュラー音楽の楽器を使ったり、
リズムを使ったりして大流行したんですね。
それに刺激を受けて自分も日本でそういう音楽を
作りたいと思ったんですが、拠り所とする音楽が
さっぱりわからなくて、20年近く頭の隅っこに
引っかかりながらいたら、ある日突然、神楽に出会ったんです。
これ、ルーツミュージックかな? と思って調べたら、
今まで自分で思っていた日本の音楽とは全く違って、
世界に通じるグルーヴを持っていたんです。
神社のサポートも受けつつ、全国の神楽を
貪って聞くという時期がありました。」
今夜の選曲:本川神楽 / 別冊太陽「お神楽」神楽の音楽より
音楽家で神楽・伝承音楽研究家の三上敏視さんをお迎えしています。
あらためて神楽について教えて頂きたいのですが、
全国に神楽はいくつぐらいあるのでしょう?
三上さん「正確な数字は誰もわからないんですが、
研究者の先生たちも一生懸命調べた中だと、
五千はあるんじゃないかと。
規模の小さいものから、あまり知られていないものも
含めて五千という数字ですね。」
そもそも神楽の起源というのは?
三上さん「私が見ている見方だと基本的なものは
多分縄文時代から細々と繋がっていると思うんですよね。
縄文文化のがまだ生きているとしたら、
お祭りの中でしかないのかなと思っています。
奈良時代からは宮中とかとかでやっていたらしんですが、
民間の里神楽とかは、平安末期から鎌倉ぐらいが
1番古いんじゃないかなと思います。
室町時代ぐらいからだんだんと増えてきて、
今の形に収まってきたのが
江戸の初期ぐらいだと考えられています。」
今夜の選曲:隠岐島前神楽 / 別冊太陽「お神楽」神楽の音楽より
音楽家で神楽・伝承音楽研究家の三上敏視さんをお迎えします。
1953年愛知県生まれ、
辺境の神楽を中心にフィールドワークを続け、
伝承音楽研究所を主宰され神楽の理解を
深めてもらう活動をされています。また音楽家として、
「細野晴臣の環太平洋モンゴロイドユニット」や
「東京シャイネス」に参加。
ご自身でも神楽の呪術的な太鼓の響きを
活かした独自の音楽を追求されていらっしゃいます。